90/176
青龍、叫ぶ
「ボクの負けです」
結局、搭子ちゃんの親満が全てであった。
潔く敗北を認めた手なり君、彼女に
「ぜ、是非、ボクとお付き合いを!」
そう言って右手を差し伸べてきたが
「ゴメンなさーい!」
これにはうなだれる彼氏
「ボ、ボクのどこが?」
「あのう……」
「ゴクッ」
「その一筒面ですう!」
肩を落とした彼を放って、八階へと向った三人。
到着するや否や、現れたのは綺麗な女性だ。
「待ってたわ!」
だがその声は――
「お、おかまかっ!」
「ボクの負けです」
結局、搭子ちゃんの親満が全てであった。
潔く敗北を認めた手なり君、彼女に
「ぜ、是非、ボクとお付き合いを!」
そう言って右手を差し伸べてきたが
「ゴメンなさーい!」
これにはうなだれる彼氏
「ボ、ボクのどこが?」
「あのう……」
「ゴクッ」
「その一筒面ですう!」
肩を落とした彼を放って、八階へと向った三人。
到着するや否や、現れたのは綺麗な女性だ。
「待ってたわ!」
だがその声は――
「お、おかまかっ!」
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。