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青龍、なめる
さらに二本場も
「ええい! 打、八万!」
「ロンでしたあ!」
三本場も
「どうだ! 打、三索!」
「も、もう申し訳なくって」
(や、やっぱり)
ここで確信した青龍
「ねね、〝強打の虎〟ってさ、単に牌を強く叩いてくることだよね? 違う?」
それに、相手が無言のまま放ってきたのは
「タ、タオルってか?」
驚く三人に
「散り際は潔く、だ」
「最後に、もう一つだけ」
「何だ?」
「ホントに五段?」
「ああ。拳法の、な」
今や〝張子の虎〟である。