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青龍、巻き返す
だが、そこは〝幻の雀鬼〟だ。
次局、早くも門清・タンピン・一盃口をツモったのである。子の倍満、一万六千点なのだが――驚くことに、彼は一度ツモった三枚目の五筒をそのまま場に捨て
「立直!」
何と横に曲げてきたのだ!
そして次巡
「よし、二筒ツモだ! 大車輪、役満!」
これには相手も驚き、その青い目を丸くしている。
「オウ! 一度上がった手を、役満狙いでフリテンリーチしてくるとは……ユー、相手にとって不足なしですネ!」
※大車輪:二筒から八筒までの対子を一つずつ用いた清一色二盃口(一盃口が二つ)のことで、ローカル役満の中でも有名なほう。




