69/176
青龍、焦る
南場に入るものの、もはや腑抜け男には期待できるはずもなく、早二局である。
親番の青龍だが、やはり大量失点による焦りで結局はノーテンだった。
「クソッ!」
次のラス前も、親の搭子が無理をせず流局となり――いよいよ迎えたオーラス。
その八巡目、搭子が捨てた九筒に
「ロン! よし、一矢報いたぞ!」
そう言いながら、したり顔の修が手を広げ
「平和、一通で三九!」
「き、貴様! どこまで邪魔を!」
青龍、もはや赤龍と化している。
南場に入るものの、もはや腑抜け男には期待できるはずもなく、早二局である。
親番の青龍だが、やはり大量失点による焦りで結局はノーテンだった。
「クソッ!」
次のラス前も、親の搭子が無理をせず流局となり――いよいよ迎えたオーラス。
その八巡目、搭子が捨てた九筒に
「ロン! よし、一矢報いたぞ!」
そう言いながら、したり顔の修が手を広げ
「平和、一通で三九!」
「き、貴様! どこまで邪魔を!」
青龍、もはや赤龍と化している。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。