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疾風の三姉妹

「青天井の政、我が師匠だ。どこにいる?」


「ただで聞くつもりかい?」


「何?」


 この時、順子が奥に向って

「刻子! 槓子!」


 すぐに現れた、これまた三十路の二人の女。

 その一人が

「何、お姉さん?」


「ああ。このお兄さんがお手合わせしたいんだってさ」


「え? アハハハ」


 さらに、もう一人も

「身のほど知らずだねえ」


 そして順子が

「順子、刻子、槓子、人呼んで……」

 ここで息を大きく吸い込み


「〝疾風の三姉妹〟とは、私らのことさ!」


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