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青龍、あしらう

「ここんとこ麻雀打った気がしないな」

「青龍はん。そのとおりやわ」


 とうとう十階までたどり着いたお三人さん

 搭子ちゃんを先頭に部屋の中へ入ろうとしたところ

「キャッ!」

 何と、扉が自動で開かれたのである。

 そして、その先には


「白装束?」


「よくぞここまで参られた」

 男はそう言いながら、手に持った白扇を揺らしている。


「〝卓上の軍師〟こと、五門斉なるぞ!」


「おお! つか、お約束で驚いてはみたが、忘れ去られた役じゃん!」


※五門斉〝うーめんさい〟:萬子・筒子・索子・風牌・三元牌の五種類全てを使った役。例えば、一万×三、三筒×三、六索×三、白×三、東が雀頭とか。誰も知らないローカル役の極地のくせに、その役の内容すら各地でバラバラである。


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