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とある何かの物語  作者: 鈴木りんご
10/10

答え


「お兄ちゃーーん!」


「おかえり。随分遅かったけど、ちゃんとアイスは買えた?」


 コンビニに一人でアイスを買いに行った少女を少年は出迎えた。


「うん。アイスは買えたよ。でも傘がなくなった!」


「えっ? でもお前濡れてないじゃん」


「うん。私の黒い傘がなくなってたから、違う黒い傘を持って帰ってきた」


「えー! 人の傘を盗んできたのかよ」


「違うよ。私のがなくなってたから、似てる傘を持ってきたの」


「だから人のを持ってきたんだろ?」


「え? ほら似てたから、間違えて私のを持ってっちゃったかもだから、だから私も似てたのを持ってきたの。おあいこだよ」


「そうとは限らないじゃん。お前の傘が誰かに盗まれて、お前も誰かの傘を盗んできたのかもしれないじゃん。お前が取られたからって、お前が取っていい理由にはならないよ」


「えー。私、逮捕されちゃう?」


「そうならないように、その傘持ってコンビニに謝りに行こう。アイスは冷蔵庫入れて、俺も一緒に謝ってやるから」


「うん。ごめんなさい」


 泣きそうな顔でうなだれる少女は、差し出された少年の手をギュッと力を込めて握った。


「ほら、行くぞ」


「うん……」




☆ ☆ ☆




 第四問の答えはお店の前の傘立てから盗まれた傘です。

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