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第12話 いつも通り
佐々木はまだ私を避けている。
私が悩んでいると、先生が席替えをすると言った。
私のクラスでは、席替えは月に一回、くじでやる。
くじを引いた。席の移動をする。
隣の席の男子は…佐々木だった!
「あの、よろしく。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
やった!佐々木と話せた。
佐々木が隣の席になってからは、また前のように話せるようになった。
「佐々木は、なんで私を避けてたの?」
ある日気になって、私は佐々木に聞いてみた。
「あの…委員長が僕のこと好きだって言ったから…
委員長は僕のことどう思っているのかなって思って。
僕は、下僕じゃなくて、委員長とは友達だって思ってるんですけど…なんだか聞くのが恥ずかしくて。」
私は、顔が熱くなった。そうだ、私みんなの前で佐々木のことが好きだって言っちゃったんだ。
私はモーレツに恥ずかしくなった。
「えっと…佐々木のこと好きって言っちゃったのは、みんなにムカついて、勢いで言っちゃって…
佐々木のことは、今は下僕じゃなくて、友達だと思ってるよ。」
私がこう言ったとき、佐々木は嬉しそうだった。
良かった。私と友達なの嬉しいんだ。
今は、佐々木と普通に話すことができている。




