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卑しい美しさ  作者: toru
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何がなんでも生きていたい

deepな世界、人から見ればなんてことない物理的な減少現象。

1から2へ、そして2から3へ暫くして1へ。

スゴロクでも赤ちゃんから杖ついた老人のなぞなぞでもない。

これが俺の歩いてきた人生なんだ。感傷的に後ろ振り返るなって言われてもそれがすべて。

それどころじゃない、これからの人生まだまだ辛いことがあってそれに打ち勝って生きてくんだって…

そしてそこに満ち溢れた終着点があるんだ。だれも目にしたことのない美しい空間が広がっていて目に入るものすべてが現実を超越したモノばかりで、そこは楽園のようで。


ひとり考え込んで、深くまで掘り進めたあなたのために、なにか報いいるものを用意していたくてこれまで考えもしなかったヒトの弱さがわかったようでどこかナルシストに居れる空間も嫌いじゃない。

なにがなんでも、どこかになんか残したい。痕跡を…満ち足りない空間に重くのしかかる静止した時間をかき混ぜるように頭の中をチカチカ光らせて苛々してたどり着いた部屋に温もりなんてあるわけないけど。それでもまた喰い生きるために無茶苦茶にまぶされる明日をどこか待ってる自分がいる、


なにしてる?なにしてる?

握りしめ守るすべも知らずにのほほんと自分のご褒美ばかり与えてきた。

どこかそんな事実をひた隠して正当化しようと自分まで騙かして、なにが大切なのかも自分を前にしてすべてが皆無で。

しっかり守った試しなんてどこにもない。人に流されて怯えて、出し抜いて自分だけホカホカのとこで見下ろしてた。

まだ大丈夫、まだ大丈夫…もう大丈夫だろって。


かじかむ手を握りしめて、ポッケに誘って、力一杯抱きしめてあげたい。

ほんとはどうしたらいいかわからないんだろ?俺だってわからんのに、こんな幼い子がわかるはずないだろ。

それでも元気に笑って時が止まってそしてまたゆっくりと動き出す。

そこにいろんな感情も想いもすべてを超えてだた普通の言葉しか出てこない。

安息の地はない。この先どこ行っても何してても白く変色した心が冷たく転がってる入れ物は這いつくばって足元しがみ付いて傷だらけになってただ報いを、そん時だけ訪れるつかの間の安楽が屍を唯一癒してくれる。


愛してる。こころからすべての人に幸せが舞い降りますように…

そこには身分もなにもなくて、ただ愛した人がそばにいて笑ってて

それ以上がないことに気づいてればっていつまでもいつまでも。

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