プロローグ
みなさんどうも、会沢です。今回は連載に挑戦しました。頑張って完結させたいと思います。前書き、後書きは1話と最終回にしか書きません。
小話ですが、今回広島の話ということで、広島弁に挑戦しました。僕は大阪の人なので、そこまで書きにくくは無かったですね。間違いがありましたらばんばん訂正してください。あと、あらすじは2話のネタバレです。ごめんなさい。
それでは僕の作品をお楽しみください。
1945年、8月15日午前8時15分。
広島県広島市に、原子爆弾が投下された。
その日の空は青く澄み渡っており、誰もこの街に爆弾が落とされるなど、思いもよらなかっただろう。
ましてや自分の愛する者が、あんなにも無残に死ぬことなど、知る由もなかった。
人々は、最新型の殺戮兵器に驚き、恐れ、そして時には怒りもあった。その理由は、ただ一つ、あまりにもその兵器が、理不尽で非情なものであったからである。
そして人々は、その日、多くの涙を流した。友の死に悲しむもの、家族の無事に喜ぶもの。後者が少ないのは明らかだ。
しかし人々は、この無残な歴史を忘れてはならなかった。
戦争で命を落とした者のために。
たいようのような爆弾で命を奪われた者のために。
続く…