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安直短編集

ガラスの世界

 車窓から、

 ふと、見えた。


 白、薄黄土、茶、灰、


 乱立する四角い群れが一瞬、全て偽物のように見えたのだ。


 それに伴い走っている車も、バイクも、人さえも、全て偽物のように見えてしまう。


 まるで、窓をスクリーンにして、ジオラマの中を覗いているような……





 ………………あれ?





 ならこの電車は何だろう・・・・


 私の乗っているこの電車は、一体どこを走っているのだろう。


 模型の中を走っているなら、この電車も箱の中。


 ならその電車に乗っている私は?


 私は何?


 おもちゃなのかな?

 





 空から降ってくる無情の手を想像しながら、不安に私は心を震わせるのだ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 読み手の想像を膨らませるような作品だと思ういます。 ふと我にかるという表現が僕はとても好きです。 [気になる点] 読めない漢字があります 僕の学習力不足なのかもしれませんがそれでしたらす…
2016/06/10 22:41 退会済み
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