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第8話 文明人の第一歩

ちょびっとだけ、グロイ場面があります。

 

 ナールング草の一件から数日、母は無事に回復しました。

 母は、姉に散々泣き付かれ、自身の体を自愛することを約束させられていました。

 あれ以来、ふらっと現れる妖精の牙の面々が、食料や衣類を差し入れてくれるようになりました。

 初めは、何かの肉や木の実を差し入れてくれていたのですが、ある時、ちょっとした事件が起きました。


 その日はフィリアが村に来てくれました。

「こんにちは、ニール」

 風が彼女の細くしなやかな髪を巻き上げると、金色の髪に太陽の光が反射してキラキラと耀きます。

 金の耀きというと野暮な下品なイメージを抱かせますが、彼女の髪は神々しいというかなんというか。

 優しくて綺麗だといつも思います。

 手を振りながら微笑んでいるフィリアは、相変わらず女性である姉が見惚れてしまうくらいの美しさです。

 僕は嬉しくなり、彼女とお話をしました。


 そんな時、不幸な事件が起こりました。


 いつもより風の強い日でした。

 風の悪戯か、はたまた神の悪戯か。

 ふいに巻き上げたつむじ風は彼女の髪を巻き上げ、彼女は必死に髪を押さえていました。

「もー嫌な風」そう言って膨れる彼女を見て笑っていると、次の瞬間、標的を変えた風は僕のシャツをめくり上げました。

 罰が当たったのでしょうか。

 生憎、僕は万年ノーパンライフです。

 シャツがめくれ上がった僕は、彼女に未成熟の下半身を見せつけることになりました。


 もう、お婿にいけません。


 目を白黒させ僕の下半身を凝視していた彼女は、黙り込むと何も言わずに去りました。

 せめて、何か言ってください。

 もしかして、僕の下半身は人に見せられない程おぞましいのでしょうか。

 あまり他人の物とは比べたことが無いので、はっきりとはわかりませんが、普通だと思うのですが。

 少しショックです。


 翌日、フィリアは再び村を訪れました。

 今から依頼に出るらしく、僕と姉にそれぞれ紙袋を渡すと、すぐに走り去ってしまいました。

 僕は嫌われていなかったことに安堵しつつ、紙袋を開けました。


 中からは、子供用のパンツが出てきました。

 前開きが無いことに違和感を覚えますが、これは綿でできた真っ白なブリーフです。


 僕は興奮のあまりその場でパンツを穿きました。

 隣に姉がいなかったら被ってしまった可能性すら捨てきれません。

 それくらい、僕は興奮してしまったのです。

 これまでのスースーする感覚から開放され、ぴっちり収まる安心感があった。

 この日、僕はノーパンライフを卒業し、文明人に一歩近づいた。


 他人にとっては何でもない瑣末なことかもしれないが、僕にとっては偉大な一歩だった。

 ノーパンツ、ノーライフ。


 姉も興奮していたが、流石に物陰に隠れて着用していた。

 この日、フィリアは僕と姉にとって尊敬に値する人間から崇拝の対象に格上げされたとかされないとか。



 僕が文明人としての一歩を踏み出した数週間後、妖精の牙は拠点を移すためにヴィーゼの町を去っていきました。

 どこかで、新しいダンジョンが発見されたらしいです。

「冒険者に別れは付きもの」と四人は軽く手を振り何でも無いかのように去っていきました。

 彼らに懐いていた僕と姉は涙をこらえることができませんでした。

 彼らには、多くのものを頂きました。

 冒険者の知恵、優しさ、そして、パンツ。

 彼らから受け取ったものをこれからの糧にして、僕は今日も修行に励みます。





 5歳


 5歳になりました。

 大分読書を嗜む事ができるようになって、いろいろ調べ物ができるようになりました。

 そして気がつきました。

 呪文を唱えなくても魔法って使えるんですね。

 よく考えてみたら、まともにしゃべることもできない頃から魔法を使えましたしね。



 調べた結果。

 魔法は呪文を詠唱することで発動するが、実際に必要なのは現象の理解とイメージ。

 そのため、現象の理解ができるものであれば無詠唱で魔法を発動できる。

 しかし、科学が発達していない世界では現象の理解をできるものは少ない。

 それを、過去からの経験の積み重ねでできたのが詠唱というスタイルだ。

 これらのことから、無詠唱魔法を使えるものは極めて少ない。


 これは魔導書に記された神の注意書きの一部でした。

 人前で無詠唱の魔法を使うことは控えた方がよいらしい。

 ちなみに、ニールは知識は豊富で現象の理解はできますが、イメージがからっきりなので、一度見た魔法or実際に使ってみた魔法の中でどんな現象か理解できた物にかぎり無詠唱で発動できます。

 つまり、理解さえできる現象であれば、魔導書に無いオリジナル魔法も編み出せます。

 ただし、呪文として編纂しない限り他人には教えることができない。




 それでは、まず、課題にしていた姿を隠す方法です。

 安直ですが、人間の視覚のメカニズムを考え、たどり着いたのは光の魔法でした。

 光を自分の体の中を透過させることができたら、姿を見えなくすることも可能だとおもいます。

 しかし、魔導書の光魔法の項目にはそんなものはありませんでしたが、応用したら何とかなりそうです。


 結果、無理でした。

 マナの影響か、透過させても歪んでしまい、何かがそこにいるのがわかってしまいます。

 それを踏まえて、完成させたのは、受信器と送信機を分ける方法でした。

 つまり背中から受けた光を同じ光を作って前から出す、というものだ。

 制御は難しかったですが、これは成功しました。

 実験で村人の隣を歩いてみても誰も気がつきませんでした。

 しかし、成功を確信しほくそ笑む僕を、あざ笑うかのようにスコールが襲いました。

 麻の服は簡単に水を通し、パンツまでぐしょぐしょになった。

 僕は髪を伝って顔に流れる雨粒が煩わしく、袖で拭おうとしました。

 そのとき、初めて気がつきました。

 僕の体、微妙に光ってます。

 どうやら、光魔法だけあって、少量ですが光を放っているようです。

 日の光の差すところでは完璧に姿を隠すことができますが、影の中や暗闇ではむしろ目立ってしまうようです。

 原因はわかりませんが、しいていうなれば、デジタルカメラで暗闇を撮影しても、暗闇を写したディスプレイは暗闇でも見えるということでしょうか。

 いえ、知りませんけどね。



 光魔法は失敗に終りましたが、諦めることはしません。

 発想の転換です。

 逆に闇魔法はどうでしょう。


 ………無理でした。

 案の定といいましょうか、暗闇では姿を隠せても、明るいところでは目立つだけでした。



 ここはもうあれしかありません。

 お願い神様。


 神の指南書を開き、検索。

 結果、いくつか魔法がピックアップされました。


 初めから検索したら良かったのに。

 そんなことは、思いません。

 そんな安直な考えが人をダメにするのです。

 自分で考えもせず、初めから他人に頼るなんて、もっての外です。

 人間は考え、試行錯誤するから人間なのです。

 そんなことを言う人がいたら、僕は声を大にして言ってやります。


 決して検索機能を忘れていた訳じゃありません。



 いくつか該当する魔法はあったのですが、僕が選んだのは幻覚魔法でした。

 魔法っていうのは本当にいろんなものがあるんですね。

 幻覚魔法の中には『偽装』という魔法がありました。

 本来は他人に変装したりして欺くものようですが、僕は空気に偽装することで人からは見えなくなることに成功しました。

 偽装である以上、そう見えるだけで僕の実体がそこに存在していることには変わりません。

 調子に乗って人にぶつかれば、何かがそこにあることはわかってしまいます。

 今回は他人から見えなくなることが目的だったので『偽装』を選びましたが、実際に空気になることができる『変身』というものもありました。

 空気になっている間に突風に飛ばされ、体がばらばらになったらどうなるのか、考えるだけでも恐ろしいので、挑戦はしませんでした。

 なんにしろ、準備は整いました。

 これで何に憚られることなく村から出られるってなもんです。




 ということで、森にきた。

 前回同様三十分ほどで、森の近くまで着いた。

 直線距離で三十分は変わりないが、前回のように動けなくなるほど足にダメージはなかった。

 幼い体の成長は著しいですね。

 順調に成長しているようです。

 しかし、この時点で化け物クラス。

 いったいどこまで成長するのだろう。


 森に来たはいいが、一体何をしよう。

 森に来ることだけを考えていた結果、ノープランだということに気がついた。

 今まで実力を隠して暮らしてきたが、ここでなら持て余し気味の力を出しても問題ないだろう。

 さて、どうしたもんか。

 しばらく考えてみる。

 自分は今何をやりたいのか、何をやらなければならないのか。

 そうして、ピンと来た。

 男が森に来てやらなければいけない事、それは……狩りだろ。


 早速、探知魔法に引っかかっている動物を目指して走った。

 木をよけ岩を跨ぎ、葉っぱを踏みしめるが、隠密スキルの影響か大きな音はしなかった。

 そして、大きな木の陰に野うさぎを発見した。

 目の前には、この数年、否、もしかしたら十数年待ちわびたシチュエーションがある。

 今この瞬間、奴は気がついていない、何を迷うことがあろうか。

 ハンター、ハンター、今この瞬間俺はハンターなんだ。


 やらいでか!!


 積年の思いは、余りにも大きく、積もりに積もった思いは制御という鎖を引き千切っていた。

 踏みしめた地面は陥没し、途中にあった木はなぎ倒す。

 野うさぎに気付かれる前に首根っこに手が届いた……ペギャッ。


 ……ペギャ?


 ニールの手の中にあった野うさぎの首は、骨が砕け、筋肉は千切れ、首の皮だけで繋がっている状態だった。


 あ、あれ?


 何かが、おかしい。

 そんな思いにも駆られたが、前世の知識がそれを許さなかった。

 しとめた獲物は血抜きをしなくちゃね。

 野うさぎの首筋を切り、血抜きをしなければ、そう思うのだが、ニールの持ち物の中には刃物は無かった。

 どれだけ探しても、無い物は無い。

 諦めて野うさぎの首筋に両手をあて、ポテトチップスの袋を開ける要領で力を入れた。


 …ベリベリベリ。


 すでに骨も筋も千切れている首は簡単に離れ、頭と体に別れた。

 右手に頭、左手に体を持つ手はぬるりとした液体で真っ赤に濡れていた。


「ちっがーーーーーう!!」


 違うんだ、こんなスプラッターな事がしたいんじゃないんだ。

 狩りをすると決めた以上、命を奪う覚悟はしていた。

 でも、こんな猟奇的な狩りがしたいんじゃない。

 しとめて、血抜きして、解体する。

 やることは同じなのに、なんでこんな気分になるんだ。

 ご飯の前の「いただきます」が、命の糧になる生き物への感謝から、快楽殺人者にしとめられた獲物に冥福を祈るものに変わってしまうよ。


 そうだ、罠だ。

 罠を仕掛けて、生け捕りにしたらいいんだ。

 テンパって刃物が無いことを忘れてしまっているニールは、工作魔法を使い木製の捕獲檻を作った。

 餌に今捕まえた野うさぎの頭を吊るし、獲物が食いつけば檻が閉まる仕組みだ。

 血の臭いに誘われたのだろう、知覚魔法でこちらに向かってくる固体を確認し、ニールは木の上に隠れた。

 もちろん消臭魔法と偽装魔法をかけた上でだ。

 だんだん近づいてくる、ドシドシ地面を踏みしめて歩くのが聞こえる。

 音はするが、起伏があるため向こうが見えない。

 身を潜めて獲物の方を窺うと、少しずつ獲物の頭が見えてきた。

 頭が見え、顔が見えると特徴的な豚っ鼻。

 大きな豚だな、なんて思っていると、違和感を覚えた。


 こっちのブタってヘルメット被ってるの?


 金属製の帽子を被った豚は前進を続け、しっだいに肩が見え、鎧を着けた体が見え、手には錆びているのかボロイ剣を持っていた。

 二足歩行する豚は、ニール作の檻をいとも簡単に粉砕し、野うさぎの頭を一口で平らげた。

 豚は周囲を確認するがニールには気が付かなかったようで、檻があったことを不思議に思うそぶりも見せず歩き去った。


 豚って二足歩行するのかー。

 でも、頭弱そうだなー。

 簡単にやれそうな気もするけど、二足歩行する生き物をしとめるのは何だか抵抗があるなー。

 改めて前世の常識は通用しないことを思い知らされたニールだった。




 木の上で休憩しつつ調べてみると、あの豚はどうやらオークという魔物らしい。

 頭が悪く動きも遅いが、力が強く群れて行動するのが特徴らしい。

 高価な素材は取れないが、強さはそれほどでもなく、肉がそこそこうまいため、駆け出しの冒険者には人気があるらしい。

 あんなのがうろちょろしていると思うと、今の無防備な状況を打開しなければいけないと思いたった。

 まずは武器が要る。

 幸い、鍛冶魔法も工作魔法も使える。

 そうなると、まずは鉄を探すべきだろう。

 ニールの視線の先には一部だけ三日月形に赤褐色の地肌が見える山があった。

 休憩を終え、ニールは太い木の枝から飛び降りた。




 山までの道程は知覚魔法で魔物を回避して進んだため、少し時間がかかった。

 見かけるのはほぼオークだったが、如何せん数が多かった。

 もしかしたら、この近くに巣でもあるのかもしれない。


 たどり着いたのは、剥き出しの山肌だった。

 地すべりでも起こしたのか、そこまで勾配のきつくない山なのに10mくらいの段差があった。

 山の断層は赤褐色で、緑の山に赤い三日月模様が何ともいえないコントラストだ。

 昔読んだ本の中に、赤褐色や黄色の土には多く鉄が含まれていることがあると書いてあった。

 鉄が手に入ったら、まずはナイフを作ろう。

 ナイフがあれば、しとめた獲物の解体ができるし、皮もなめしたりしたい。

 料理とかもしたいけど、それなら包丁がいいか。

 我が家に在るのは石包丁だし。

 料理するんなら、鍋も欲しいし、フライパンもいるよね。

 それに武器も欲しい。

 剣道をやっていたし、やっぱり日本人は刀かな。

 身長が低いから脇差とかかな。

 でも、下手な人が使うと折れたり曲がるだけって言うし、無難に剣のほうが良いのかな。


 思いを馳せると限がない、とりあえず現実を見よう。

 まずは、鉄が取れるかどうかだ。

 木の棒で山肌を削り、手のひらに載せた土くれに『解析』をかける。

 結果は、鉄成分も含みはするが大した含有量ではない、というか少なかった。

 錬金魔法で鉄の抽出はできそうだが、かなりの土を掘り出さなければいけなさそうだ。

 しかし、それよりも気になることがあった。

 この土、塩分の含有量が多い。


 もしかするかもしれないな。


 プラテリア王国は内陸の国である。

 海が無く、国土の多くを草原が占めるため、塩はとても貴重だった。

 ニール達が日々不味い食事を取っていたのは、貧しいということもあるが、十分な塩が手に入らず、まともな味付けができない為であった。

 前世であれば、平地でも岩塩を地下数百メートルで採掘することも可能であったが、もちろん今生にそんなものは無い。

 基本的には岩塩も山から取れるものであり、鉱石を求めて掘ったら岩塩が出てくることがある、というのが普通だった。

 つまり、偶然だ。


 一人で鉱山を発掘するなんて、普通は不可能だが、ニールには神から与えられた魔法の知識と強大な魔力がある。

 工作魔法の中には『掘削』や『削岩』という魔法があった。

 ニールは有り余る魔力を掘削魔法に変換して掘り進んだ。

 柔らかい土ばかりではなく、岩石や砂も出ることがあったが、硬いところは『削岩』で、砂や脆いところは『圧縮』で対応した。

 50mほど進むと日の光が届かなくなった。

 光魔法の『トーチ』を併用し、明るくなったトンネルをさらに突き進む。

 特にガスが出ることはなかったが、酸素不足を警戒し、風魔法で空気を循環させる。

 なかなか、目的のものに出会えず、何回も進む方向を変えてみた。

 これでダメだったら諦めよう。

 そう決めてから200mほど掘り進んだところで、ついにぽっかりと空いた空洞にぶち当たった。

『トーチ』の光が反射しキラキラと光る角ばった鉱石。

 空洞内をいたる所から、はえるように突き出した鉱石は紛れもなく岩塩だった。

 見渡す限りの岩塩。

 ニールは見事に岩塩の鉱床を掘り当てたのだ。

 広さはよくわからないが『トーチ』の届く範囲には反対の壁が見えないので、おそらく50m以上はあるだろう。

『ライト』を使えば、もっと遠くまで見えただろうが、何かが蠢いているのが見えたのでやめた。

 君子危うきに近寄らず。

 折角岩塩を掘り当てたのに、ここで死んでしまうことがあっては拙い。

 ニールは奥にいる何かを刺激しないよう注意して、手当たり次第に岩塩をアイテムボックスに収納した。

 これで、薄い水のようなスープに怯えることもなくなる。

 塩の効いたステーキ、ベーコン、いやいや、多目の塩で茹でた枝豆だけでもいい。

 どれだけ塩に餓えていたのだろう。無心に作業し、気がついたときには10t以上の岩塩が収納されていた。

 やりすぎた感にひとりでに苦笑いしたが、折角手に入れたものを捨てる気にはなれない。

 結局、大量にしまいこんだ岩塩をしまったまま洞窟の外に引き返した。

 外に出ると、何者の住処だったのかわからないが、勝手に作った玄関はきっちり塞いでおいた。


 洞窟の入り口を塞ぐために使った土は、洞窟を掘った際に出た土で、全てアイテムボックスに収納してあった。

 その場に全て吐き出すと、小さな山が出来上がった。


 次は鉄か。

 アイテムボックスから吐き出した大量の土から鉄を抽出し終えた時には、すでに太陽の位置は頂点を越え傾き始めていた。

 結局あの大量な土砂の中から鉄は800kgほどしか手に入らなかったが、まあ十分だろう。

 特に目ぼしいものも無かったが、何かに使えるだろうと、100kgほど土砂を収納した。

 帰りがてら、数種類の木を工作魔法の『伐採』で切り倒し、アイテムボックスに収納した。

 今度来る時は、薬草や木の実などの植物も採取しよう。


 初めての散策で、ある程度の成果をあげたニールは、充足感に包まれながら村に戻るべく爆走した。

 途中、また野うさぎがいるのを見つけたが、浮かれたニールは本日2匹目を血祭りにあげることになった。


 ちなみに、工作魔法の中に『解体』というものがあったのは知っていましたが、建物や道具を壊すための魔法だと思っていました。

 違うんですね。

 否、違わなくはないのですが、動物や魔物にも使えるんですね。

 生きている時には使えませんが、命をひきとった後なら、革、肉、骨、素材、魔石、に勝手に分けられるんです。

 さすがに、素材については自分が知らないと自動で『解体』できませんが、『神の指南書』で確認しながらやったら完璧じゃないですか。

 ただし、知られていないor失われたレシピにしか使われない物もあるので、人前では使えません。


 使いません。

 だって、できる限り自分でやりたいじゃないですか。



漠然としたものの中から何か目標を見つけると、途端にその道程の険しさに萎縮し一歩前に踏み出すことが難しくなりますね。

踏み出してみると意外と何とかなったりするんですが。


今回も拙い文章ですが、読んでいただきありがとうございます。

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