表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/10

第一話:プロローグ

遅筆ながら連載を開始します。

完結するまで頑張ります。

誤字脱字があるかもしれませんが、寛容にお願いしますm(__)m

必要悪とは何か。

広義としてはいろいろあるが、いわゆる誰もが良くない事だと理解していることで、国やら組織なんかにとって、やむを得ず必要とされることだ。


ダルタンク大陸においても例外なく存在しており、失っては世界の危機だと言わしめる必要悪が存在する。


それは魔王の事である。


彼の身体から漏れ出る瘴気が魔獣を生み出す。

人間に襲いかかる凶悪な生き物であるが、生きていく為の資源として大いに役立っている。


食料、医療、武器、生活用品……。


数え上げればきりがない程に人間社会を支えている。

悲しいことに人間とは欲望に底がない強欲な生き物だ。


莫大な富を生み出す存在を欲しくない国は皆無な事は仕方無いことかも知れなかった。

我先に魔王を捕らえようとする国が後を経たない流れは止まらなかった。

だが全ては失敗に終わる。


魔王が圧倒的なほどに強いからだ。


時には世界中の国が団結して挑んだが返り討ちにあった。それくらい魔王は強い。

なぜなら神が世界の発展のために用意した存在だから。人間ごときがどうこうできるものではない。


そんな魔獣だが、一つ問題があった。


魔王の瘴気が強いほど強力な魔獣を生み出す。

なので必然と魔王城周辺に生息している魔獣が強くなってしまい、人間社会に近いところに生息するのは弱い。最弱なものだと、子供でも頑張れなんとか倒せてしまう。


そこで神の代行者としてこの世界を監視している女神モモノーラの提案により、ダンジョンシステムが誕生したのだ。


女神が作り出した魔瘴石(マショウセキ)に瘴気を取り込んで最下層に設置することでダンジョンが出来上がった。


とはいえ、国ごとに存在するダンジョンには階級が存在する。


これまでの魔王に対する愚行が少ない国ほど優遇され瘴気が強い魔瘴石を提供された。

低階層で強い瘴気は危険なため、魔王自らが瘴気に見合うだけの階層を用意した。


ファイブスター:S~Bクラスの魔獣が出没する最難関ダンジョン

フォースター:A~Cクラスの魔獣が出没するダンジョン

サードスター:B~Dクラスの魔獣が出没するダンジョン

ツースター:C~Eクラスの魔獣が出没するダンジョン

ワンスター:D~Fクラスの魔獣が出没するダンジョン

ノースター:F~Gクラスの魔獣が出没する初心者向けダンジョン


世界に存在する魔獣は上位からSS(ダブルエス)、S、A、B、C、D、E、F、Gとなっている。

人類がなんとか太刀打ちできるのはSクラスまでと言われている。

SSクラスは自然災害と同義であり、魔王と彼の側近くらいしか対処できない。


そこから世界は魔王と協力関係を保ちつつ、世界が徐々に発展していったのだった。


これはそんな世界に転生した異世界人の冒険物語である。


次の話も連投して投稿しているので、よろしかったら読んでみてください。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ