ぬるゆぽ!
ここで出てくる人物、事務所などは架空です。
「はと~」
「あっ、間違えた(;'∀')」
緑色の髪の毛のおっとりしたVtuberの少女が画面の中で言う。
「今日も可愛い」
「チャンネル登録☆」
「何の話かな~?」
「あのゲームやって~」
「神」
「名前呼んでくれたら赤スパ投げます」
「かわいすぎる♡」
コメント欄は一瞬でカラフルになる。
その時、誰かがこんなコメントをした。
「50000¥はとを毎日恒例の挨拶にしたら?w可愛いし」
すると、女の子がそのコメントに答えた。
「ゆぽは~、それ良いと思うけどぉ~、みんなどう思うぅ~?」
「賛成!」
「いいと思う」
「ゆぽちゃんが良ければ」
「間違いから生まれた名言」
「おk」
コメント欄も、賛成の声が上がる。
「じゃぁ~、そうするねぇ~」
「今日は何の配信かっていうとぉ~」
この女の子、通称ゆぽちゃんは、ゆっくりと話を進める。
「ゲーム!」
「歌ってみた」
「コメント読み」
「収益確認☆」
そして、またスパチャが投げられる。
「500¥ゆぽちゃんの好きなことすれば?」
このスパチャを送った者は、さっきの赤スパを投げた人と同じ人だった。
「ありがとぉ~。いっつもスパチャくれるけど、ねんどさんっていうんだねぇ~^^」
「ゆぽわぁ~、ゲームしたいからゲーム配信にするねぇ~」
そして、ゆぽちゃんはゲームをする準備をする。
その間に、コメント欄がまさかの事になってしまったのだ。
「ねんどさんウッザ」
「ゆぽちゃんを操ってる」
「金ありすg」
「おかしいって」
「操ってる説草」
「ゆぽちゃんは可愛いのに」
「ねんどが嫌いになったw」
「ねんどさんおかしい(; ・`д・´)」
「炎上か?」
「それはない」
こんな感じで荒れてる間にゆぽちゃんがゲームを始めようとする。
それと同時にコメント欄も静まり返った。
通称ねんどさん、シュウマは焦る。
「ネットって怖ぇな」
スパチャをしないでさっとゆぽちゃんのチャンネルにコメントする。
シュウマは、バレないと思った。
予想道りだった。
すぐにコメントは埋もれてしまったのだ。
更に、シュウマはゆぽちゃんがやっているゲームをすぐに起動する。
「今からオンラインで服募集をするよぉ~」
「ルーレットで決めるねぇ~」
「出た人の服を着るよぉ~」
シュウマは、急いで服をゲームの中で作る。
「コメントでID募集中だよぉ~」
「yupodaisuki12」
「kawaiiikorukami33」
「2000nendaisuki」
こうしてIDがどんどんコメントに出る中、ねんどもコメントする。
「5000¥yupohasekaiiti111」
「うわ」
「ねんど発見」
「草」
「またスパ」
「はよ埋もれろ」
しかし、ゆぽちゃんはそんなアンチコメントをスルーして、ねんどのコメントを確認する。
「おぉ!!じゃあル-レットで当たる確率を増やしちゃおっかなぁ~^^」
「ww」
「スパ付きID誰か載せろ」
「1万円くらい?」
「それで池(行け)」
「10000¥upotudesuyupodaisuki1234」
「ねんどさんじゃないぃ!こっちも増やそうっ☆」
「それじゃあ行くよ~!」
ゆぽちゃんは目を輝かせながら明るく言う。」
「ルーレット、スタート☆」
「行けっ!」
「俺の1万!!」
「自分の当たって~」
「え~っと、yupohasekaiitikawaii111さん!」
「誰だ?」
「ねんどだ」
「1万返せ」
「憎しみww」
またもやコメント欄が荒れる。
しかし、ゆぽちゃんはこの荒れコメントに気づいたのだ。
「何言ってんのぉ?変な奴はブロックしますがぁ」
ゆぽちゃんはいつもと違って睨みながら言った。
「よしっ♡じゃあ着るよぉ♡」
「わぁ!可愛い!」
Vtuberであるゆぽちゃんは、新衣装にしようかと思ってる顔になる。
「これ、新衣装だぁ☆決定ぃ~」
その衣装とは、抹茶ドーナツが沢山詰まってるリボン付きワンピースの服だった。
「5000¥ありがとう!!!」
「またねんどスパ」
「金の無駄」
「草www」
「久々にこんな笑ったんだがwww」
「衣装の事褒めないのぉ~?」
ゆぽちゃんはまた睨みながら言う。
「すみません」
「そうだよ!ゆぽちゃん、めっちゃ可愛い♡」
「今までで一番可愛い」
「ありがとぉ」
「今日はこのくらいにするねぇ」
「ばいばぁい」
こうして、ゆぽちゃんの配信が終わる。
その直後、シュウマにゆぽちゃんからDMが来る。
「ねんどさん、私おじさんじゃないから明日オフ会しない?」
は?
「はぁぁぁぁぁぁぁ!?」
シュウマは思わず部屋の中で叫ぶ。
シュウマも、一応最近社会人になった若い人だ。
そして、シュウマはこう返信した。
「最近社会人になった引きこもりの僕でよければ・・・」
と、送った。
その後、すぐにゆぽちゃんから返事が来た。
「良いよ(^_-)-☆じゃあ、東京の海岸でね」
こうして、ゆぽちゃんとシュウマのオフ会が決まった。
ー次の日ー
「ねんどさん・・・!」
「ゆぽちゃn」
「あ・・!」
「ゆぽちゃんじゃなくてぬるって呼んで♡」
ぬるはそうやって言った。
「あ、じゃあ僕はシュウマって言って」
「シュウマ・・・・?」
ぬるは、ゾッとした顔になる。
「終今」
「オワコン・・」
ぬるは、突然そう言って岸辺で突然倒れた。
「オワ・・コン・・・」
「大丈夫?ぬる」
シュウマはぬるを心配する。
「大丈夫・・・」
そう言ってぬるは立ち上がった。
「シュウマ・・・キミは天才だね」
「え?」
「そうかな」
シュウマは少し照れる。
「何で天才なの?」
「秘密(^_-)えへっ」
ぬるはウインクをして答えた。
「そうだ!!私が無所属なのは知ってるよね」
「うん。知ってるよ」
「これで、私とシュウマで事務所立ち上げない?」
ぬるがノリっぽく言った。
「名案だね」
「よーし!そうとかかれば事務所立ち上げproject開始だぞー!!!」
「おーっ^^」
こうして、事務所「ぬるゆぽ!」が立ち上げられたのだ。
どうもぉ!!
今回初めてこういう系の書いたんですがどうでしょうか?
最後までありがとうございました!