○プロローグ
塊の探求の無い生活は、
人間にとって生きがいの無いものである
ー ソクラテス ー
「よし、今日はここまでにしよう...」
この如何にも死にそうな顔の男の名は、中村秀一
売れない小説家である。
はぁー、そろそろ小説を書くのをやめるのも視野に
入れないとな。
そんなことを思いながら、毎日のようにいくコンビニ
へ向かっていた。
「おにーさん!」
突然後ろから元気な声が聞こえた。
振り返ると、そこには誰もいなかった。
「到頭幻聴まで聞こえてくるなんて、本当にやばいな」
「幻聴じゃ無いよ!」
すると突然目の前に女の子が現れた。
「君は?」
突然現れた女の子にびっくりしつつも、俺は女の子から
目を離すことができなかった。
銀色のアホ毛一つない綺麗な髪、アニメやゲームにでてく
るような可愛らしい顔、何となくいい香りがする気がする。
「おにーさん大丈夫?」
「ずいぶん疲れてそうだけど」
「うん、少し疲れてるかも」
「少し仕事がうまく行ってなくてね」
仕事とかカッコよく言ってるけど、実家暮らしで引きこ
もって本書いてるとか絶対言えない。
「おっと、まだおにーさんの質問に答えてなかった
私の名前は天霧 優よろしくね秀一くん!」
「何で俺の名前を知ってるんだ?」
「それは、秀一くんを探してたからだよ!」
俺を探してた?
一体何で...
「秀一くん、きみ人生やめてみない」
どうだったでしょうか
この作品が僕にとっての初めての作品です
応援や、評価、アドバイス等あれば是非コメントください今後のモチベーションになります。
多くの皆様に楽しんでいただける作品にできるように
頑張ります。