プレイスタート
巨乳ロリ少女って萌えますよね。
大好きです。
「ん…」
朝6時。いつもの時間に目が覚めた。
相変わらず冷たい白の天井。殺風景な部屋。
そして隣で寝てる少女。ーーーー!?
「はああああああああああぁぁぁぁぁ!?」
「にゃ…」
ムクリとその少女が身体を起こす。
「おはようございます。私の名前は百如嶺神璃翳。楽園ゲームの異世界案内人でございます。これより、プレイヤーナンバー00048、
犀樹皇雅様に楽園ゲームの趣旨及びルールをご説明致します」
「え…?」
とりあえずベッドの上から移動して、カーペットに正座して話を聞く。だがさっきから気になっていることがある。なんだろう、この少女、凄く可愛い。世の全ての男性が一発で好きになりそうな感じの可愛さ。守ってあげたくなるような可愛さ。そして巨乳。ロリ顔。何故か獣耳とシッポが生えている。
…うん、何度見ても可愛い。
「あの、聞きたいことはたくさんあるんですけど、なんで僕がそのゲームのプレイヤーに選ばれたのか教えてもらえますか?」
「はい。もともとこのゲームは、神崎株式会社社長、神崎理生が考案した、RPGスタイルのコンピュータゲームだったのですが、生身の人間のプレイゲームを見たいと首相が発言した為、急遽予定を変更し、このような運びとなったのです。首相監視のもと、国民全部のプロフィールをチェックし、10000人を選びました」
「プライバシーの侵害では?」
「そこはスルーして頂ければ幸いです」
「…」
(何も聞かなかったことにしよう…)
「ちなみに、神崎社長は首相の高校の時の先輩で、番長だったそうなので。プレイヤー様に拒否権はございません」
「なっ!?」
「逆らった途端、神崎社長にボコボコにされてしまいます」
「っぶな」
「それでは、ルールを説明いたします。
このゲームのプレイヤー様には、1年間、指定の場所でゲームをプレイして頂きます。
その間、「鬼」として周りの人間に正体を暴かれたらゲームオーバー。運営側で、存在を消させて頂きます」
「それはつまり、ゲームオーバーになったら死ぬということですか?」
「はい。勿論、物理的にです。プレイヤー様全員に特別製のリストバンドをお渡し致しますので、運営側からの追加ルールやゲームオーバーになった人間などの情報はそれでお確かめ下さい」
「でも、そうやってゲームを進める上で、運営側にメリットはあるんですか?」
「いいえ。直接のメリットはありません。しかし、世間では『おもしろいゲーム』を作り上げた神崎社長を褒め称えるでしょう。
あくまでも、人が死んだとは知らずに。」
「そんな…それを首相は許可したんですか?下手したら、プレイヤー全員が死ぬかもしれないのに?」
「はい。神崎社長も首相も、頭が少々イかれてまして。…内緒ですよ、こんなこと、私が言えることではありませんから」
「僕は…生き残れるでしょうか?」
「私には分かりません。生き残れるかどうかは、運と自分の力に懸かっていますから。」
「そうですか…ところで、僕のプレイ場所はどこなんでしょう?」
「プレイヤーナンバー00048、犀樹皇雅様のステージは、政府直轄政治認定を受けている、小規模都市羽矢区の私立大田学園でございます。犀樹皇雅様には、そこで2年の転校生として、1年を過ごして頂きます。」
「私立大田学園って、偏差値70以上の超有名エリート進学校じゃないですか!僕公立の高校ですよ?」
「それは大丈夫です。プレイスタートと同時に、大量の知識をインプットしますから。」
「なら良かったです、僕の学校、ド底辺の成績で。しかも僕、ぼっちですから。」
「…そうでしたか…こちらの調査不足でした、なんかすみません…」
「いえ…」
が…ガガガ…
「!?」
『こちら楽園ゲーム運営本部。全国の異世界案内人に通達。これより、楽園ゲームを開始します。プレイヤーの皆さんは、準備をしてください』
百如嶺さんが身につけていた時計から、女性の声が流れる。
「それでは犀樹様、心の準備はよろしいですか?」
「はい、頑張ります」
「ふふ、ご健闘をお祈りいたします」
『2030年、7時00分。楽園ゲーム、プレイスタート』