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ドリームトラベラー  作者: 緋乃神朔夜
1/1

私の秘密

思いつきで書いて見ました、オチまで行けるかわかりません(´д`|||)

 私には秘密がある、秘密というか夢を見るとその夢の中に入り込んでしまうのだ。何故なのかわからないが、別に困る事でもないと思う。正確にはあるのだけど、相談してもどうにもならないことだと割り切ってしまった。だって夢の中の体験なんて相談の仕様もないじゃない?



 「はー、面白かった~。このシリーズ、挿絵もきれいで読んでて楽しいよね!」

本を閉じて時計を確認してみれば深夜一時だった。ヤバい明日(もう今日だけど)朝練あるじゃないか!慌てた私は電気を消し、布団をかぶって目を閉じた―――。



 「なんでやねんっ!」

翌日、何故か関西弁で突っ込みながら目を覚ました。私、白藤若葉しらふじわかば。十六歳・高校一年生よろしく!…って自己紹介している場合じゃなかった。

「またトリップしちゃったよ…それにしても今回の夢はギャクっぽかったなぁ。」

パジャマを脱いで制服に着替えながら夢の内容を思い返してみる。確か車を運転していたのだ、免許は夢だというこどで突っ込まないがその後が変だった。

「何?足軽サービスエリアって…、足柄でしょ?しかも本当に足軽がサービスしてくるし…、私は武将か、殿様か、姫様かっ!?」

ああ!気付けばもう家を出ないとヤバい。弓道部の部長は普段は優しいけど怒るとチョー怖い。私は慌てて髪を梳かして家を出た。



制服から道着に着替え準備運動をしていたら部長が近付いてきた。なんか嫌な予感がする…

「若ちゃん、お願いがあるんだけど聞いてくれる~?」

やっぱりか!?


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