私の秘密
思いつきで書いて見ました、オチまで行けるかわかりません(´д`|||)
私には秘密がある、秘密というか夢を見るとその夢の中に入り込んでしまうのだ。何故なのかわからないが、別に困る事でもないと思う。正確にはあるのだけど、相談してもどうにもならないことだと割り切ってしまった。だって夢の中の体験なんて相談の仕様もないじゃない?
「はー、面白かった~。このシリーズ、挿絵もきれいで読んでて楽しいよね!」
本を閉じて時計を確認してみれば深夜一時だった。ヤバい明日(もう今日だけど)朝練あるじゃないか!慌てた私は電気を消し、布団をかぶって目を閉じた―――。
「なんでやねんっ!」
翌日、何故か関西弁で突っ込みながら目を覚ました。私、白藤若葉。十六歳・高校一年生よろしく!…って自己紹介している場合じゃなかった。
「またトリップしちゃったよ…それにしても今回の夢はギャクっぽかったなぁ。」
パジャマを脱いで制服に着替えながら夢の内容を思い返してみる。確か車を運転していたのだ、免許は夢だというこどで突っ込まないがその後が変だった。
「何?足軽サービスエリアって…、足柄でしょ?しかも本当に足軽がサービスしてくるし…、私は武将か、殿様か、姫様かっ!?」
ああ!気付けばもう家を出ないとヤバい。弓道部の部長は普段は優しいけど怒るとチョー怖い。私は慌てて髪を梳かして家を出た。
制服から道着に着替え準備運動をしていたら部長が近付いてきた。なんか嫌な予感がする…
「若ちゃん、お願いがあるんだけど聞いてくれる~?」
やっぱりか!?