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【Bar風花】キャラクターアーカイブ①:櫻庭美和[書き下ろしSS付き]

【前書き】

いつも『Bar 風花 -kazahana-』をお読みいただき誠にありがとうございます。

祝・200話突破を記念いたしまして本作の絶対的ヒロインである【櫻庭(さくらば) 美和(みわ)】の決定版キャラクターアーカイブをお届けします。

本編で語り尽くせなかった愛車や武術やバーツール等の詳細設定に加え記事の最後には書き下ろしショートSS『開店直前の静寂と二人だけの温度』も収録しております。

ぜひ最後までお楽しみください。

第1章:櫻庭美和の基本属性とプロフィール

 

「お父様、お母様、はじめまして。天ちゃんの妻の美和です。いつも天ちゃんを優しく見守ってくださって、ありがとうございます( ´∀` )✨」

「ふふっ……いらっしゃい、天ちゃん。今夜も、この特別な席でお待ちしておりましたわ」

「天ちゃん……お願い、今夜はあんまりからかわないで……っ( ´艸` )✨」

 

 『Bar 風花 -kazahana-』を一人で切り盛りする美しきオーナーバーテンダー。

 その正体は日本神話の最高峰たる木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)の現身だ。

 皇グループ会長直系の孫という超雲の上の存在でもある。

 カウンター越しでは凛とした格調高きプロの顔で人々を魅了する。

 だが暖簾をくぐれば最愛の夫である天ちゃんに甘え倒す最高のギャップを見せる。

 さらに日本最古の兵法である天真正伝香取神道流の歴史上最高の使い手でもある。

 極限まで無駄を削ぎ落とした体捌きと心眼は客の魂を癒やす至高のカクテルを生み出す所作へ昇華されている。

 

 【フルネーム】櫻庭美和(さくらばみわ)。

 【正体・血統】木花咲耶姫の現身であり皇グループ会長直系の孫。

 【年齢】25〜27歳前後で物理的表記は固定し物語の進行とともに深い成熟を描く。

 【職業・役割】『Bar 風花 -kazahana-』オーナーバーテンダー。

 【資格・実績】日本バーテンダー協会会員でありソムリエ資格と競技大会受賞歴を持つ。

 【武術】天真正伝香取神道流の歴史上最高の使い手。

 【特技・体質】自家製オリーブ漬けと丸氷の削り出しに優れ照れると赤面する。

 【愛機】Ferrari Dino 246GTやNinja H2 Carbonを所有する。

 【主な呼称】夫を「天ちゃん」と呼び会長を「お祖母様」と呼ぶ。



 

第2章:ビジュアルデザインと神威の愛機

 

 夜の静寂に咲く桜のような儚さと触れがたい気品が同居する至高のビジュアル。

 身長165cmの美しく伸びた背筋と優雅な佇まいを持つ。

 艶やかなダークブラウンのロングヘアは仕事時にはハイポニーテールへまとめ繊細な銀細工の桜バレッタで留められる。

 幻想的な異色瞳(オッドアイ)は右目が深いワインレッドで左目が淡いアンバーだ。

 感情が高まると眩いほどの光を放ち見つめられるだけで言葉を失う魅力を誇る。

 衣装は通常営業の純白バーコートと勝負処の黒曜燕尾という二つの世界観を使い分ける。

 愛機コレクションもまた彼女の美学と情熱を体現している。

 四輪のFerrari Dino 246GTは一億円相当の価値を誇るクラシックの到達点だ。

 ボディカラーのRosso Kazahanaは夜の街灯下で右目のように深く静かなワインレッドに変化する。

 二輪のKawasaki Ninja H2 Carbonは過給圧250PSオーバーを誇る。

 チタンエキゾーストが美しく青紫色に焼き付き高回転域で女神の悲鳴のごときサウンドを響かせる。

 ヘルメットを脱いだ刹那に解けた髪からふわりと桜の香水が漂う。



 

第3章:多層的なギャップと武の真髄

 

 表の顔はBar風花のオーナーバーテンダーとして凛としたプロの丁寧語で接する。

 だが二人きりの櫻庭家では丁寧語が完全に抜け甘く愛らしいタメ口へと変化する。

 天ちゃんの膝の上に頭を乗せて甘えたり不意の言葉に真っ赤になって照れ込む素顔が愛おしい。

 昼間や常連客に対しては少しだけ小悪魔的な余裕を見せて相手を翻弄する。

 しかし夜に夫と二人きりになると一転して深い愛情の前に真っ赤になって甘え込む。

 この多層的な表情の落差こそが美和の真骨頂である。

 彼女の立ち振る舞いを支える核には天真正伝香取神道流の武術が存在する。

 相手の心を完全に見通す心眼により脳が肉体へ命令を下す前に相手の動く先へ刃を置く。

 戦わずして平らかにする活人剣の理はそのまま優しく客を包み込む所作へと昇華されている。

 無駄のない美しい動作やバースプーンの旋回はすべて武の体捌きに基づいている。

 客の疲弊を寸分の狂いもなく見抜いて差し出す一杯は魂を癒やす奇跡の液体となる。



 

第4章:魂のペアリングと人間関係

 

 美和の左耳には大粒ピジョンブラッド・ルビーと小粒ダイヤモンドが輝く。

 対する天の左耳には大粒ダイヤモンドと小粒ピジョンブラッド・ルビーが添えられている。

 お互いの核となる宝石を交換して添え合うこのピアスは魂の永久不可侵契約だ。

 愛用するBIRDY.のカクテルシェーカーやバースプーンは特注の研磨が施されている。

 神道流の体幹主導ステアと融合することで氷とグラスが触れ合う音は鈴の音のように響く。

 ダマスカス鋼のペティナイフは果汁の細胞を潰さず一閃で裁断する。

 夫である櫻庭天は魂の片割れであり生涯かけて守り抜くと誓い合ったパートナーだ。

 義姉の千草へは小悪魔なノロケ攻撃を放ちピュアな彼女を照れ死させるのがお約束となっている。

 風花署の沙耶刑事や栞弁護士など常連の働く女性たちにとっても頼れる良き理解者だ。



 

第5章:開店直前の静寂と二人だけの温度

 

 開店を三十分後に控えた『Bar 風花』の店内は時間が止まったかのように澄みきっていた。

 程よく空調の効いた空気の中で鉄刀木の一枚板カウンターが深く赤褐色の艶を放っている。

 純白のバーコートに身を包んだ美和はアイスピックを手に透明な立方体の氷と向き合っていた。

 カツン、カツン。

 ミクロ単位で刃先を打ち込める香取神道流の集中力。

 無駄な力を一切排した手首の動きで氷の角が滑らかに削ぎ落とされていく。

 光を透過する美しい丸氷が完成した。

 「……ふぅ」

 削り終えた丸氷をロックグラスへ収めた時、控室から足音が聞こえた。

 ツナギの袖を捲り整備の手を止めて戻ってきた天だった。

 「お疲れ様、美和さん。今日も相変わらず、隙のない綺麗な丸氷だね」

 「あ……天ちゃん」

 氷を包んでいたリネンを置き美和はゆっくりと振り向いた。

 ワインレッドとアンバーのオッドアイが最愛の夫を捉えた瞬間に柔らかく体温を帯びる。

 「ガレージ作業はひと段落ついたの? ディーノのキャブの同調、大変だったでしょう」

 「うん。美和さんの『Rosso Kazahana』のエンジン、これで今夜も最高に澄んだ音を奏でてくれるよ」

 天は優しく微笑むとカウンター越しに美和の頬へそっと手を伸ばした。

 その温かな指先が肌に触れた途端。

 (ぽっ……!)

 それまで凛としたプロの表情を保っていた美和の顔が耳の先端まで熟したリンゴのように真っ赤に染まった。

 「あ……っ、天ちゃん……ダメよ、急にそんな触れ方されたら……っ」

 「ふふ、ごめん。でも、仕事中の凛とした美和さんも素敵だけど……僕の前で見せてくれる、この真っ赤な顔の美和さんが一番好きだから」

 「〜〜〜〜っ!( ´艸` )✨」

 照れ隠しのために純白のバーコートの襟元をぎゅっと握りしめ美和は上目遣いで夫を見つめ返す。

 甘く潤んだ瞳からは一切の威圧感が抜け落ちていた。

 「もう……意地悪……。開店前にそんな優しいお顔で微笑まれたら、お客様をお迎えする『凛としたお顔』に戻せなくなってしまうわ……」

 そう口では抵抗しながらも美和はカウンター越しに天の手を自分の両手でぎゅっと包み込んだ。

 名残惜しそうにその温もりを吸い込む。

 左耳に輝くピジョンブラッド・ルビーを揺らしながら愛おしそうに微笑んだ。

 「……天ちゃん。今夜営業が終わったら……おうちで、思い切り甘えさせてくださるかしら……? その代わり、今夜の『Bar風花』では……世界で一番美味しい一杯を、あなたにお出ししてみせますから( ´∀` )✨」

 そう囁いた彼女の表情はどこまでも可憐で、そして世界の何よりも誇り高い櫻庭天の妻の顔だった。

【後書き】

ご覧いただきありがとうございました!

次回のキャラクターアーカイブでは、風花町の平和と日常を支える【風花町の働く乙女編】(山﨑響子、高瀬美由紀、武居紗耶)をお届けする予定です。

「美和さんのギャップが可愛かった!」「SSが良かった!」と思っていただけましたら、下部の【ブックマーク登録】や【評価ポイント(★★★★★)】で応援していただけますと、更新の大きな励みになります!

引き続き『Bar 風花 -kazahana-』をよろしくお願いいたします。

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