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ショートショート 昭和のお浣腸物語4-1

作者: 勇気

昭和の中頃、子どもの頃の家庭医療、お浣腸の思い出について

性描写はありませんが医療行為に不快に思う方もいるかと思いますのでご注意下さい

今日のもとみちゃん、午前中は保健室で安静を取ることになってしまいました。それと言うのも、今朝は元気よく家を出って行ったのですが、朝礼の時から少し調子が悪く、続く授業中にとうとう調子を崩して、保健委員のめぐみさんに付き添って保健室に連れてこられてしまったのでした。部屋に入るなり掛布団の無いベッドに居寝かされました。めぐみさんが養護の先生にこれ迄の状況を説明してくれて、先生にはあらかたわかたようです。先生に後は任せてねといわれるなり、付き添い役のめぐみさんは授業に戻って行きます。保健室に残ったもとみちゃんは、いったいどうしたのでしょうか?


「先生、ごめんなさい」

「謝ることないわよ。病気なんだから。お腹が痛いのね。何が原因かしらね。先にお熱測りましょうね」

寝たままジャンパースカートの肩ホックと、ブラウスのボタンを2つ程外して、慣れた手つきで脇の下に水銀計の先を当てがいます。

「ちょっと冷たいかもしれないけど、じっとしていてね。さっきめぐみさんにも聞いたけど、ちょっと教えて。お腹のどこが痛いのかな?」

「お腹というか、この辺」

もとみちゃん、自分でお腹と言うか、下腹部を擦っています。

「そうここね」

「他は、大丈夫かな?」

「ちょっと気持ち悪い」

「どんなふうに?吐き気は」

「吐くほどではない。でもお腹が張っていると言うか…」

「ちょっと触るわね。痛かったら言って」

そう言いながら、お腹を少し押します。

「どう?」

「何ともないです」

「じゃあ、これは?」

少し強く押します。

「ちょっと痛い」

先生は何となくあたりを付けているようで、脇から抜いた体温計を見ながら、

「お熱も無いようね。もう少し見たいから、ジャンパースカート脱いじゃおうか」

脇のファスナーを下ろします。スカート部をまくり上げて、寝た状態で上半身だけ起こして、バンザイする形で脱がしてしまいました。

「あら新型のブルマね、今どきは体にピッタリしてスタイリッシュに見えるらしいわね、それで履いているのかしら?それとも体育の授業?」

このブルマとは、ナイロンやポリエステルと言った繊維でできた伸縮性のある最新式の運動着の事です。東洋の魔女が活躍したオリンピックで日本バレーボール女子は提灯型のブルマでしたが、体に密着して動きやすさと体の線が浮かび出たスタイリッシュな先進性をイメージして当時最強でしたポーランド女子やソビエト女子チームが履いて有名になったものです。そこに被覆会社の拡販と中体連のお墨付きをもらって、世の中の中学、小学生の女子児童の体操服として一気に広まりました。ただ従来型を駆逐しましたが、性的な連想からか昭和の終焉とともにまたこのブルマも急激に収束することになるものです。全盛も20年くらい、時代のあだ花の様な服装でした。

「お母さんが、女の子はお腹冷やしちゃダメだって、それで毛糸のパンツより体にギュッとして動きやすいから履いているの」

「そうね。お腹は大事ね。でも今は、お腹を圧迫しちゃだめだからそれも取ろうか」

そう言いながら、濃紺のブルマを脱がしにかかります。ブルマは最新ですがパンツは昔ながらのままで、尻の中央から下腹部迄二重の充て布で覆われた古めかしい一分丈のズロースに包まれた、幼児体型の下半身が出てきました。かまわずブルマを足首から抜き取って、畳んで横の脱衣籠に置きます。腰に学年学級、名前を書いた白布を縫い付けた部分が上になる様に畳まれていますので、持ち主が誰であるか一目瞭然です。脱衣させた後、またさっきと同じように寝かされます。

「ちょっと、お腹見るね」

そう言うと、白い下履きの股深ズロースを恥丘すれすれまで下げ、スリーマーをまだふくらみの少ない胸が出るくらいまでたくし上げられます。そうしておいて、今度は丁寧にお腹を触診して、最後は聴診器を充てられて腸の音も確認されました。

「もとみちゃん、腸が全然動いてないね。お便、出てないでしょ。いつ大きいのした?」

「えーっと、一昨日…かな」

「本当?ほらここ、分る?」

横臥のまま、先生が腕を添えて、もとみちゃんの指でなぞらせます。

「ここが、S字結腸と言うんだけど、ここまで硬いのが詰まっているの。ここまで硬いのは、2日間ではこうはならないわよ。先生は怒らないから、正直聞かせて」

「ん…1週間くらい…」

もとみちゃんのお母さんはもとみちゃんの健康事には五月蠅いのですが、ここしばらくはパートで月末の追い込みに追われて十分見てあげられていませんでした。

「あらそんなに!お母さんは知っているの?」

「最近、お母さんはパートで忙しくて…」

「そうなのね。で、お母さんが時間あるときは、どうしていたの?」

「お…かん…ちょうを…頂いていました」

「そうなの。出ないと、お浣腸されるわね」

恥ずかしいのか、コクリと首を縦にしながら、やっと声を出します。

「はい…」

「で、お浣腸してもらってないの?」

またコクリと縦に首を振ります。

「それじゃ、お腹も張って痛いでしょう?」

「先生どうしたらいいですか?」

「どうしようか?」

もうこうなったら、浣腸。秘結の可能性もあるので場合によっては摘便。その場合は、嫌でも病院行です。可哀そうでももう浣腸しかないわねと言い渡そうとした時、自分から話し始めました。

「それでもし…お便が出なければ、け、けい…」

「けいって?軽便浣腸のこと?」

言い添えると、もとみちゃんコクリと頷きます。

「軽便浣腸がどうしたの?」

「お母さんからはだめなら軽便でするから、出なかったら言いなさいって言われていたの…」

「でも、言わなかったのね」

また、コクリと頷きます。

「そうね、恥ずかしいものね。でも、もうここまできたら、もう浣腸ね」

今度は、首を横に振っています。

「お母さんに電話で迎えに来てもらうから、これから帰って、お家でしてもらいなさいね」

机の電話に向かおうとすると、

「お母さん、もう出かけたから…」

「そう、お出かけしたのね。お仕事のパート先は分かる?」


もとみちゃんにお母さんの勤め先の電話番号を聞き、パート先に電話を掛けます。

「はい、もとみさんの小学校の養護の者です。お母様ですか…」

パート先に電話を掛け、呼び出してもらいます。

「今朝、お嬢さんが具合悪くなりまして…はい、そうです。で問診したところ、1週間お通じ出てないと…はい、お家で直ぐにお浣腸なりするなり病院に行かれるなりされた方がよいかと思いますが…それでお迎えに来てもらいたいのですが」

簡単ですが色々と経過を話し学校まで迎えに来てもらえるように話しました。が、どうしても午前中は仕事が忙しくて手が離せないとの事でした。

「困りましたね…それでは、本人も苦しいと思いますので…応急処置をしようかと思いますが…はい…そうです。はい、分かりました。…軽便で…では…」

お互いに忙しい身です。電話は時間にして3-4分でしょうか。その間に、お浣腸することはすぐに決まりました。

「お母さんが迎えに来るって。でも今は手が離せないそうで、お迎えはお昼過ぎるから、ここで今応急処置するわね」

「お・きゅ・う・しょ・ち?!お灸?お仕置き、いや」

「お灸ではないわ。応急よ」

「応急?」

「そう、応急処置よ。お母様が、早く楽にしてあげて欲しいですって、だからお浣腸をお願いしますって」

もとみちゃんも電話の内容を黙って聞いていましたから、何とはなしにそんな感じがしていましたが、このところご無沙汰していましたがお家ではお仕置きのお灸もされていたので、てっきりそれもされると思ってしまいました。

「ここでダメなら、病院に連れて行ってくださいって言われたのよ。どうする?」

「お浣腸いや。病院もいや!」

「そんなにいやいやしちゃだめよ。それより、お家でお灸のお仕置きをされているの?言うこと聞かないと、先生もお母さんと同じようにお仕置きしますよ」

「いや~」

「いやでしょ?それなら、早く治そうね」


学校の近所だけではなく、この集落には病院が無いので、行くなら街中の病院になります。そうなれば、浣腸室に連れて行かれガラスの大きな浣腸器でされてその場で排便しなければいけません。何床もある処置室だと他の患者さんもいて、音も臭いも出てしまいますので、運が悪いと赤の他人に浣腸したことを知られてしまいます。

「処置も嫌なのはわかるけど。でも、今の貴女は、お浣腸しなきゃ治らないわよ」

女児と言いながらも、そろそろ恥じらいも分かってくる年頃です。かといってこのままでいいわけもありません。

「じゃあ、先生がしてあげるから良いわね」

今の若い方はご存じないかもしれません。昭和の半ば、大変な景気に沸いた時代、人権よりも教育優先、医療優先の時代でもありました。私の住む地方でも同じで、学校の先生でも病院の先生でも先生は絶対でした。こうした人の前では、人権など全くないに等しいのです。おまけに戦前からの医療制度が変わる前で、家庭医療が初期治療の重要な部分を占めて、切り傷には赤チン、発熱には水枕や氷嚢などと相場が決まっていました。それと同じくらい便秘には浣腸は必然でした。このことは学校の保健室も及んでいて、軽便だけではなくガラス浣腸器も備えられていました。検便の提出を忘れた生徒や児童が、保健や養護の先生から呼び出されて浣腸で強制排便をさせられていました。それに嘘のような本当の話ですが、女生徒ばかりの保健委員の時、保健室の掃除当番の時に机に古くなって廃棄する浣腸器が数本あり、みんなでキャッキャッ言いながら触っていると、養護の先生が欲しい人にはあげると言われたので、みんなはえーっと言いながらも浣腸器に興味津々でその場にいた数人分けて貰って帰ってきました。よく見ると綺麗でまだ使えますが、ガラスに印刷されたであろう目盛の表示が擦り切れています。つまりは幼い児童の肛門や直腸に薬液を注ぐという行為に、大分使い込まれたものであることを物語っているのです。また中学に上がったある時は、修学旅行の宿で何気なくドアを開けて館内に出ようしたら、養護の先生が待機している部屋に女生徒が訪ねて行くところに出くわしました。大人しい生徒で声は聞き取れなかったのですが、応対した先生の声が大きく、きっとお腹の調子が悪かったのでしょう、浣腸とかここでしてあげるとかそういう言葉が聞こえてきました。その問答に多分そんなに時間はかかっていないと思います。一旦部屋に戻った先生が最後は、これよとばかりに軽便浣腸を見せて腰が引ける半ば強引に手を引いて、生徒を部屋に入れてしまいました。私も興味があったので、少し離れた部屋の外で何をするでもなく何気にまだかまだかと待ってみました。すると15分程でしょうか、件の生徒が部屋から出てきました。あまり口をきいたことが無かったのですが、知らない仲ではなかったので、思い切って声を掛けて見ました。

「何していたの?」

そう聞いてみました。養護教諭の部屋に居たのに何していたはないですよね。それで聞かれた方も、

「何でもない…」

そうやっとつぶやいて、スカートのお尻を手で押さえるように廊下の反対側にある割り当ての部屋に消えていきました。後ろ姿を見ると部屋に入るときに履いていた三つ折りの靴下を履いていないのに気が付きました。きっと施浣中に汚れるといけないので脱がされたんだと思います。そのあとお浣腸されたのね。きっとあの軽便浣腸を1つ、もしかすると2つされたんだわ。すると排便もしたのでしょう。排泄は先生の見ている前でオマルかしら、1人籠ってお便所かしらと想像をしてしまいました。


横道に話がずれました。今では考えられないことですが、要は、小学校の保健室で、場合によっては中学校でも頻繁ではないにしても、浣腸がされていたということです。だから、もとみちゃんが応急処置として保健室で浣腸されるのも自然な流れでした。それに親の許可も貰っています。これ以上ゴネることもできません。薬剤の瓶が入った戸棚から、軽便浣腸の小箱、脱脂綿、軟膏等を取り、膿盆に載せてベッド脇の小机に置きます。そのまま出入り口に向かい、【不在】と表札を出して、戸口を施錠しました。

「さあ早くしましょう。しばらく人は来ないと思うけど、ずっとと言うわけにはいかないから」

そう言うと、ベッドに防水布を敷きます。もとみちゃんも意を決したようです。

「下履き、脱がすわね」

腰に手を掛けて一気に脱がします。その名の通り無毛の恥じらいの丘が谷間ともに現れました。ただ、恥じらいが強く伝搬しないように、すぐに脇にあった上掛けの毛布を掛けてくれます。

「そういうことないけど、万一汚れるといけないから、靴下もね」

これで下半身は裸になってしまいました。

「さっきのお家での話もあるから、お浣腸、初めてではないんでしょ?おうちではどういう格好でされているの?慣れている格好でしてあげるからやってみて」

すると、仰向けになって自分の腕で支えるように股を開くじゃありませんか?養護の先生としては恥ずかしくないようにもとみちゃんが慣れている体位でと思って、せいぜい横を向く左側臥位か、四つん這いの膝胸位かと思っていたら、乙女がするには一番恥ずかしい体位です。でもその乙女の菊の門が正面に見え、施術する側にとっては理にかなった体位でもあります。

「おうちでは、この姿勢でしているのね」

声に出す返事のかわりに、またコクリと頷きます。その間に、もう一工夫。腰の下に椅子にあった小ぶりの座布団をあてがい入れます。これで、一層、可憐な菊門が隠せなくなりました。

「軟膏、塗るね」

白い軟膏を直に指に掬い取り、これから軽便が入りやすいように揉みしだきます。続けて、軽便の嘴管にも軟膏を塗ります。準備は出来ました。では、本人の気が変わらないうちにすぐに入れて、絞り切ります。

「気持ち悪いね。本当は体温くらいまで温めてするんだけど、ごめんね、でもちゃんと効くからしっかり我慢してね」

嘴管を咥えた肛門からゆっくりと抜きます。その一瞬ですが、ピューッと一筋、薬液が漏れて出ました。

「ほら、しっかり絞めて、でないともう一つよ」

そう言うと、肛門に力が入ると同時にまだ蕾にもならない生殖器、色素沈着とは無縁な陰唇や小ぶりな陰核にもぎゅうっと力が伝わったのが分かります。その時まで仰向けに寝かせて、薄手の毛布を掛けてあげます。先生はと言うと、その間に簡単に片づけながら、棚の上から白い琺瑯の容器と新聞紙を用意してベッドと壁の間に置きます。衝立もあり、戸には鍵もかけているので人には見られませんが、精神的なものでしょう。数分の時間が経ちます。もう限界なのでしょうか。口を一文字に結んで一層我慢している、もとみちゃんの顔にも表れています。いつでも排便できるように、上掛けの毛布を取ってあげます。

「我慢できない?いいのよ、ここで」

先生は床に新聞紙を敷き、その上に置いた琺瑯のオマルを指さします。それを目で追ったもとみちゃんが『そんな』と言っているように、恥丘を晒した仰向けのまま無言で首を横に振ります。

「この部屋にお便所は無いのよ。施錠もしているし、第一その恰好じゃ外に行かれないでしょ」

「だって…」

と言いながら、まだ幼さが残るも美人の誉れ高いもとみちゃんの意地です。でも、いつかはその意地も負けてしまいます。所詮、施薬にはかないません。そうなって、失禁されても困ります。念のため肛門部に尿瓶を充てます。そんな時、波が来たのでしょうか。一筋、薬が出ます。先ほどよりは、やや濁っています。

「ほら、我慢もいい加減にしないと」

そう言うと、一旦排泄の波が収まったのを見計らって、浣腸の介助とばかりに小さな体のもとみちゃんを抱えて、オマルに座らせます。出ないならもう1本を追加でしようかと用意のため薬棚に行きかけた途端、

(ぶっりいぃい)

という、肛門の崩壊した音が聞こえました。

「どう?」

と言いながら、オマルを覗き込みます。

「出ているね。そのままよ、そのまま出して…もう出ない?」

便壺に山盛りになっています。もうあらかた出たのかなと思う感じで聞いたのですが、もとみちゃん、首を横に振るなり、

「まだ出る」

そう言い切らないうちに、

(ぶっりーー)

最後のひと押しが出てきました。

「あら、大分出たね。どう?もう出ない?」

そう聞くと、今度はコクリと頷きます。


ようやく排便が収まったのを確認して、一旦オマルに跨らせたまま、浣腸便で飛沫がかかった肛門から大腿部にかけてちり紙で拭いてあげます。あらかた、雫だけを拭き終わると、ベッドに仰向けに寝かせて、温かく蒸したタオルで肛門部から会陰、大小の陰唇の区別もままならない性器、陰核を汚れが落ちるように丁寧に拭きます。時々、もとみちゃんの顔を除きますが、嫌がっているのかと思いきや、少々顔が上気して幼いながらも女の顔に見えます。案外こうされるのも、気持ちいいのかもしれません。

「大分に出たね。これだけ出ればもう大丈夫。楽になったでしょう」

うんと言う代わりにまた、コクリと首を縦に振ります。

「先生、朝は何ともなかったの」

「女の子の身体はデリケートなの。朝何ともなくても、途中でおかしくなることはいくらでもあるわ。貴女はまだ経験が少ないからわからないと思うけど、生理の時や、季節の変わり目にも敏感よ。それに、1週間の便秘はダメよ。絶対にダメ。そんなに溜めて、今日はなんとか出たからいいけど、秘結なんかしたらお浣腸じゃ出ないのよ。そうなると、摘便よ。摘便?分かる?押しから指をこうやって入れて、お便を書き出すのよ。だから便秘にならないのが一番だけど、もしなったら早く処置しないと、もし次になったらいつでもいらっしゃいね。それも早めにね。それじゃ、お尻も拭いたし、お母さんが迎えに来るまでこのままベッド少しでおやすみなさい。担任の先生には私から言っておくから」

「はい」

「それと、これからこれを片付けてくるね。鍵も開けるから、人が入ってくるから、これ履いて」

と、先ほどまで履いていた下履きを渡されます。話を聞きながら急ぎ下履きを履きます。


スリーマーに木綿の下履きだけ履きましたが、ブルマや制服は籠の中のままです。制服はともかく、いつも下履きに重ねて履いているブルマを履いていないと心もとないです。ここは学校だと言うのに、単に肌着を着ただけのままでいることに不安な面持ちになり。だから、制服やブルマを履こうと、籠に手を伸ばそうとしましたが、先生に止められてしまいました。

「多分治ったと思うけど、お腹を締め付けないように用心の為、今は下履きだけにしておこうね」

そう言われて、下着だけを着た上から、否応なく薄い毛布を掛けられてしまいました。

「臭ってないけど少し臭いもあるから窓も開けるね。授業中だからめったに人こないけど、人が来ても、衝立あるから大丈夫だからね」

臭ってないなんて嘘です。あれだけ盛大にオマルにしたのですから、先生の優しい気づかいに感謝です。そう言うと養護の先生は、すべての窓を開け放した後は、お便がたくさん入ったオマルをもって近くの職員用お便所に向かいました。


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