デートの始まり?
「メリダさん、全部終わりましたよ」
時刻としては昼過ぎ1時30ぐらいだろうか
「ありがとうね、アンタ仕事が早くて助かるよ。
そうだもう一つ仕事を頼んでも良いかい?」
「ハイ!どんな事でもやりますよ!」
「それじゃあ買い物に行ってきて欲しいだけど、これ」
そう言って彼女から手渡されたのは、メモとその代金
「アンタこっち来てまだ短いでしょ、少し時間かかっても良いからこの街周るついでに買ってきてくれ」
「わかりました!それじゃあ行ってきます」
「ちょっとまちな、ミイシャも連れてきな」
「あの子も連れて行けば変な道には行かなくて済むだろうし、オススメの店でも紹介してもらいな」
まじか…少し気まずいな、でもここで仲を深めるチャンスでもあるのかそう考えれば、まぁ大丈夫か
「おーい、ミイシャ、アンタも買い出し行ってきな
ついでにオススメの店でも教えてあげな」
「う、うん、分かったお母さん」
彼女はもう準備が出来ていた服も掃除など汚れてもいい服から綺麗な服に変わっていた、俺は疑問に思ったがそもそもこれが彼女の仕事ならそんなに変な事ではないだろう、いつもこのぐらいに買い出しに行き今日もそのつもりだった、これが俺の考えた仮説だ。
「そ、それじゃあ行こうかミイシャさん」
「はっ、はい、アルフィンさん」
こうして俺らは買い物に行く事になった
「えーと、メモに書いてあるのは
卵、果物、肉、野菜、酒、塩、砂糖、etc…」
多いな、思っていた何倍かの量だこれを買いに行くには確かに2人では足りなかった、てかそれ以前に内容が抽象的すぎるな、これは何を買えばいいのかよく分からないぞ。そう思っていると
「あ、あの具体的な物は、わ、私がいつも買っているので分かります。だ、だから、大丈夫です」
「本当!良かった〜、ミイシャさんが一緒で本当に良かったよ!」
「ぜ、全然気にしないでください、そ、それに、り量が多いので、が、頑張りましょう」
俺たちは買い物へと向かった