どうぶつたちのたからもの
ここは、へいわなもりのなか。
とあるいえのなかでは、いっぴきのくまさんがいました。
そう、ここはくまさんのおうちです。
くまさんはきょうはなにをしようか、かんがえていました。
「うーん、どうしようかなぁー。…っあ!」
そのとき、ふとくまさんはおもいつきました。
かつて、もりのなかまとうめた、タイムカプセルをほりおこそうと。
そうきめたくまさんは、スコップとカメラをもって、いえをとびだしました。
てくてく、てくてく、てくてく、てくてく。
くまさんはみちをあるいていると、まえから、たぬきさんときつねさんがやってきました。
ふたりはいつもいっしょにいる、だいのなかよしさんです。
くまさんはふたりにこえをかけました。
「おーい、たぬきさんときつねさん」
するとふたりは、こっちにきづいてちかくにきてくれました。
きつねさんが、くまさんにしつもんします。
「こんなところで、どうしたんだい」
くまさんはしつもんにこたえます。
「じつは、まえにうめたタイムカプセルをほりにいこうとおもってるんだ」
「へぇ、それはいいね、ぼくたちもいっしょにいってもいいかな」
「もちろん、いいよ」
こんどはたぬきさんがしつもんしてきました。
「ばしょは、おぼえているの」
そこでくまさんは、はっとし、きづきました。
くまさんはばしょをわすれていたのです。
くまさんはかなしそうに、くびをふりました。
「いいや、ざんねんだけどおぼえてないよ」
たぬきさんときつねさんは、くまさんをげんきづけようとします。
「おぼえてないならしかたないよ、ぼくたちもいっしょにさがすからげんきをだして」
「そうだよ、みんなでさがせばなんとかなるよ」
くまさんは、すこしげんきをだし、ありがとうとつたえました。
そして、さんにんはみちをあるきだします。
てくてく、てくてく、てくてく、てくてく。
くまさんとたぬきさんときつねさんがあるいていると、まえからうさぎさんが、やってきました。
さんにんは、うさぎさんにこえをかけます。
「やぁ、うさぎさん、こんにちは」
「えぇ、こんにちは」
うさぎさんはにっこりとわらいました。
くまさんもそれをみて、おもわずにっこり。
うさぎさんが、ふしぎそうにしつもんをします。
「こんなところで、どうかしたの」
それにたぬきさんがこたえます。
「ぼくたち、タイムカプセルをさがしているんだ、でもどこにうめたのか、わからなくなっちゃってこまってるんだ」
うさぎさんは、それならとしかさんのことをさんにんにつたえます。
かしこくて、ものしりなしかさんなら、きっとタイムカプセルのことをおぼえていると。
うさぎさんが、えがおできいてきます。
「わたしもついていって、いいかしら」
くまさんは、うれしそうになんどもくびをたてにふります。
「もちろんだよ、みんなでいっしょにいこう」
それからは、よにんでみちをあるきだします。
てくてく、てくてく、てくてく、てくてく。
よにんがあるいていると、まえからしかさんがあるいてきました。
くまさんがしかさんに、こえをかけます。
「やぁ、しかさんこんにちは」
「やぁくまさん、こんにちは」
しかさんはにっこりとわらい、なにをしているのかをきいてきます。
きつねさんが、しかさんにしたもんをします。
「ぼくたち、タイムカプセルをさがしているんだ、でもばしょがわからなくてこまってるんだ、しかさんはなにかしらない」
しかさんは、あぁそれならおぼえているよとつたえます。
よにんはうれしそうによろこびました。
うさぎさんがしつもんします。
「どこにあるの」
「こっちだよ、ついてきて」
よにんはしかさんについていき、あるいていきます。
てくてく、てくてく、てくてく、てくてく。
ごにんはあるいていると、しかさんがいっぽんのきのまえでとまりました。
「ここだよ」
「ここなの」
「うん、まえにここにうめたのを、ぼくはおぼえているよ」
くまさんはそれをきいて、うれしそうにいっしょうけんめいほりおこします。
すると、ガキッとなにかがスコップにあたるおとがきこえました。
くまさんはそれをてにとると、みんなにみせるようにおきました。
「あった!」
みんなはいっしょになって、そういうとおおよこびしました。
みんなでうめたタイムカプセルのはこがあったのです。
きつねさんがこうふんしてまちきれないようすで、こえをかけます。
「ねぇ、はやくあけてみようよ」
「うん、そうだね、あけてみよう」
くまさんは、タイムカプセルのはこをあけました。
みんなは、なかからでてきたものに、うれしそうにこえをだします。
「わぁ」
なかからでてきたのは、ひとつのしゃしんでした。
うさぎさんがめをほそめます。
「なつかしいわねぇ」
「うん、ほんとになつかしいよね」
「ぼくたちがうつってる」
「これ、なんねんまえのしゃしんだろ」
「たぶん、10ねんまえくらいのものだとおもう」
くまさんはそれをてにとると、みんなにいいました。
「ねぇ。みんなでさ、またしゃしんをとろうよ」
くまさんはみんなのおもいでを、もういちどみんなでうめたかったのです。
たぬきさんときつねさんと、うさぎさんとしかさんは、おたがいのかおをみると
くまさんのかおをみて、うれしそうにおおきくくびをたてにふりました。
みんなも、くまさんとおなじきもちだったのです。
「いいね、みんなでしゃしんをとろう」
みんなでうつれるようにしてから、くまさんはこえをかけます。
じゃあ、いくよ
はい、ちーず
パシャリ
みんながうれしそうにわらってる、いいしゃしんがとれました。
それから、みんなでまたおなじばしょにうめてから、みんなでえがおでかえっていきました。
また、みんなであつまろうとやくそくをして。
おしまい。
これこそ、童話でしょう!。
こんにちは夢見マイです!。
このお話は、平和な森の動物たちの物語です。
タイムカプセルっていいですよね、私も埋めたことがあります。
ですが、くまさんたちと同じく、もうどこに埋めたのかおぼえていません。
そして、カメラを撮る時のかけ声、私の年代はあんな感じに撮ってました。
今はどんなかけ声なんですかね?。
くまさんたちはまた、同じ事をくりかえすのでしょうね。
応援してくださっている方、そうでない方も
見ていってくださり、ありがとうございました!!。
これからも応援してくださると嬉しいです!。
これからもよろしくお願いします!。




