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仕返しですが・・・自覚なしです

俺はすぐに周りのやつらを吹き飛ばしてすぐに桃花に持ってきていた治療薬を与えてすぐにまた吹き飛ばしたやつらの場所に向かって突撃をした。相手はすぐにそれぞれが得意な属性で応戦してきたがすべて初級魔法クラスであり俺も初級魔法を連射して打ち返した。



属性の相性もあるにもかかわらず俺の攻撃はすべて相手に通りダメージを与えることに成功した、その威力を見て相手たちは俺に対して



「お前はまさか属性が一つしかないと今まで嘘を言っていたのか。普通は雷で土に勝てるわけがない・・・考えればそうだそんな属性が一つしかないやつがすべての属性を持っている奴を一緒にいるはずがない・・・お前は今まで爪を隠していたな」



いやいや、それはお前らの勘違いです、俺は属性は雷属性しか使えませんがそれだけでもお前たちをぶちのめすのには十分だったと言うわけだ。さて、将来は分からないが今は俺のほうが強いみたいだからここで仕返しをしてやる。



そう考えた俺はすぐに行動を始めて次々と倒してそうしてこのグループのリーダー格以外はすべて倒し終えて残りは桃花をいじめてきた主犯格をぶちのめすのみだと思いながら相手に向かって



「さて、名前は知らないが覚悟はできているだろうな。俺のことを馬鹿にしたり子分みたいに使うことには腹を立てたことはないが・・・友が虐められているのを知ったらすぐにキレるからな、ボコされて覚えておけ」



「お前こそ、こんなことをして後でどうなるかわかってやっているんだろうな」



「知るか、だけどな友が泣いていて見ていないふりをするぐらいなら戦って死んだほうがマシなだけだー、覚えておけこのくそ野郎ー」



そうして俺は雷桜を発動をさせて最後の一人をそのまま吹き飛ばした。そいつは後ろの壁にぶつかりそのままその場に倒れて気を失ったのである。もしこの場に桃花がいなければもっと仕返しをしてやろうと思っていたのだが桃花の治療が先だなと思い俺は桃花を姫様抱っこして屋上を後にした。



そうして教室に戻りお互いに椅子に座って落ち着いていた。その時に桃花が



「どうして私がこんな目に遭っているのをわかったの。私からは何も言っていないのに誰からか聞いたの」



「そうじゃないさ、俺は桃花を見てすぐにいじめに遭っているとすぐにわかっていただけだ、そうしていじめが起きていると言う話を聞いてすぐにお前のところに飛んできてそうしたら案の定、いじめに遭っていたから俺はただ助けただけだよ」



「・・・なんで私みたいな落ちこぼれなんて見捨てたら良かったのにどうしてそこまでしてくれるの」



「すまん、友達を助けるのに理由があるか。俺は桃花を助けたいから助けただけだ、それ以上もそれ以下でもない。それに落ちこぼれなら俺以上の落ちこぼれはないだろう、なんせ今期で属性が一つしかないのは俺だけらしいからな、はっはっはっは」



それを言ったら桃花は泣き出し始めた、俺はやばい女子を泣かせてしまった。こんなことが親とか爺さんにもばれたら・・・殺される。あの世から舞い戻ってきて殺される、そう思い俺はすぐに土下座をして謝り始めた。



「ごめんなさい、何が悪いのかわかりません、馬鹿な俺で許してください。桃花、ごめんなさい」



「違うの、これはうれしくて・・・こんな私を大切に思ってくれる人がいてうれしいの・・・ありがとう、将希」



そう言い返してきた彼女はいつもよりも可愛く感じられて俺はすぐに顔を赤くして少し横に視線をそらしたらすぐに



「もう、将希。そんなに私のことが可愛いわけ・・・いつもならからかうけど、今日は好きに見てもいいよ。助けてくれたんだから」



そう言われて俺は視線を桃花に戻したが桃花の服が一部破れており、肌が一部見えておりそれもかなりエロく感じられていた。傷は治療薬で治っており傷もない肌はとてもやばかった、童貞には辛すぎる所業だったがでもここは長い間童貞を守り通してきた俺だだから今回もと思っていたら



「今日は・・・ある程度なら許してあげるから、男ならここに興味があるでしょう」



そうして桃花は自分の胸を触っていいと許してくれたのである、俺の童貞精神はすぐに撃沈された。鋼の防御でも最上級クラスの魔法でも撃たれた思いだった。俺はゆっくりとその手を伸ばして触った。



感想は平均ぐらいの胸の大きさだがとても柔らかい、女の子の胸ってこうなっているのかと思っていると桃花はゆっくりと俺のほうに倒れてきた。そうして受け止めて抱きしめた、そうしたら桃花はしばらくこのまましたいと言ってきた。その表情はとても良く可愛くてもう保護欲が出るほど可愛すぎて何ともないように見えるが俺の精神内では大変なことになっていた。



ぎゃあーーー、俺の理性がゴリゴリと削られるー。桃花の胸が当たっている上に桃花の長いピンク色の髪の毛がなんだが香りが良すぎてやばい勢いで減ってきている。誰か助けてください、このままだと取り返しがつかないことになります。



神様でも魔王でも良いから乱入してきてください、お願いします、誰が俺を助けてくださいーと心の中でそう考えていたらここで救世主が現れたのである。



「将希に桃花、だじょう・・・ぶ・か・・・すみません、なんか申し訳ないタイミングで出て来て自分のことは忘れてください。自分は何も見ていないし何も聞いていないですから」



キターーー、ここで大親友が助けに来てくれた。これで一気に俺の理性は復活したぜ、でもその代わりに桃花は親友の姿をみてだんだん状況が分かってきて真っ赤になりながら己の日本刀で



「大丈夫よ・・・頭を強くたたいて忘れさせえるからおとなしくしない、豊喜ーー」



「すいませんー、どうか自分はいない者として扱ってください。友よ、頼むから助けてくれーー」



「・・・とよっち、骨は拾ってあげるから安心してくれ。それにとよっちなら生き残れると信じていますから」



「この薄情者ーー、絶対にいつか仕返しをしてやる」



そうして親友と桃花はリアル鬼ごっごをしばらくやってその後は再び教室に戻ってきて今までのことを話した。



「まったくと言うべきかな、お前ならやると思っていたよ。昔に自分を助けたようにまた同級生をボコしてきたのか」



「まあな、でも今回は証人もいるし相手は複数人だから問題はないだろう。仕掛けてきた相手が悪いだろう」



「お前・・・昔、自分を助けてくれた時の状況を思い出してくれ」



そうして俺は親友に言われて昔のことを思い出していたらだんだん昔と結局変わりがないとわかってだんだん顔色が悪くなって俺は床に転がりながら頭を抱えて



「やばい、結局同じことをしてしまったー。どうしようとよっち、どうしようやばいよねやばいよね。俺の青春がまた暗くなるーーー」



俺は横に転がりすぎて椅子にぶつかって痛い思いをして転がるのをやめて親友に相談したら親友が笑顔に俺に対して



「だから最初から言っているだろう、お前の行動は予測していたことだ。だから今回はすでに手を打っている。昔、助けてくれたのに何も恩返しをできなかったのは今でも後悔をしていたが今回はそうならずに済みそうだ」



まさか、友がもう俺の行動を呼んでくれていたみたいですでに対策をしてくれていたのであった。本当に親友は凄すぎでしょうと思いながらその話を聞くのである。



「それでその対策はどのようなものなのか、とよっち」



「まあ、簡単だ、こちらの仲間を増やせばいい。幸いなことに自分と仲良くなりたいものが多くて今回の件で自分に協力してくれたら仲良くしていきたいと思いますと言ったらものすごい数の人が集まってきたから大丈夫だと思う」



スゲー、流石親友だ。もうそんなに人望を獲得したのか、流石主人公候補だ。やることが違いすぎると思っていたがここでクシダナヒメ先生の言葉を思い出していた。



「でも確か、向こうに先生が付いていると言う話があっただけど大丈夫なのか。流石に相手が先生がいるとついてくれる人がどれだけいるかはわからないぞ」



そう俺が言うと親友は本当なのかと驚いてたのでこれは俺の力で何とかするしかないなと思い親友の提案を丁寧に断った。下手にこれで親友まで巻きまれたくはないからな、俺は来るべく試練のために家に戻ったらすぐに修行しに行こうと考えるのであった。


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