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アーリマンVS桃花・・・勝負の行方は

自分ながらよく毎日投稿をしていると思います。できればブックマークに評価をお願いします。

桃花はすぐにアーリマンの使い魔である、邪神、アジ・ダハーカに向かって突撃しその衝撃で桃花はそのままアジ・ダハーカに乗りそのまま斬り始めた、その勢いでアジ・ダハーカは痛みで叫んだのを見てアーリマンが少しは出来るなと言ってそのまま地上に降り立った。



「さて、見たい目よりも思っている以上に危険なことをしてくる女、我の前に立ちふさがるということは死を覚悟しているのか。一応、女だから一度だけは見逃すがな・・・それでも負けた時にはお主の大切な物をいただくことになるぞ」



「別に構わないわ、私がここであなたを殺すだけだから・・・それにもう大切な物はあなたに奪われたのだから何も怖くないわ」



そう言うとすぐに桃花はアーリマンに対して接近戦を始めたのだがすべての攻撃が避けられて一度も当てられない状況が続いて次第に動きが遅くなり始めたのを感じてすぐに桃花は後退して魔法で攻撃を始めたが



「甘い、甘いぞ。この前に戦った小僧はもう少しだけマシであったぞ。ほれ小僧と同じぐらいの威力で出してやろう」



そう言った、アーリマンはものすごい威力がある魔法を何度も連発して撃ち始めた。桃花は必死に避けるのが精一杯になっていたがここで桃花が持っておる式神が勝手に外に出て応戦を始めた。



「主の仇は私が討ちます・・・アーリマン、このキリカの斬撃が見極めることができるかー」



「主のことは好きだったのじゃが・・・今の主の仇ゆえに覚悟しておくが良いのじゃ」



キリカと桜狐は一斉に飛び出して攻撃を始めた、後方でも蒼雷が己の雷で後方から攻撃をして一斉にアーリマンを猛攻をしたが



「ふん、それが斬撃なのか・・・遅い、遅すぎるぞ。それに久しぶりだな、狐。我の前に立ちふさがるということを忘れたのではないよな、ほかにも竜もいるな。そこそこの実力だが・・・戦った相手が悪かったな」



アーリマンはまず斬りこんでいたキリカの斬撃を受け止めてそのまま持っていた武器を握りつぶしてその破片でキリカの腕を攻撃してキリカは大変な出血をした。その次に桜狐が攻撃を避けられてそのまま背後に回れて尻尾を掴まれてそのまま地面に何回も叩きつけられてそうして血だらけとなった桜狐を蒼雷に向かって投げ飛ばした。



蒼雷はなんとか受け止めてそのまま今度は俺だというばかりに突撃をしたそれと逆側でも桃花の式神、風火も後に続いて突撃をしてきたがアーリマンはすぐに避けて二頭の尻尾を掴みドラゴンの巨体も関係ないように振り回してまたしても地面に叩きつけていた。



二頭もその攻撃にやられてそのまま吹き飛ばされたがその背後には怯えて来ていないはずの真田幸也と織田花林が背後からアーリマンを襲うをしていたが



「そうだな、我に立ち向かった勇気は誉めてやろうが・・・殺気が体からにじみ出ているぞ。今度はうまくやるのだな。でもないと次は命を失うことになるからな、女と小僧よ」



そう言うと攻撃をされる前にアーリマンが魔法で攻撃をして二人を校舎の壁まで吹き飛ばしてそのまま二人は口から血を吐いて倒れこんだ。もう傷から見ても二人とも戦闘することは不可能なほど傷ついていた。



桃花はその状況を見ていたがわずかな一瞬でみんながここまで倒されたのである、それもどれも弱いとは言えないほどの者たちがあのわずかで全滅状態にされたのであった。



桃花はそれでも将希を殺したという復讐心でアーリマンに戦いを挑んでいた、今度はみんなが時間を稼いでくれたおかげで魔法剣で勝負をしてみたが



「魔法剣か、懐かしいな・・・我の一番得意分野だ。女もなかなか良い腕を持っているが相手が悪いとしか言えないわ。せっかくだから魔法剣の頂点である我の腕前でも見ておくが良いわ」



そう言うと明らかに桃花よりも強い魔法剣を出してきて桃花を斬り合いを始めたがすぐに桃花が押され始めてそのまま斬られて桃花はすぐに後退し回復をしたが



「つまらん、つまらないぞ。まだあの小僧と戦っていたほうが楽しかったわ、本当にこの時代ではあの小僧が最強だったのか。本当にこの世界の基準も落ちたものだな、さて女よ。そう言えば負けた時に何を奪うかを教えていなかったな。もうすぐ負けそうだから教えてやろう・・・それはお前が一番大切に思っている男の関わってきた記憶、すべてを奪うことだ。そうすれば復讐など理由に目障りな雑魚たちは来ることはないだろうだからな」



桃花はそれを聞いてすぐにそんなことができるはずがないと思いつつも戦慄を覚えるのであった、もしかするとこの邪神ならば本当にしてくるのではないかと恐怖でそう感じていたがそれでも将希を殺した者として許しておくわけ行かなかった。



最後の力を振り絞って桃花は攻撃を仕掛けたがその攻撃もすんなりと避けられて反撃を食らってその場に倒れこむのであった。



「はい、残念ながらあなたたちは負けてしまいました。それではここにいる将希を知っている者たちから全員から記憶を奪いますね。だから、将希など言う小僧は最初からここに存在していないということになるから、良かったな、女。心の傷が無くなってな、はっはっはっはっは」



「い・・嫌だ・・忘れたくない・・将希と・・・の思い出・・を」



「でも残念、敗者には選ぶ道なんてありません。それに我は最初に言ったはずだ。勝負して負けたらお前の大切な物を奪うとな、だから・・・さようなら」



そう言われつつ私は必死にアーリマンの顔を見てそのまま気を失うのであった。忘れたくない忘れたくないと必死に思いつつ意識を手放したのだった。




次に意識が取り戻した時にはとある病院の部屋で寝ていた。そうか、私はアーリマンと戦って負けたのかと思いながら空を見てみると



「良かったのじゃ、桃花。お主が目を覚まさなかったら余は余は死ぬほど泣いていたのじゃ」



「そう言いながらすでに泣いているではないか。ですがよくぞご無事でありました、主。ほかの式神の竜たちも喜んでおります」



そう言って起きたことを分かった風火と蒼雷は一斉に桃花のもとに向かい抱き着いて喜んでいるようであった。桃花はまずみんなが無事であることを確認した。




桜狐、キリカ、風火、蒼雷の式神たちに幸也、花林、豊喜さんにほかの先生、神様たちも怪我はしたものの命は助かったらしい。本当にあのようなアーリマンなど言う邪神が来て誰一人犠牲者が出ないのは奇跡に近い・・・ことなはずなのに何かが忘れている気がすると感じていた。



私は何か忘れてはいけないことを忘れている気がすると思っていたが何も思いつきはしなかった。絶対に忘れてはいけないことを忘れてしまったような感じがしたがここで心配してくれてたのが桜狐で



「どうしたのじゃ、桃花。何か、考え事をしているようじゃが何か悩みでもあるのじゃ。せっかくみんなが生き残れたというじゃろうに」



「うん・・・実は何か忘れている気がするだけど・・・何かわからないかしら」



「特にないと思いますが主、きっとまだ完全に回復していないからまだ頭の状況が追いついていないだけでしょう。時間が過ぎていけば自然と違和感は無くなりますよ」



そうか、そうだよね。きっと私が何か思い過ごしをしているだけだよね、本当に式神たちに心配をかけるなんて私もまだまだね。早く元気になってみんなを安心させないとそう決意をした私はこのことはとりあえずおいておこうとした。



それからは仲がいい式神たちとお見舞いに来てくれた、幸也と花林との話もして私の気分は結構明るくなっていた。本当にあの邪神相手に無事に生き残れるなんて運が良いわと思いながら私は外の空を見ながら誰か、もう一人ぐらい見舞いをしてくれる人がいる・・・いやいないかと思いながら晴れている空の景色を見上げているのだった。



それから数日後に傷も無くなり無事に退院して無事に学園生活に戻れたのだが私の中にある違和感はいつに経っても消えることはなくこの違和感が気になり始めていろいろと話をして回っていたが特にそんなことはないでしょうとなり私の思い過ごしとなった。




本当にこの違和感を何とかしてほしいと思いながら私は学園の屋上で空を見上げながらゆっくりとしていた。ここは本当に来る人が限られるから静かで広くて本当にいい場所なのになぜか、ここにいると違和感が強くなる。



私もこんなに屋上って広かったかなと疑問に思うほどどこから来るかわからない違和感が強くなる場所でもあった。だが、それでもその違和感は何かは分からなかった。



違和感も気になるけど今は邪神が復活したからそれらを備えることがまずは優先よと思い私は強くなるために修行を始めるのだった。この修行はなぜかこの学園に入って今までやった修行で一番楽しくないと感じながら修行を続けるのであった。

そしてこの話で第二章は終わりです、次からは第三章に入ります。



第三章、逆境期

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