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日常崩壊ですが・・・自覚あります

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そんな日が続きついに明日から停学処分が終わり普段通りの生活に戻れると思っていた矢先にまさかの体調崩してしまった。俺は何をやっているだと思いながら寝込んでいたらお見舞いに桃花、とよっち、幸也、花林の四人が来てくれた。



俺は四人に感謝を言いながら寝込んでいた、まったくと親友に言われていたがしょうがないだろう、好きで体調を崩したわけではない。それでも本当に早く治してまた学園生活をしたいものだと思っていた。



やはりみんなで暮らせる生活は楽しいからな、ここではすることが限界があるからなと考えながらしっかりと休んで元気なって来いよと言われて帰ろうとしているのを俺は体を起こして桃花に



「桃花、万が一にも危険が迫るかもしれないから君の式神と俺の式神を持っていてくれないか。ここならば流石に襲撃されることはないだろうし桃花も味方が多いほど良いだろう。だから持っていてほしいだ」



桃花は分かったわ、とりあえず元気になって登校するようになるまで預かっているわと言って俺の式神と桃花の式神を返したのだった。まあ、これで桃花が危なくなっても俺の式神を合わせれば四体を召喚できるから大丈夫だろうと思いまた布団で横になり休むのであった。



こうしてすぐに治るかと思っていたこの風邪が想像以上に長引いて五日間は寝込んでいるままだった。どんだけ厄介な風邪なんだよと思いながらもようやく体調が戻ってきて明日からは登校できるぞと思いながら明日に備えるべく早めにその日は就寝した。



翌朝、俺の体調は絶好調で良い朝を迎えられた、俺は久しぶりに登校するのでいつもよりも早く寮を出て学園に向かおうと外を開けた。だが、早く起きたせいか静かであった、まだ周りは寝ている人がいるかもしれないから静かに行こうと思い歩き出したがそこで不思議な物を見つけるのだった。



それは石でできている犬の石像であった、こんなところに石像ってあったのかなと思いながら歩いていくと見たこともない石像が多く俺は知らない間に何か石像のイベントでもあったのかなと思いながら歩いていくと流石にこればかりは怖いと思うほどの石像を見つけたのである。



人間の形をした石像でまるで本当に生きているみたいな姿でなっており流石にうまくやりすぎでしょうと思いながら歩くうちにまた人型の石像が見つかり・・・まさか、俺が知らない間に石像になってしまいましたと落ちじゃないよねと不安がよぎりながら俺は学園に向かって走り出した。



もちろん学園に向かう途中には多くの石像もありもうこれは生きている人が石像されたというのが一番有力な説になりつつあった。俺はそんな説が外れてほしいと思いながらついに学園につくとそこにも多くの石像が多く見つけられた。それも学園の制服らしきものを身に着けている石像が多くみられていた。



俺はあいつ等ならばきっとどこかで無事だと信じて学園内に入り込んだ。そうしてまずは近くにある。幸也と花林がいるクラスに入り込んでみるとそこにも多くの石像を見つけ・・・俺は石になっている幸也と花林を見つけてしまったのである。



俺はその場で崩れ落ちて必死に何とかしようとしたが何も効果はなかった。俺は再び歩き出した今度は親友がいるクラスまで来て開けてみるとそこにも多くの石像が見つかり親友である、とよっちの石像も見つかった。



俺はどうすればいいだよ、とよっち・・・なんで俺だけ石になっていないだよ。教えてくれと思いながら変わり果てた親友のそばで嘆いていた。もうこれ以上被害状況を確認するのが怖いけど俺は自分のクラスも見ておかなければならないと思い教室に向かって歩き出して着いた時には怖くて開けられなかったがここで怯えても状況は何も変わらないと思い決心を固めて扉を開けるとそこにも多くの石像があり・・・俺はそこら辺にある石像みたいに固まった。



俺の視線の先には石化した桃花の姿を見つけてしまったのである。俺は恐る恐る近づいて何回見ても桃花であり俺は石化した彼女に対して答えなど返ってくるはずもないのに



「桃花・・・桃花、俺はどうすればいいだよ。なぜみんながこのようになっているのに俺だけ助かっただよ、教えてくれよ、桃花・・・桃花」



遂に泣き出しながら桃花に答えなど返ってくるはずもないのに問いただしながら大声で泣いていた。もう恥ずかしいとかどうでもいいだれでも良いこの声で気が付いてきてくれることを信じて泣いていたが誰も来ることはなかった。



桃花の式神に俺の式神たちも完全に石化しているので俺は完全に一人となってしまった。その日はもう何もする気力がなくて石化した桃花の横で座って寝てしまった。翌日、起きたら夢もしくは石化とか解除されているじゃないかと思いながら見渡しても何も変化はなかった。



もしかしたらあれほど強力な元魔王さんである勝虎さんならば無事かもしれないと思い俺は急いでいつもの定食屋に向かった。だが、そこもほかの場所と例外なく石化しており勝虎のおっさんに凛姫も石化した状態で見つかった。



俺は思いつくばかりの場所を探し続けたが誰一人動いている者はなく完全に俺だけ取り残されている状況であった。このままではどうしようもない、このようになった状況を対処する本でも探すしかない。



昔にこれに近い状況が起きているかもしれないからもしかするとそれで助けられるかもしれないと思い俺はその日から学園の図書室でいろんな本を探し始めた。しかし、どれもこれも決定断になるような情報はなく俺は落ち込んでいた。



その時に俺は図書室の立ち入り禁止と書かれてる扉を見つけた。俺はもしかするとここに情報があるかもしれないと思い開けようとしたら結界が邪魔をしてきたので俺は内心、学園長や先生たちに謝りながら結界を破壊した。



今度事情を話せば許してくれるよねと思いながら壊したので入ろうとしたら今度は鍵が必要になるなんてと思っていたがこの鍵はどうせ学園長室でもあるでしょうと思いながら探してみると案の定に見つけることができたので俺は早速、その鍵を使い立ち入り禁止と書かれてある扉を開けて進みだした。




そうして奥には図書室よりもかなり少ないが明らかに古そうな本ばかり置かれてあった、俺は本を壊さないようにゆっくりと本を読み始めた。古い話が多くこれは期待できるぞと思いながら探していた。どれぐらいの本を読んだのであろう、それぐらいの時間が過ぎたのかはわからないが成果を上げることができた。



それで成果はまず一つに最古の神話の物語を知ることができた、やったこれで知識がまた増えたこれで歴史博士になれるぞ・・・って違う、違う今はその場合ではないから。次、アーリマン、邪神たちは邪神同士はそれぞれが持っている特性を受け付けないらしい。



次のは良い情報だ、特性・・・もしかしたらこれで石化させることができる邪神がいてそいつの対応策をすればみんなを助けられるかもしれないと思い俺はすぐにほかにないかと探し始めた。



すると一つの本に目が留まった、それは邪神を分析した本でこれは近くまで見た者や実際に戦った者たちが書いているらしいので期待できると考えて読んでいくうちに俺はついに石化をさせることができる邪神を見つけることができたのである。



その邪神はガタノゾーア、深海にいると言われている邪神でその邪神の目を見ると石化するとかそしてその姿は異様と言葉にふさわしい姿をしており邪神の中でもかなり強力な力を持っているらしい。解除するにはその邪神の本体を殺すもしくはその邪神の目をつぶす必要があると書かれてあった。



そんなことを言われても俺はその邪神に会ったこともないしいる場所も知らないだぞ。結局ダメじゃないかと考えていた。ほかに方法はないだろうかと思い探すのだったが結局見つかることはなく俺は疲れたので一旦、寮に帰り休んでからまた探し始めようと思い近くにあるスーパーまで来ていたがここは凄いことになっていた。



もう腐敗した臭いで臭さに服などしてにおいを感じさせないようにしながら食べられそうな商品を探していた。とりあえずこれぐらいあればいいかと思い俺は勝った金額を店に払った。俺は泥棒とかにはなりたくはないからなと思いながら家に帰り食事をしながら今後のことを考えていると急に外が音がした気がしたので見てみるとつい先ほどまで石化していた者たちが一斉に動き出したのである。



それを見て俺は良かったと思っていると動き出した者たちはどこかに一斉に集まるように動き出したのであった。いや、まだ終わっていないと思いもしかするとついて行けば何か情報を得られるかもしれないと感じた俺はすぐにほかの者たちと一緒に動き出したのだった。




もちろん最悪の場合も考えて戦闘する準備も終えてから向かい始めたのである。本当に物語みたいな展開ならばおそらくみんなが集まってくる先に邪神、ガタノゾーアがいると考えているからどうか、どうか、できればこちらに気づかないように願っていた。



上手くいけば不意打ちでその邪神を倒せるかもしれないからそうすれば事件は見事に解決だから俺は緊張をしながら走り出した。もうこの異変を解決できるのは俺だけだから逃げるわけにはいかないと決意を固めるのであった。

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