新たな式神ですが・・・自覚ないです
俺と桃花は数日後には真田と織田にこっくりさん改めて桜狐を式神にしたと報告した。そうしたらどのようにしたのですかと聞かれたので俺もどのように説得にしたのかが気になったので聞いてみると桃花は答えてくれなかったので俺は式神になった桜狐に聞いてみると
「それを聞かないでください、お願いします。それは私にとって人生でも一番いやな思い出に張るぐらいに恐怖の体験だったのでどうかそのことは触れないでください。お願いいたします」
いやいや桃花に何をされたの、そんなに怖い思いをされたの。普段の様子からでは想像もできないですけどどんな調教されたらこのようになるのと思いながらも確かにトラウマは思い出したくはないだろうからそっとしておくことにした。
それが桜狐のためにでもある用ような気がするから、そんなこともあり新しく式神を増やした桃花に対抗するために俺は式神立候補していた。あいつの場所にみんなで向かった、そこは川辺でありあの蟹を探すことにした。
だが、探す必要はなかったらしい。桃花に花林、そして式神の桜狐を見てその瞬間、ものすごい速さで横からくる蟹に三人の服は着られてそのまま服が地面に落ちてとんでもない光景が広がった。
うん、あれからも鍛錬していたな。前よりも更に速くなっている、それに体の方には傷一つつけておらず完ぺきだと思い、よし約束通りに式神にしてやろうと思いながらも俺はとても恥ずかしい格好になって赤くなっている桃花の姿を見て大変な出血を出していた、もちろん鼻血からであるが、だって可愛いからもう脳内映像に保存するのに今は精一杯な状況だった。
もしこれで桜狐が桃花に憑依でもされてあの姿になったら俺の理性はすべての全属性、伝説級クラスを受けて死ぬように俺の理性が死ぬからそれだけはやめてくださいと祈りながら桃花の体を見ていた。
それを見ていた蟹がどうだ俺は成し遂げたぜと顔をしてみていたので俺も良くやった、お前は最高の蟹だと顔で返した。俺は桃花の姿を見ながら式神の儀式を始めていた。その間にも桃花たちは必死に服を直していた。もちろんその光景を真田は見ないようにするふりをしてがっつりと見ていた。
しょうがないよな、この光景を見ないほうがおかしいから真田、気にする必要はないと思いながら俺は式神の儀式を終えて晴れて蟹が式神になったから名前を考えた末に服を切る蟹でキリカと名付けた。
そうして早速、呼び出してみるとそこには蟹ではなくて一人の少女がいた。あれ、俺は蟹を式神にしたはずなんだけど少女を式神にした覚えはないだけどと思っていると
「初めまして、主。この度は式神にしていただいた上に名前をくれてありがとうございます。この命、主に捧げると同時に・・・この世の美少女の服をすべて切り裂いてエロい姿にすることを誓います」
うん、この子はまさかの女の子だったのね。それにしても前半の言葉は良いけど後半の言葉は何、お前は同性愛なのか。同じ女性なのにこの変態はやばいだろう、そんなやつは俺のところにいないよと思いながら聞いていた。
「それにしても主の奥方様は本当にきれいなお方ですね、美しいほどの美貌に少女らしい可愛さを備えている上にあのような行動・・・完ぺきに可愛く最高の女性です」
そんな風に興奮しながら言ってきて俺はそれは・・・そうだよな、あの可愛い姿にこのような光景、男ならば最高だよな。お前、女の子のくせに分かっているじゃないか。でも俺は桃花以外の女性の服を切り裂いてもうれしくないぞ、そこだけは勘違いはしないでほしい。
「それで主、主の奥方の式神とその深い夜を過ごしてきても良いでしょうか。あの式神はかなりの好みで今すぐでも始めたいぐらいに好みで・・・はぁはぁ」
もうこの変態式神は夜戦に入る準備をしているのですがそれを見ていた桜狐は泣きそうになりながら俺の場所に来てそして泣きながら俺の服を掴みながら泣きついてきた。
「頼む、旦那殿、お主の式神を止めてたもれ。このままでは余が余が危ないのじゃ。助けてたもれ」
そうですよね、このままではいろんな意味で危ない展開になりますから流石の俺も止めに入りなんとかその場を抑えることに成功した。そうしたら桜狐は俺に泣きながら感謝をしてくるのだった。
そうか、余程嫌だったのであろう。助かって良かったなと思いながら見ていると桃花から今日このようにした式神にあいさつしたいからと言って俺の式神を貸してくれと言ってきたので俺は桃花の式神、桜狐とならば良いと言ったら少し悩んだ末に承諾してくれて少しの間、桜狐は俺と共に行動することになった。
その日は桃花たちの服のこともありすぐに解散して俺と桜狐はその場に残り、そうして二人だけになると急に桜狐は笑いだしてその場で
「やったのじゃーー、久しぶりに平和が来たのじゃー、最高の気分じゃ・・・ところで旦那殿は余の姿を見て興奮しないのか」
「うん、桜狐ちゃんだけでは無理かな。確かに魅力がある女性だと思うけどそこまでにして襲いたいかと言われると難しいところだな。それに俺にはすでに彼女の桃花もいるし・・って桃花の話をしたら急に怯えるな、桃花に何をされたんだよ」
「主は怖い、主は怖い、主は怖い・・・もう余は可笑しくなりそうなのじゃ、どうか余を心と体で温めてほしいのじゃ・・・もちろん意味深じゃ」
だから人の話を聞いていましたか、俺は桃花ぐらいだけでほかの者にはそんなに興味がないと言ったはずなのに聞いていませんよ、この狐さんは。俺は変なことをすればすぐに桃花に教えるからなと言ったらものすごい勢いで俺から離れて怯えていた。
もうこの桜狐は桃花に一生逆らうことはできないだろうぐらいに怯えきっていた。どうしたらそこまでになるのだろうと本当に気になるがそこはまた今度にして俺たちも寮に帰ることにしたのだった。
人みたい姿をしているから家事でも手伝ってもらおうかなと考えてさせてみると全然だめでびっくりするぐらいに家事能力が壊滅的な状況であった。俺はやはり俺がやらないといけないのかと思いながら家事をしていると桜狐が
「そなたは本当にいい男じゃのう、余は別に妾でもよいのじゃ。誰も来ぬと思うじゃろうし、深く甘い夜でも過ごさぬか。余は夜を一人で過ごしたくないのじゃ」
全然こりていないと思い俺は持っていた、スマホで録音をしていてこの辺で良いかと思い録音を止めたら桜狐が冷や汗をものすごい量を出しながら俺に対してそれはいつから録音していたのじゃと聞かれたので俺は堂々とキリカに教えてあげるのであった。
「ほぼ最初から録音していましたが、これを桃花に伝えてほしくなければおとなしくしていなさい。もし何かしてきたらこれをばらしますから、バレたらどのようになるのかは式神のあなたならばわかると思いますが・・」
その後は桜狐もおとなしくしてくれた、本当にこの方法は便利だなと思いながら静かな夜を過ごすのだった。そんな時を過ごしながら俺は式神のキリカを心配していた、あの様子では絶対にやばいことになっているかもしれない。下手にすれば蟹だから姿を蟹にしておいしく食べられているのではないかと不安になったがまさか、そこまではしないだろうと考えるのだった。
もし亡くなっていたら甲羅ぐらいは拾っといてあげるからなと思うのであった。そのころ将希の予想通りに最悪な展開になっていた。桃花がキリカを食べていたのである、しかしそれは普通の食事と言う意味ではなく性的に食べていた。
「本当に可愛いね、キリカちゃん。私が可愛がってあげるから楽しみにしていてね」
「はい、奥方様。どうか、この変態であるキリカを調教してください」
そう言いながらキリカの目はハートになっており、将希のほうとは違くこちらの夜はかなり盛り上がっていたのだった。