旅行の終わり・・・ですが自覚はなしです
そろそろ十万文字に行きそうなのに評価数が0・・ってやばいですよね・・・もしかしてそんなに面白くないですか。
感想をお待ちしておりますのでどうか・・・評価もお願いします。
それからしばらくはこの前の騒ぎで中断していた修行を始めることになったのだが俺と桃花はもうこれだけでいいのですかという状況になっていた。正直に言って勝虎さんのおっさんのほうが修行が厳しかった。雷属性を強化する修行も良いがほかのことも修行をして安心したい。
だが、今までの環境に元魔王からの修行によりこれぐらいの修行は慣れてしまっていた。そこで俺は何か熱中で修業できるようなことがないか師匠に聞いてみたが。師匠はお前はもう十分と強い、もうそこまで急いで強くなる必要はないだろうと言われた。
恐らく師匠はあの騒ぎもあったことだから休んでほしいと思っているだろうが俺にとっては迫りくる試験が怖くてそれどころじゃないと思いながらお願いしても聞いてくれず俺は落ち込みながら退散していくのだった。
もしかして親友のとよっちならば何か言い提案を出してくれるじゃないかと思い親友の元へと走依りだしたのであった。そうして事情を話して提案してくれないかとお願いしたら親友が答えてくれたのである。
「それならば将希は・・その桃花と他人じゃない関係になったのならば桃花の加護で使える属性が増えているかもしれないぞ。お前は絶対に話を聞いていないだろうだから説明するけどその深い関係になっている者たちはその相手の力を触れて使えるようになることがあると聞いた。もしかしたら可能性であるかもしれない」
そう言って親友は本当に属性が増えているか確かめるものを取り出して調べた結果、前は雷だけであったが今は雷と火も使えると結果に変わっていた。俺はその話を聞いてマジですか、それならばやることはただ一つのみだ。桃花から貰ったと言っていいこの力を強くするのみ、俺は修行の目標を出してくれた親友に感謝して俺はまた走り出した。
元魔王さんの修行みたいなことをすれば習得できると思いながら走り出したのだった、もうそれは使える属性が増えた喜びで疲れなど忘れてしまっていた。
「将希ーーー、人の話は最後まで聞けーー。そのように属性が増えても覚えるのには本来ある属性の十倍ぐらいの修行が必要だぞー・・・まあ、あいつなら習得できると思うがな。自分も将希を驚かすぐらいに強くなるとするか」
そう言いながら豊喜は修行を再開したのだった、本来ならば修行は好きではないがこの前の一件で自分も強くなってせめて将希に迷惑をかけないぐらいには強くならなければと思いながら修行をするのだった。
それと一方、将希は使えるようになった属性をいち早くも使えるようになりたいために勝虎のおっさん式の修行でさらにここで重りなど己の手でさらに厳しくなった修行を始めるのだったがそれはとても楽しそうにしていた。
その修行の厳しさに誰もが逃げたくなる内容であったが将希は早く使えるようになるためにはこれぐらいは当たり前と思いながらやってその次の日に火属性、初級であるが炎気を使えるようになっていた。
出来るようになった嬉しさに決めていた目標よりもさらに多くの修行をしてもはや嘘だと思いたくなるほどの修行をして師匠や先生たちが決めていた、一週間の修業期間中になんとか火属性の中級クラスの炎桜まで何とか習得できたので俺はここでようやく一安心することができた。
雷属性の初級、中級、上級、最上級を習得して。新しく使えるようになっていた火属性では初級、中級をなんとか習得できたと言っていいほどだと思う。これぐらい覚えておけば退学はされないだろうと思いながら泊まっているところに戻るのだった。
そうして今までの修行内容を桃花ととよっちに話し合っていた。
「お前・・・出来ると思ってはいたけどまさか、中級クラスほどまで使えるようになっているとは一体、どんな修行をしたんだ。追加された属性は十倍以上の修行が必要なのに・・・まあ、桃花ちゃんも雷気を使えるようになっているからお互いにすごいけどな」
俺はそれを聞いてそうなのか、桃花も本来は火属性、風属性のみで雷属性は持っていなかったのだが桃花も頑張っていたんだと考えていた。そうして桃花からはとよっちに関することを話したのだった。
「確かに頑張ったし、私が言うのもなんだけどすごいと思うけど・・・豊喜の凄さを考えると私はそこまでではないね。だって豊喜はすべての上級魔法をすべて使えるようになったんだから本当に驚きだよ。修行をしていたその場の人がみんな驚いていたわよ」
そうか、桃花は驚いたのか。だが俺はそんな報告はもちろんのことその場にいても驚きはしないだろうな。なぜならとよっちはなろう系主人公の素質を持っているからだ、この先に伝説級の魔法をすべて習得してヒロインの数が百人ぐらいになっても俺は全然驚きはしないだろう。それぐらい凄いやつだからなと思っていた。
そんな考えが分かったのか、とよっちがおいおい、お前が思っているほど自分はそんなやつではないと声を小さくして言っていたが俺は間違いなく素質はあるから安心してくれと返して笑いあった。
次の日からは自由な時間が多いために俺と桃花、とよっちはどこに行きたいかと話した結果は景色がいい場所に向かって景色を見ながら釣りとか自然の中でゆっくりとかしないかとなって翌日、俺たちは式神である、蒼雷に乗り空から良さそうな場所を探すのだった。
「それにしても将希の式神に乗って移動するのはとても良いものだな、将希に桃花ちゃんはもう何回も載っているだろう」
「まあ、乗ってはいたけど楽しむどころではなかったからね。命がけで乗って逃げていることが多かったからね」
「そうか、ならばゆっくり上空に乗りながら移動は初めてなのか」
そんな会話をしていたら桃花が何かを発見したのである、それを二人にも伝えるのだった。
「二人とも、あそこに怪我をしている竜がいる。それもまだそんなに大きくないからまだ子供じゃない、助けに行きましょう」
俺はすぐに桃花は刺した場所に移動しその場に降りたのだった、そこには確かに傷をついているドラゴンがいた。俺は何というドラゴンなんだと思っていると親友が教えてくれたのだった。
「確かね、このドラゴンは不死鳥竜と呼ばれていて名前の取りに不死鳥に似ているということだからつけられた名前の竜だ。そこそこ強い竜のはずだが・・」
そう言っていると今度は空から別の竜が来てまるでこの傷をついた竜を捕食しようとしているようにも見えた。それを見てから式神の蒼雷はずっと現れた龍に対して威嚇をしていた、確かに助けたいがこれも食物連鎖の一つだから見捨てるべきか、それとも助けるべきか・・この竜は今まで見た三種類の中でも一番強そう。
考えていると向こうの竜が弱っている竜を止めを刺そうとして手で攻撃したが桃花がそこの間に入り怪我をしている竜を助けた。だが、相手の竜が強いのかそれで吹き飛ばされて怪我をしてしまった。
決まりだ、あの弱っている竜を助けることにした。桃花がそうするならばそうしよう、それに桃花に攻撃したのだ・・・殺されるぐらいの覚悟はできているだろうな、安心してくれ俺たちが今日の飯として食ってやるから構わないだろう、これも食物連鎖だからな文句はないだろうと思いながら
「野郎をぶっ殺してやるーーーーー」
そう叫びながら全力で槍先に神力を集中させて、あの騒ぎ以来の本気で紫電の一閃を繰り出して突撃した。もちろん、式神の蒼雷も竜なのに怒っていることが分かるぐらいの殺意を出しながら咆哮して突撃をした。
「お前と式神は相性が本当に良すぎるだろうー、同じようにしながら攻撃しに行くな」
親友に何か言われたような気がするが今はそれどころではない。もちろん全力でしたので相手の竜が図体に風穴があいて蒼雷は牙に雷を集中させて首を噛み切った。俺は心臓を式神、蒼雷は首者を攻撃しそのまま絶命をした。
あんなに強そうな竜だったのにあっという間に倒してしまった。俺はもちろんみんな強くなっていると確信して喜んでいた。その後は傷をついた竜の治療をして俺たちはその場から離れようとしたがどうも先ほどの竜が付いてくるのだ。
どうも俺たちのことが信用されたのか、親代わりになってほしいのか。どうしようと思っていると桃花があの子を私の式神にしてもいいかなと言ってきたので俺はそれはいい考えだと思いすぐに地面に降りて待っているとその竜も降りてきて俺たちに近寄ってきたのである。
桃花が前に出ていくとその竜は静かに頭を桃花に寄せて静かに鳴いていた、確か心を許しているときは生物はこのような声を出していると聞いたことがある。やはり桃花は優しいからそんなものも竜にもわかるだなと思っていると
「君、私と一緒にいたいの」
そう桃花が言うと不死鳥竜は返事をするように鳴いた。桃花は分かったわと言って式神の儀式を始めるのだった。そうして儀式は終えて晴れて不死鳥竜は桃花の式神になった。
桃花はすぐにその不死鳥竜の名前を考えてそうして懐けたのは風火と懐けのだった。なるほど風に火を書いてふうかと呼ぶのか。良い名前だと思いながら早速、その風火は桃花に乗ってほしいみたいで桃花は気持ちに答えてあげるべく乗ってそのまま上空に飛び立った。
見ていた俺たちも竜の死骸を半分以上は蒼雷が食べたが残さないように持てるだけは持って、後を追って向かうとそこはとても景色がいい場所について俺たちはそこでゆっくりと過ごすことにしたのだった。
近くには川もあって魚もいる、釣りもできるし風も心地よい場所であり襲ってきそうな生物もいなく良い場所であった。おそらくあの風火はここを桃花に教えたかったのだろうと思った。
俺たちは釣りや式神の世話、俺限定だが料理もしながら最初こそは遭ったがほとんど平和な一日を過ごすのだった。また今度、行きたいなと思いながら一日は過ぎてはまた一日過ぎてそうして修行も兼ねた、旅行も終えて俺たちはそれぞれの寮に帰っていった。
いろいろとありなんだか懐かしく感じるようになっていた。本当に修行だけかなと思っていたら大きな騒ぎに巻き込まれるし、世界的な大きな話に関わっていたし、いろいろとあったが最後はこうして無事に帰ってこれたことだし良いかと思った。
だが、少し気になっていた場所がありそこに訪れてみると
「どうも、将希君。修行も旅行も充実できたみたいだね、でもおじさんは一緒にパンドラ様と向かってほしかったけどパンドラ様が認めたならばしょうがないか・・・さて、何か食べていくか」
やはり帰っていたのですか、勝虎のおっさん。でも向こうが手を出さないと約束をしているいる以上安全かなと考えていると
「本当にパンドラ様の言葉がなければここで拘束して逆レイプでもしたかったのに・・・将希、あなたの愛しい霊が来ましたよ」
マジですか、凛姫もここにいるのと思っていると勝虎のおっさんが説明をしてくれた。なんでもどうしても将希と一緒にいたいとお願いしてきたので一緒は無理だけどせめて近くならばと思いここで働きながら暮らすことになった。
・・・手を出さないよね、俺は心配になったがここは約束を守るというパンドラの言葉を信じるしかないと思いながら俺は勝虎のおっさんにいつものメニューを頼むのであった。