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それぞれの戦いですが・・・・自覚はないです

俺は急いで桃花たちに合流するために移動をしていた、だが途中で敵の物見隊に見つかり俺はやばいこのまま逃げると敵本隊が桃花たちにも来ると思い物見隊を倒すことにした。



だが流石に手馴れているのかものすごい速さで逃げており俺はそれでも必死に追いつこうと思って追撃していたら途中で蒼雷が急に追撃をやめたのである。俺はなぜ辞めたと思っていたが勘が良い蒼雷がそんな理由もなしに止まるとは考えにくいと思い俺はこれ以上の追撃はやばいと考え来た道を引き返したのだったが



「おや、せっかくここまで来たのならばもう少しおじさんと一緒にいないか・・・将希君」



俺は後ろから聞こえた声に驚きながら後ろをふり返るとそこには今、一番見たくない人物とそれに次いで見たくない人物たちがいた。師匠に先生、凛姫そして勝虎さん・・・これは今までの中でも一番やばい状況だと思い逃げようとしたがすでに周辺一帯に出入りができない結界を張られており俺は見事に罠にはなってしまったと言うわけだ。



せっかく窮地から逃げ出したと思っていたらまた窮地かよ、それも今回は先ほどよりもやばいものである・・・俺はせめて蒼雷だけでも逃がそうとして降りようとしていたら



「おらーーー、そこのクソガキ。お前はそんなに死にたがり屋なのか、今日だけでとんでもない状況に落ちるなーーまあ、目的の人物がこれで見つかったから良いか。さて、そこにいる皆さんにお願いしたいのですがよろしいでしょうか。実は二つぐらい案を持ってきているので聞いてくれませんか」



「ほう、それは何でしょうか。内容によりますけど・・言ってみてください」



「まず最初の提案はこのまま引き上げてくれませんか。それなりに成果があったでしょうから下手にこれ以上欲張るのはよくないと思いますよ。過去にそうやって身を滅ぼした例はいくらでもあるのですから」



「それは無理な相談だな、俺たちが圧倒的に有利なうえにとても良い人材が目の前にして引き上げると思っていたのか、蝮」



「・・・勝虎さんならそう言うと思っていましたしほかの皆さん方もそんな考えでしょうから二つ目の提案を出したいのです。こちらは明らかに最初の提案よりも受け入れやすいはずですから」



それを聞いて勝虎さんがでは内容を言ってくれと蝮に対してそう答えて蝮さんはこう言い返した。



「一応、これでも商人なのでここは商人らしく対応のやり方をやりますが・・・・訪問販売をしに来ました、売りたいものは喧嘩でございます。是非ともお買い上げください」



俺はおいー、それは売り物じゃないですよ。確かに売るやつですけど売り物ではないですよと思いながら蝮さんを見ていたら周りは笑いながらでは買うことにしようと言ったら



「皆様、毎度お買い上げありがとうございます、それでは早速作業に取り掛からせてもらいます」



そうして蝮さんはその瞬間にその場から消えたと思った次の瞬間にはもう勝虎や師匠たちと戦いを始めていた。と言うか蝮さん、想像以上に強くないですか。師匠に勝虎さんに先生に凛姫の四対一で勝負しているのに全然押しているように見えた。



もちろんこの中に俺が入ったらすぐに消えてしまいそうなほど戦いのレベルが違っていた、まさしくこれこそ神々クラスの戦いと思っているとその余波がこちらまでに届き吹き飛ばされそうになりながらもなんとかその場に維持をできていたら後方の結界が一部崩れていたのである。




恐らく先ほどの威力で一部壊れたのかと思っていたら



「何ボーとしている、今すぐその隙間から入ってこの結界から逃げ出せ、そこガキ」



俺はその言葉を言われてすぐに蒼雷をあそこから入って逃げだしてくれとお願いをして飛んだのだった。それに気が付いたものが俺を必死に捕まえようとしたが



「おいおい、お客様こちらがサービスをしていますので勝手にいなくなられては困ります。まだまだサービスは続きますので付き合っていただきたいです」



そうしてこちらのほうにまで誰も来ずに俺は無事に結界の外に逃げ出すことができたので後ろをふり返り俺は無事に逃げ出しましたと蝮さんに報告した。そうしたら蝮さんは少し笑ったようにも見えたが遠すぎてわからなかったが俺は今度こそ桃花たちに合流するために蒼雷に騎乗して空から向かうのだった。



「さて、サービスの邪魔をしてくる問題児はいなくなりましたのでこれから本格的なサービスを始めさせていただきますね」



蝮はそう笑顔に言いながら再び四人との戦いを始めるのだった。



そうして飛んで数時間後にはついに桃花たちと合流することに成功したである、まずは桃花に無事でよかったと言われながら抱きしめされて恥ずかしくなった。正直に言ってうれしいが今はそれよりも詳しい状況を桃花たちに説明した。



それで俺たちのこれからの行動は蝮さんの言われたとおりに小城に立て籠もって時を稼ぐしか道はなかった。幸いなことに傷ついた人はおらずに向こうはある程度傷をおっておるものはいるのでそこが救いだった。



俺たちの退却に誰も追撃してこずに無事に小城まで退却に成功したが逆に言えばここで敵を迎え撃つ準備をしなければならないと思いすぐに準備を始めた。



食料に武器に水、衣類、ほかにも生活をしていくには大切なものを小城の中に入れて子供女も城の中に入れて城の城壁で義勇軍はいつでも攻めてきてもいい様に待機していた。もちろん俺もその中に入っており敵を待ち受けていたらついに敵軍勢の姿を見え始めて俺は太鼓を鳴らして敵が来たことを城の全員に伝えて義勇軍は城壁に待機して戦闘の準備をしていた。



「良いか、あくまでこの城で時間を稼ぎ。蝮殿が作戦で敵側の生命線を斬る作戦だ、だから無理に戦おうとするな。あくまで時を稼げ、後は己、仲間たちを信じろ。皆の者、配置について弓矢の準備をしてください」



ほかにも焙烙の爆弾とかも作っていつでも投げれるように置いていた。これは戦国時代が好きで無駄な知識だなと思いながら覚えていたことがまさか、こんなところで役に立つとはなと思いながら敵が接近してきて俺は



「良いか、弓兵、構えろ・・・俺が撃てと言うまで絶対に撃ってはいけません」



そうしてどんどん接近してくる敵にみんな怯えていたが俺はそれでも待っていた。そうして今だと思った瞬間に俺は号令をして撃てーと言い一斉に弓矢が空に放たれた。俺も最上級クラスの雷光桜を敵の真ん中に向かって撃った。



後方のほうでも桃花たちが焙烙の爆弾をいつでも投げれる準備をしていた。そうして俺はすぐに



「第三部隊、焙烙の投石準備をしてくださ。第一部隊は刀や槍など接近戦の武器を第二部隊は弓矢で援護してください」



そうして迫ってきた敵を次は後方に待機している部隊による焙烙の投石をした。それを見届けた桃花も最前線に立ち俺と共に迫りくる敵を応戦をしていた。戦いは一進一退であったが数では圧倒的に不利なのでこのままでは少ない我々がまずいと考えすぐにとある作戦を思いついた。



「桃花、部隊を引き上げるぞ、二の丸まで後退してください。後方ではこのようにして待っていてくださいと伝えて来てくれ」



桃花に俺の作戦内容を渡してすぐに桃花は分かったと真剣な表情になりすぐに部隊を引き上げさせた。もちろん殿は俺が務めて被害を極力抑えて部隊の半数と桃花は二の丸に退却した。俺を見た俺も二の丸に向かって退却して行った。



もちろんのこと敵たちは三の丸が落とすことができたので調子が乗って追撃してきた。そうして二の丸の門は開けっ放し状態で敵たちは好機だと思い二の丸になだれ込んできたがここで俺が



「敵さんここまで来ていただきありがとうございます。俺からの歓迎です・・・島津家、伝統戦術釣り野伏、ここに極まりー」



そう言って俺はすぐに地面に飛びつき攻撃を受けないような状態になり追ってきた敵たちは入ってきた城門の外で待ち受けていた弓兵たちに一斉に射撃をされたのだった。流石に相手はまずいと思い引き上げようとしたが俺は次に三の丸で隠れさせていた伏兵たちに持っている焙烙で三の丸を焼いてもらった。



ここで三の丸が無くなるのは痛いがここで三の丸が焼けば敵は退路を失って指揮系統がマヒする、案の定、敵たちは乱れて逃げようとしていたが半数以上が火の餌食になった。もちろん火が弱い場所もあったがそこは更に伏兵で追加攻撃してもらった。もちろん、俺も桃花も加わって被害を大きくした。



こうして攻めてきた敵がほとんど全滅状態になり相手の死者は七千以上、こちらの被害は死者が五十名近く、負傷者は百五十人と言うことで勝負が決まった。何とか勝てたがそれでもまだ相手が諦めたわけではない。



今度また同じぐらいの大軍で攻めてきたらこの千五百ぐらいの軍勢などあっという間に負ける、でも少しは時間を稼いだはずだと思い俺は戦いで負傷している者の手当てと戦ってくれた人たちにねぎらいの言葉を言うために動き出すのだった。


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