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素質試験ですが・・・自覚なしです

こうして新しい学園生活することになった俺は大きな門をくぐり中に入ってみるとそこには多くの美少女たちがいたのである。すみません、ここは女子高だったりしますかと思っていたが少ないが男性の姿もありひとまず一安心したが俺は女性とあんまり得意ではない。



男子校出身の俺にとって来てはいけない場所のように思えた。そうして俺は門のところで待っていた受付をしている人に紙を渡されて俺はその指示通りに動き出した。とりあえず言われたとおりに行動すれば問題はないだろと考えながら動いていた。



そうして俺がある場に着くとそこでは今期、一緒に入るだろう男性が集まっていた。その中に俺の大親友と言える人物を見つけた。何回見ても間違いないと思った俺はその人に向かって走り出してそうしながら



「豊喜ーとよっち、お前がいてくれて俺はうれしいよ」



「ちょっと、多くの人がいる前でそんなことはやめろよ。それにしてもお前も本当に若返ったな・・と言うけど昔から年上に見えるからあんまり変わらないけどな、将希」


「とよっち・・まあ、そうだけどな。でも前に比べて体が軽いしそれに今から楽しい学園生活が始まると思うと元気が出て来てな。大人になってから忘れていたこの感情、とても気分は最高だぜ」



「本当に変わらないよな、それよりもこの先が素質検査場になっているからお互いにいい結果がなるように頑張ろうぜ」



「もちろんだ、とよっちのことだから異世界転生した主人公みたいに最強になれるよ。俺はその次ぐらいがちょうどいいかな」



「おいおい、自分が最強になれるだって。無理な話だ、それよりもお前のほうが案外あるかもしれないぞ」



「ふっふっふ、それは絶対にないぜ。俺にはそれが分かるぜ」



そんな会話をしながら俺たちは待っていた。まさか、本当に大親友と一緒に学園生活ができるなんて嬉しい限りだ。俺はこれからのことを考えるだけで楽しみになってゆき笑顔になっていた。そうして先に大親友のとよっちが検査をして戻ってくるとびっくりした表情で戻ってきており俺は何事だと思い聞いてみると



「じ・・自分が今期、最高の素質者と言われた。今でも信じられない、自分が最強になるかもしれないと言われて今だ、夢の中にいる気分だ」



「とよっち、だから言っただろう。とよっちは才能があるだからなろう系主人公の素質もあると言うことだよ。ならば俺はそんな主人公のそばにいる大親友と言うポジションをいただきに向かうぜ。次は俺の検査みたいだから行ってくるぜ。楽しみにしてくれよな」



そうして俺の検査が始まっていろいろとやったしばらくして結果が出てきたのであった。それは才能があんまりない。俺には属性が雷しかないらしい。



説明すると属性は五種類あって、火、水、風、雷、土と言うものがありこれが多いほど素質が高いと強化されて少ないほど才能がないとみられる。それは使える属性が多いほどそれは有利に決まっている、使える属性が少なければ覚えられることも少ないのは当然だ。



だから俺が置かれている状況は非常にやばいと言うことだ。話だと普通なら大体三種類ぐらいは使えるはずなのに俺の場合はそれが一種類しかないのである。もう落ちこぼれ確定です、せっかく期待を胸に来たのにここでも俺は落ちこぼれなのかと思い重くなった足を動かしてその場を後にした。




すると元気がなくなった俺を見て心配になった大親友がこちらに来て



「お前、大丈夫か、明らかに元気がなくなっているのがわかるよ。安心しろ、普通でも俺はお前を見捨てないし劣等生と言われてもお前を差別する気はない」



俺は友の言葉で泣きそうになったがここは堪えて誰もいない場所に移動して静かな声で検査の結果を教えたのであった。もしかしたら一種類しか使えないから見捨てるかもしれないと内心、恐怖におびえながら結果を話すと大親友は



「一つしか使えないのか・・・でも逆に言えばお前は雷だけ集中的に鍛えればいいと言うことじゃないか。ほかの者はいろいろと修行する間にもお前は雷だけ修行すればいい、お前が雷属性最強の神様になればいいだろう」



「そうかもしれないけどこんな落ちこぼれがお前のもとにいては迷惑なるかもしれない・・からその少し離れたほうが良いかもしれない・・」



「だから自分はそんなことを気にしないから安心してくれ。それに自分はお前が一点集中型と思うぐらいのやつだから安心しろ。昔から歴史だけはほかのやつに負けていなかったじゃないか。それと同じだ、今回も雷属性だけは誰にも負けないようにすればいいじゃないか」



「と、とよっち。ありがとう、見捨てなくて俺を友として接してくれてありがとう」


俺は大親友に向かってうれし泣き出してしまった、本当にお前は良いやつだ。やはり主人公的な奴だよ前はと思いながら泣いていた。



そんな光景を見ながらその大親友は正直に言って自分は全部の属性が使えるからエリートなのは確定だけど逆にここまで落ちこぼれだと何かがきっかけでものすごく強くなるじゃないか、だいたい普通が三種類なのに一つしか使えない時点で何かあると自分はそう思っている。



下手にしたらその一種類の属性で学園最強になるかもしれないしな。昔、有名な大学の受験問題、歴史関係を出したら見事にその時に合格した者よりもはるか上の点数を出したやつだから今度もきっとこいつならやってくれるはずだと豊喜は将希を見てそう思っていた。



そうして始業式が始まりますの合図で二人はその場を後にして集合場所に向かうのであった。

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