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始まりですが・・・自覚はないです

どうも初めまして、人中の蝮と言います。なろうでは初作品となりますのでどうか温かい目で見守ってください。


それとブックマークの登録と評価をお願いいたします。

それは急な出来事だった、俺はいつも通りに仕事を終えて帰宅をしている最中であった。いつも通りに通っている道で俺は交通事故に巻き込まれて亡くなった。俺は基本的に信号は守る方だから青ならば基本的に心配はないだろうと考えていたが相手のほうの無視、もしくはブレーキとアクセルの間違いか、今はそんなことよりも思うのだった。



俺にはまだやりたいことがたくさんあった、まだ親に恩返しを返し切れていない。親友とまだまだこの先いろんなことをしたかった、会社はブラック企業だったけどみんないい人たちばかりでやりがいもあってこの厳しい時代ではいい環境だったと思う・・・生きたいのに・・・俺はここで死ぬのか・・・まだ・・・これから・・・なのに




俺は死ぬ前にまだやり残したことが多く思いながら俺は意識を手放したのであった。無念としか言えない最後であった。もしもう一度あるというのならば今度はもっと今よりもいい人生を・・・




次に目を覚ましてみるとそこはとある部屋の中でありこれからまるで面接でもやるのかなという感じになっていた。俺はもしかして異世界転生する前の場所じゃないかと思い少しばかりだけ気持ちが明るくなった。



そんな時に一人の大変美しい女性が入ってきた、俺は身を引き締めてその場に座って待っていた。なんか面接をした時を思い出して緊張していた。すると現れた女性が



そんなに緊張しなくても構いませんよと言われて俺は少しばかり気を緩めて女性と目を合わせたのであった。そうして女性も座って対面して話を始めた。




「初めまして私は天照大御神と申します。この度はあなたにお話がありましてこちらにお呼びいたしました。急な話になるかもしれませんが聞いて頂いてもよろしいですか」



あ、あの天照大御神様ですか。日本の神様じゃないですか、しかも最上位クラスの神様であり太陽神とも呼ばれているほどの神様がどうして俺みたいなやつに用事があるのだと思っていた。こんな平凡な自分が呼ばれる理由とは何であろうかと考えていたら。



「そうですね、実はあなたには転生ではなくとある場所で学びそして神様になってもらいたいのです。神になる素質がある人間が学ぶ場所、神様の学校と言うべき場所でしょうか。そこに向かっていただきたいのです」



・・・はい、異世界転生ではなく俺は神様学校に入ってそこで神様になってほしいと言うわけですか。少し俺の考えていたのとは違うけどでもそこならば安全に強くなれるしもう一度青春みたいなことができるわけだ・・でも俺はもう社会人だし大丈夫だろうか。



「そこは心配しないでください、向こうにつけば神様立候補はみんな十五歳になりますから安心して向かってください」



流石、神様。人の心を読むことなど簡単というわけですか、これならばもう一度・・・と言うより今度こそ青春を楽しんでやる。俺は高校生の時は男子校だったしなと考えていると天照大御神は見通しているかのように笑顔をこちらに向けながら。



「心は決まりましたね、それではこの先の扉に入ってください、そうすれば学園の前につきますからどうか良い神様になってくださいね」



「はい、ありがとうございます。俺はいろいろとダメなところは多いかもしれませんが一生懸命に頑張ります」



俺はそう言って扉を開けたのであった、すると扉の先が光り輝きだして目の前が眩しくて目を開けられないほどになり目をつぶって光が弱まるのを待っていた。弱くなり目を開けてみるとそこは大きな学園の前に立っていた。本当に神様になるための学園に来たのだなと周りを見渡しながら感じていた。



俺はここで新しい物語が始まるのかと思い気分を完全に立ち直った俺は学園に足を踏み入れるのであった。そこには新しい生活、どんなことが待っているのか。久しぶりに味わうこの気持ち、大人になって忘れていた感情が押されきれずに明るくなっていた。



俺、島津将希はここより新しい物語を始めるのだった。そうしてここに新しく神話の一ページがまた作られようとしていた。

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