タンクス ウォー プラネット
ノリで書きはじめて、初投稿ですん
語彙力が絶望的にないので、表現がいい加減かと思われますが最後までお読みいただけると光栄でする
『3』
『2』
『1』
……
ー『戦闘開始!!』ー
「……よし…っ!!」
カウントダウンが終わるとともに、私は目を開いた。
「今回の開始地点は…かなり南寄りだなぁ…」
「ここからのスタートは初めてだ。初動は…どう動こう…」
冷静に地図と周囲を確認する。
開始直後のこの雰囲気、私は大好きだ。静けさの中から、まだ見えない敵の熱い闘志が伝わってくる気がするのだ。
『前進!東の丘に登って!まだ撃ったらダメだよ!』
ー私の名前は、柊 皐月。ゲーム内でのニックネームは「サツキ」。そのまんま。至って普通の…とはいかないですね。
……。
自覚してます…。
趣味はゲーム、プラモ etc…
自称かなりのゲーマーです。
ミリタリー系のものが好きなんです。
それ故、自分の周りにいる人は、男子が多いのです。
…それ以外は普通の女子高生だと思ってますが…
今日もいつも通り、戦車のゲームをやっている。
タイトルは「Tanks War Planet(タンクス ウォー プラネット)」。
VRで、大戦直後の戦車を中心に、リアルな操縦を楽しめるミリタリーMMOゲームだ。操縦手、無線手、砲手、装填手、そして車長という5人を基本とした役割を選んで、複数人で一両の戦車を操るという独特なゲームシステムを持っている。
ということで、私達の愛車と仲間を紹介しよう。
AMX 13-90。私達の愛車だ。フランスで開発された軽戦車で、小さな車体には似合わない、90mmの6発の自動装填砲を搭載した戦車だ。なかなかトガった性能だが、私はかなり気に入っている。
続いて、搭乗員の紹介だ。この戦車の搭乗員は操縦手、砲手、車長の3名だ。
操縦手は、「カオリ」こと、有明 果織。操縦を行う。
砲手は、「アヤ」こと碓氷 愛弥梨。砲搭の旋回、照準、射撃を行う。
そして車長は私、「サツキ」こと、柊 皐月。周囲の警戒、敵の観測、無線の受信、発信、搭乗員の指揮を行う。
見てもらった通り、搭乗員は女子だけで構成されている。というのも、この戦車の本物は、搭乗員の身長が制限されているのである!…とはいっても、ゲーム内ではその制限はないけど…。
でも実際、ゲーム内でも高身長の人は乗りにくいだろうと思う。だから、この戦車のパフォーマンスを最大限に生かすために、女子だけで組んだ、ということだ。
…さて、ひととおり説明も終わったので、戦闘に戻る。細かい車両説明は、追々していく。今回参加した戦闘は、全車両が敵で、最後に生き残った車両が優勝というルールのものだ。
「丘上に到着したよ!」
「ありがと。ここからは索敵をするから、そこのブッシュに入って!」
「りょ~♪」
「……」
「……」
「…」
「…いたぞぉ~…!!」
「敵T-54とファイティングモンスターが交戦…おっと…センチュリオンも入ってきたか…いいねいいね…!」
「サツキ、顔怖いよ。」
「うぅ……」
「あんた、毎回こういう展開になるとすごい悪人面になるんだから…」
「いい加減直さないと、彼氏できないぞ~」
「……」
「ゲーム、カレ…」
「…ウン」
「…って」
「向こうではウォーカー・ブルドッグとパーシングが交戦中じゃん!」
「最初20両いたのに、もう8両か…」
「今回はやけに試合の運びが早い気がするんだけど…」
「…どうする?こっちも攻撃に出る?」
「まだだ、もう少し待とう。」
「ステェイ…ステェイ…」
「声真似するなよ!笑っちまうだろーが!!」
「シズカニィ…」
「ハイ…」
「…っと」
「中央のほうはファイティングモンスターが勝ったようだ。」
「105mm、怖いネ…」
「こっちはどこにあたっても即死だな」
「おー…」
「で、向こうはブルドッグが勝ったか…」
「自分を抜いて残り4両、うち2両は見えている…」
「行くしか…」
「「「ないよね~~!!」」」
「まずはファイティングモンスターからだな。」
「ブルドッグの射線が通らないように…」
「よし、ここなら大丈夫かな?」
「そしたら撃ちにいくよ~」
「お、ファイティングモンスターそっぽ向いてるぞぃ」
「まずは砲手狙いで!」
「いくぞ!」
「射撃準備完了!」
「撃て!!」
ドカァァン、ともスパァァン、とも言えないような、でも心地のよい発砲音が辺りに響き渡る。
「砲手やれたか?」
「あっ!逃げていくぞ!」
「逃がすなぁぁっ!!」
「履帯かエンジン狙え!」
発砲。
「スカしたっ!!」
「マズ……いや…」
「ん?」
「あっちは確か…」
「「「ブルドッグの射線だ!!」」」
少し遠くから発砲音。
76mmの小気味のよい音。
そして間もなく、車両数のインジケーターが5から4になる。
「いいね~こちらはまだ無傷だ。」
「ブルドッグ狙い?」
「うむ!そーしようではないかーがはは」
「嬉しそうだね…」
「ばっきゃろぉーまだ試合は終わってないぞーがはは」
「嬉しそうだね…」
「…」
「嬉しいょ…」
「素直でよろしい」
「…よし、突撃ィィィィィ!!!!」
「どちらも披弾すれば即死。短期決戦になるぞぉ~!!」
「しっかり当てねば…」
「よし、発見!」
「回りこめっ!」
「撃て!!」
発砲音の直後に大きな爆発音。
数秒後、再び大きな音。そして次の瞬間、M41 ウォーカー・ブルドッグの砲搭が上空に飛び上がり、砲搭のあったところから火柱があがる。
「弾薬庫に当てたみたいだね。」
「よし、あと2両で勝利だ!」
「しかし、あとはどこにいるものか…」
「まぁ、さっきの偵察地点に戻って探すかな。」
「りょ~♪」
「とうちゃ……なっ!?」
「61式戦車発見!!!」
「まずいぞ……!!」
鈍い音。そしてエンジンが突然停止。
「エンジンに披弾!!」
「どうしよう……!!!」
to be contenued…
お読みいただき、誠にありがとうございました。気に入っていただければ、次の投稿でお会いしませう




