お○ま様に摂り憑かれて…大嫌いな「将棋」が大好きになっちゃった!!!~中盤① お○ま様神格~
「多重神格」それは稀に存在する‥「転生」をした時は「過去の記憶」は消去される…
記憶を持ったまま「転生」をした場合「完全記憶・異常人格」等「特殊能力」を発揮する場合がある
人間界も同様に存在は確認され、多くは人目を引く為・売名好意であるが「犯罪者」に特に多いとされ知能指数は高い
但し「真実の質問」には絶対で「答えを偽る事」は出来ない‥そして将棋には「大局感」が最も必要とされる…
「横目三段」と言う格言通り「対局者」より「観戦している者」の方が「見える」事が多々ある
その「多重神格」を多いに利用し、尚且つ「神格」同士で「相談」出来たとした場合、これ程「有益」に働く事はない…
「有益」とする理由は他にもあり「経験」である…もし「全ての経験」が蓄積出来た場合
同じ「棋力」でも10回しか対局していない者と、1000回対局した者とでは「精神力」が違う
田は静かに‥真実に言う…「あぁ‥人間を30回程経験したが…それがどした?何だ?」と…
更に続け「お前も『人』には多少『恨み』がある筈…『欲の為の殺生』をどう思う?あぁ?答えろ!!!」と続けた
真実は「豚の命を司る女神」でもあり「生前(人間だった頃)」は「ミニ豚」を飼っていた…
溺愛し‥名前を付け…それ以降「豚肉断ち」をする程で、多くを学んだ‥最期の試練は「最愛の者の死」であった
田は更に続け「おぃ!!!黒猫!!!お前もお前だ‥生前『可愛がられた情念が妖怪化』させた…未練がましいにも程がある!!!」と…
黒猫は怒りの余り「お前に私の何が解る!!!」と、発すると同時に「人化」した…
情二・龍樹は人としての経験は無い物の「てめぇ‥マジで言って良い事と悪い事すら…解らねぇのか…」と呟き
そして真実も「人化」した‥流裳も「人化」しようとした時であった…
俯き‥震えながら「私が勝ったら‥謝れ‥『ごめんなさい』って言え…皆に謝れ!!!」と、舞は叫んでいた