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もう寝てるかな?
とおる、元気にしてる?
今日、高校の時の副生徒会長さんが来たよ。
なんも知らんみたいで、
とおる君、大学卒業後は何されてるんですか?
あっちの大学にとおる君が進学してから、みんな、とおる君とは連絡とれてなくて、よくどんな仕事してるんだろうねって話題にはなってるんです。
とおる君、凄かったから。
まだ、来年なんですけど30歳同窓会をやる予定で、連絡先を伺えたらと思いまして。
て言われて、お母さん浪人の事も、仕事の事も何も言えんかった。
連絡先は伝えたから、自分の口で言いなさいね。
「マジか~」
俺は、頭を抱えた。
もしかして、
みんなは大学落ちた事をまだ知らない?
確かに、卒業式の時もみんなから、大学おめでとう、いってらっしゃいって、言われてそのままだったけど。。
いやいや、あれから10年以上たってるし。
ないでしょ、さすがに。
「いや、まてよ」
落ちたことを知っているのは、
まさき
両親
先生
卒業式までばれてないって事は、先生は言ってない!?
両親は俺の落ち込みっぷりをみて、話題に上がらないように、噂にならないように口を固くしてくれてたみたいだし。
まさきも言ってない!?
俺、1番のとおるに戻れる???
拝見頂きましてありがとうございます。
人生始めての小説です。
いつもは、読む専門なので不出来だとは思いますが、あたたかい目でよろしくお願い申し上げます。
こちらで第一章は終わりです。
更新は週二、三回で章ごとにまとめて掲載する予定です。




