第一話 「始まり」
天崎吉夫はPCを購入しゲームをプレイしようとしたが突然目眩と吐き気がしその場に倒れ込む...
目を覚ました場所が
周りを見ると人が大勢居て無限に広がっているような紫がかったモヤがあり不気味であった
『目を覚ましたか』
大勢の人々が声を上げる
[おい、ここはどこだよ!]
[はやくここから出せ!]
[怖い...]
声の主を見ると骸骨のマスクを被り黒いフードを被った男が見えた
『ここは君達がプレイしようとしたゲームの世界だ、君達にはこれから魔王を倒してもらう、それまでに生き残れるかはわからないがな、街の外には敵がうじゃうじゃいるまずは城の外壁の受付を尋ね訓練を受けることだ』
気がつくと雰囲気が明るくにぎやかな村に
いた。
(外壁の受付か...)
確かに村の奥には巨大な城のようなものが見える...なにごとにも冷静さは不可欠だ、俺は目の前にある案内マップを見て宿へと向かった。
(しっかし宿が無料か...この村は良心的だな)
宿につき入ると和風レストランがあった
[ビールもう一杯頼みますわ!]
[あなたお酒強いんだねぇもう5杯目だよ]
[このままでもあと7杯はいけますわ!]
[いくらお酒強くても飲みすぎは良くないですからね...]
[あいよ!]
ビールを飲んでいる男がパッと俺に目を向けた
[あんたもこの世界に連れ込まれたんか?]
彼もどうやら俺と同じ突然この世界に来た人らしい
[はい、そうですね]
[おーそうかそうか一杯やらんか?]
[いや大丈夫です、あなたはお城の外壁の受付尋ねないんですか?]
[あーそういうのもあったなすまんちょっと酔いが回ってきてよ!俺はスラーとも呼んでくれ!]
[あ、はい]
[あんたの名前なんだ?]
[名前、あ、天崎吉夫です]
[まだこの世界の名前は決めてないのか]
[え?この世界の名前...ですか]
[こうやってパッて脳に特殊な信号を送るとステータスが出るんだぜ]
彼の手のひらから青いステータス欄が表示された
[ピュイーという感覚でやるとやりやすいからやってみな!]
言われた通りにやるとステータスが出てきた
(名前の設定か...天崎吉夫...てんお...天でいいか...)
[天!よろしくな!]
[あ、はい]
スラーはビールを人飲みし俺らは外壁の受付を尋ねに行った...
[城でけえなぁ!]
[宿に来るまで見えなかったんですか...?]
[え、あぁ気にしてなかったからな]
という会話をしている間に受付へと到着した
受付担当は女性のようだ
[訓練ですね!お名前を確認させていただきます]
[スラーです]
[天です]
[了解しました!この外壁の中を通ると案内人がいるので訓練棟内を案内してもらってください!]
説明通り外壁の中に入った
[思ったより人いないな!]
[そうですね、きっとまだ宿を訪れている方や村を探索している人がいるのでしょう]
[天!タメ口でいいぞ!]
[あ、はい]
中に入ると案内人が出迎えてくれた
[私は案内人ですNPCのため名前がありませんが案内人と呼んでいただければどんな質問にもお答えします、早速訓練棟を案内致します]
訓練棟は外に訓練場があり中は寝床と食堂、
武器庫があるらしい
[訓練教員は王室直々の職員が担当しますのできっと強く鍛えてくれるものでしょう]
一通り案内が終わり俺たちは宿で人休憩をした
明日から訓練だ
はまなかたきちです、第一話どうでしたでしょうか。
今回はかなり文字数が多い気がしました
一応5話まで書き貯めしておりますので
改良を加えてバンバン連載しちゃいたいと思います、