登場人物紹介
突然ですが、作者自身の整理も含めた簡単な登場人物紹介です。
飛ばしていただいても問題はありません。
今話は通常投稿と別途投稿扱いになりますので、本編の続きは明日の18時に投稿されます。
お見逃し無く。
【主人公】
・太田剛士(タケシ=オオタ)(24)
突然異世界に転移させられた本作の主人公。
元々の性格は穏やかで心優しい臆病者だが、一度スイッチが入れば、老若男女に対して一切情けを掛けずに命を絶つ二面性を併せ持つ。
代々、名も無き実践武術(分かり易く忍者)を継承する暗殺や要人警護を生業とする家系に生まれ、幼少の頃からその訓練に明け暮れていた。
歴史上、誰も使った事の無い身体運用法を独自に開発・運用しており、その実力は随一。
そのせいで【歴代最恐の暗殺者】と呼ばれているが、本人的には不服らしい。
ただ、その甲斐あって体一つで異世界に降り立った後も何とか生き延びて今に至る。
異世界転移ものの主人公にあるまじき中々に不細工寄りな外見の持ち主。
彼曰く「身長が伸びなかったのは幼い頃からの訓練のせい」。
最近の悩みは度々ドワーフに間違えられる事。
【ローゼン国王族】
・ブルゴーニュ=フォン=ローゼン(50)
ローゼン王国の現国王。
本当は兄であるヴェネトが王位を継承する筈だったが、「自分は向いていない」とあっさり辞退した為、王位を継いだ苦労人。
娘のクラリスを救った剛士を父として感謝しているが、普段は王として振る舞っているので伝えられていない。
息子であり、王位継承第一位のボルドーに頭を悩ませているものの、明確な証拠が無いので現在は泳がせている。
本人は「自分は他者と比べて劣っている。だが、それだけで他国より我が国が劣っているとは限らん」と述べているが、周りを見る力とその判断力は剛士から見ても一線を画している。
・クラリス=フォン=ローゼン(18)
ローゼン国の第一王女であり、王位継承権第二位だが、本人はあまりなりたく無い模様。
如何にもお姫様な見た目と白く美しい肌、主張が激しい胸を持つ正統派美人。
二度に渡り命を救ってもらった事で剛士に心酔している。
王位に興味は無いが、国の事を思う気持ちは人一倍強く、その為ならば我が身を捧げる事も辞さない。
現在は中々剛士に会えず、少々不貞腐れている様子。
・ボルドー=フォン=ローゼン(22)
ローゼン国第一王子であり、王位継承権第一位。
自分より優秀で人望も有る妹のクラリスを亡き者にしようと画策しているが、今のところ成功していない。
今回の件で剛士に邪魔された事で剛士を目の敵にしており、どうにかして妹諸共排除しようと手を回している。
【ローゼン国の貴族】
・ヴェネト=ローゼン(55)
ローゼン国唯一の公爵家当主であり、元は王位継承権第一位だったが弟に王位を譲り、自分は公爵として嫌われ役を演じ、陰ながら現在国王を支える弟思いな兄。
裏表の無い豪快で細かい事を気にしない性格だが、全てに於いてブルゴーニュ以上のキレ者。
剛士も「この国で最も警戒すべき人であり、最も信頼出来る人」と後に語られている。
また、生粋の武人でもあり、その実力は国内随一。
・ギー=アンデルセン(48)
ローゼン国の宰相であり、政治的権限では実質この国のNo.2でその権限は王兄であるヴェネトよりも上。
ブルゴーニュに忠誠を誓い、彼の行動理念は全て陛下と国の為。
そのせいか色々考える節があり、剛士からは「腹に一物抱える人物」と警戒をされる一方なのが悩み。
ブルゴーニュが信頼を寄せる数少ない人物であり、時折晩酌に付き合う仲。
・ウェストリア辺境伯
ローゼン西部のウェストリア全域を統治下に置く大貴族。
穏やかな性格で、異世界人である剛士を快く歓迎してくれた。
・コロナ=サウストリア伯爵
某感染症とは一切関係無い。
ローゼン南部を任されているが、王族(ボルドー以外)や国の上層部からは一切の信用は得られていない。
現在は適任がいないので置かれているが、ゆくゆくは左遷される予定。
【剛士に仕えるメイド】
ep31の後書きに後書きに記載する予定なので省略。
【クラリスに仕える騎士とメイド】
・隊長(30)
彼は隊長である。
名前はまだ無い。
・ロビン(18)
クラリス直属の騎士団の若手騎士。
若いながらも槍の腕前は中々で、隊長にも信用されている。
誰相手にも「〜っす」と軽い口調の敬語を使う為、しょっちゅう注意されているが何処吹く風。
・ メイド長(30)
彼女はメイド長である。
名前はまだ(ry
・イルミ(18)
クラリスと同い年と言う事で採用された新人メイド。
人懐っこい性格で、料理の準備や片付けを手伝ってくれた剛士を兄の様に慕っている。
クラリスとも礼儀を持ちながら、良き友人の様な関係だが、クラリス的には剛士を奪い合うライバルとも認識されている。
上記以外にも登場してはいますが、そこまで関わり合いが無いので今回は記載しておりません。
ここまで出た主要人物達のまとめ的な感じでご覧いただければ幸いです。
以降のお話に出る人物達は以降、また別途記載します。




