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アリカ、他の街に進む2

かなり短めになっちゃいました.....

商業ギルドを後にした私は、一旦街を出る準備をする為マイハウスに戻ってきた。


「ただいま」


屋敷に帰ってくると丁度クッキーを食べ終わった妖精達に話しかける。


「ねぇ皆んな」


『『『?』』』


妖精達はお腹いっぱいで膨らんで腹をさすりながら不思議そうにコチラを見てくる。


「私さ、次の街に行こうかと思うけど皆んなはどうする?」


『『『!?』』』


妖精達は驚いた表情を一瞬だけ浮かべ、3人で相談するように何かを話し合っていた、大体1分くらい話し合って決まったのか妖精達は私に向き直る。


「私についていきたいの?」


『『『ーッ!!』』』


妖精達は顔を縦に振る。


『パーティに妖精A、妖精B、妖精Cが加わりました。』


「ふふっ、わかったよ一緒に行きたいんだね?ちょっと待ってて屋敷を後にする準備をするから」


私は鍛冶場で装備の耐久値を修理して、軽く荷物をまとめて屋敷の鍵を閉める。


「そうだ、メイとレオンと兄さんに家の鍵を送っておこう」


私はフレンドチャットを開く、


アリカ:ちょっと兄さん助ける為に他の街に向かうからハウスの鍵送っとくね

メ イ:ありがとうございます!!

レオン:うむ、感謝する!!!!

饕 餮:たすかる

アリカ:兄さんは今、何してるの?

饕 餮:ワイバーン戦にむけてレベル上げをしている、どうやらワイバーンはレイドボスらしい

メ イ:レイドボスって何ですか?

饕 餮:複数のパーティで同盟を組んで戦う大規模な戦闘を前提としたボスの事だ

アリカ:そうなんだ

メ イ:それ倒せるんですか!?

饕 餮:防御を抜いてダメージを与えられれば何とかなりそうではある


「兄さん………やばくね?」


アリカは饕餮のリアルチートのヤバさに絶句する


アリカ:それ助ける意味ある?

饕 餮:戦力が増える事は良い事だ

アリカ:そう…

メ イ:そういえば先輩は饕餮さんの居る場所が何処かわかったんですか?

アリカ:あぁ…兄さんの居る場所については第三の街の近くに有るって事はわかったよ

アリカ:今は第二の街に向かうところ

メ イ:そういえば先輩は他の街に向かう方法を知ってるんですね?

レオン:うむ、我が向かおうとしたら門番の衛兵に止められたぞ?

アリカ:レオンは何してるのさ……他の街に向かうには通行証が必要らしい、私は持ってるから行けるけど

メ イ:先輩はどうやってゲットしたんですか?

アリカ:商業ギルドのギルドマスターから貰った

メ イ:なぜか先輩が凄い人脈を持っているんですね!?

アリカ:取引してただけだよ

メ イ:何を取引してたんですか?

アリカ:白い粉

メ イ:薬物ですか!?

アリカ:フフ……砂糖だよ

メ イ:紛らわしいです!!

アリカ:ちょっと揶揄っただけだよ、クスクス♪

メ イ:もう!!

アリカ:じゃあ私もう行くから

メ イ:むぅ……頑張って下さい!!

レオン:頼んだぞ!!!!

饕 餮:すまない……

アリカ:はいはい頼まれましたよっと、じゃあメイちゃんの大事な大事な愛しの兄さんを助けにいきますか!

メ イ:先輩!?

饕 餮:なんのことだ?

アリカ:相変わらず兄さんは鈍いね

饕 餮:何が鈍いんだ?

アリカ:こればっかりは自分で気づいて

アリカ:メイちゃんも頑張ってね、ニヤニヤしながら応援しとくよ

メ イ:ッ!?〜〜〜先輩のバカ!!!

アリカ:ふふっ……


そうしてアリカはフレンドチャットを閉じる。


「さて行こうか……」


私なハウスの扉の鍵をかけて門の鍵も閉める、そうして街の西門を目指して歩く、



そうして西門に辿り着くと衛兵に呼び止められる。


「止まれ、ここは許可の無い者は通行を禁止している」


「えっと…」


私はアイテムボックスの中からガンケルに貰った通行証を取り出す。


「許可ってこれで良いをだっけ?」


「通行証を確認した、通って良いぞ」


「わかった」


私は通行証をアイテムボックスにしまい西門をとおる


「さて、第二の街ってどんな場所かなぁ…」

先のストーリーのネタはバンバンでてくるのに、そこまで行くための道中のネタがマジで思いつかない。

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