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饕餮、鉱石を掘りゴブリンを投げる。

かなり短めになっちゃったなぁ...

〜〜饕餮視点〜〜


「俺は鉱山に行くつもりだが…レオン、メイはどうする?」


「我はレベル上げだな!!」


「私は街を見てまわります!」


饕餮はレオンとメイの行動を聞く、


「そうか、じゃあ一旦お別れだな、」


「うむ!さらばだ!ワーハッハッハー!!!!」


レオンは饕餮とメイに別れを告げて高笑いをしながら走り去る。


「相変わらずさわがしいな…」


「ですね、じゃあ少しの間お別れです、ではまた後で!」


メイも別れを告げて手を振りながら去る。


「ふむ、では行くか」


饕餮は鉱山を目指して歩みを進める、

しばらくして[苔の洞窟]の入り口に着いた。


「ここで鉱石が掘れるのか」


饕餮はアイテムボックスからアリカに貰ったツルハシを取り出す、


「刀の為に頑張らないとな、」


饕餮は洞窟に入る、しばらくして採掘ポイントを見つけ、ツルハシを振り下ろす。


カンッ!カンッ!カンッ!


「石、石、鉄、石、鉄、鉄、銅、か…」


《スキル《採掘1》を獲得しました。》


饕餮は採掘できた鉱石を見てアイテムボックスに仕舞う。


「アリカは刀を作るのは初めてだったな、ならば失敗作も当然できてしまうはず。完璧に作るまでは相当な時間と材料がいるな…それならば沢山掘らねばいけないな、」


饕餮は刀の事を考えながらツルハシを振る、すると…


「む、この音は…」


饕餮が耳を澄ますと、何かの足音が聞こえてくる。


『グギャ!!』


「ゴブリンか、」


饕餮の前に現れたのは、醜悪な顔と長い耳に緑の肌をしたモンスター、ゴブリンだった。


『グギャ♪』


ゴブリンは饕餮を見て嘲る様にその醜悪な顔を歪ませる。

饕餮は手に持ったツルハシを地面に突き刺す、


「これも修行か」


饕餮は構えてゴブリンを見据える。


「征くぞ」


ゴブリンが右手に持った錆びたナイフを振り回して饕餮に突撃する。

饕餮はそれを身体を少し傾ける事で難なく避ける、そして饕餮はゴブリンのナイフを持った右手の手首を掴む。


『グギャ!?』


「’’廻天(かいてん),,」


直後、ゴブリンの身体がフワリ、と空中に浮かぶ、そして物凄い勢いで地面に叩きつけられる。


ドグシャッ!!!!


っと鈍い音が洞窟に響く、


『グ……ギャ…ガァ…』


饕餮は地面に倒れ四肢がありえない方向に曲がったゴブリンの顔面を踏み抜く、


「ふむ……慣れている分、人の形をしたモンスターの方が幾らか楽だな」


《スキル《格闘術1》を獲得しました。》


饕餮はゴブリンのドロップ品をアイテムボックスに仕舞い、地面に突き刺したツルハシを引き抜く。


「さて、続きだ」


饕餮は再び採掘を再開する、


「ふぅ……これで足りるだろう」


饕餮は採掘した鉱石をアイテムボックスに仕舞う。


「さて、帰るか…む?」


饕餮が洞窟を出ようとするとアリカからフレンドチャットが届いた。


「なんだ?」


饕餮はフレンドチャットを開く、



「なるほど、解体スキルか…」


饕餮は街に向かいながらフレンドチャットを見て、考える。


「ちょうど暇になったから向かうか」


饕餮は街で肉屋に解体スキルを習った、


「レオンやメイはどうしたのだろうな…」


饕餮はメイ、レオンの事を少し考え、ログアウトする……

饕餮の技解説

【廻天】

合気やその他もろもろを混ぜたオリジナル格闘術の投げ技。

相手の勢いを利用した投げ技で食らうと視界が回り三半規管がやられ、地面に叩きつけられる。そうして痛み、吐き気、強い混乱でしばらく動けなくなる。


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