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アリカ、チュートリアルをやる。そして遭遇する。

今回は戦闘描写を書いてみた。ただ結構グロくなった。


「ログイン、うん?あの騒ぎやっと収まったのかな。」


次の日になりログインすると初日のような騒ぎは、無くなっていた。


「これなら、チュートリアルもできそうだなぁ」


これなら、とアリカは保留にしてたチュートリアルクエストを開始する


『チュートリアルを開始します。まず最初に冒険者ギルドに登録しましょう。』


すると視界に矢印が現れた、たぶん矢印の先を目指すのかな?とアリカは矢印に従って歩き出した。少ししたら剣のマークの店がみえてきた。


「あれが冒険者ギルドかぁ…」


ギルドに入ると中は酒場みたいになっていて、矢印は、奥の受付を指していた。


『受付に話しかけてギルド登録をしましょう。』


「すみません、冒険者登録をしたいのでが」


「はい、冒険者登録ですね紙に名前を書いてください。」


話しかけると受付嬢が笑顔で対応してくれた。


「名前は、アリカ様ですねギルドカードをお渡しします。最初はEランクからです。クエストをある程度達成すると、ランクは上がります。受けられるクエストは、一つ上のランクまでです。」


なるほど最初はEランクらしい依頼をある程度達成するとD、C、B、A、Sの順に上がるらしい。


『次にクエストを受けてみましょう。』


「クエストねぇ…そうだなぁコレにしよ」


私が手に取ったクエストはE級スモールラビットの討伐だ。クエストのクリア報告はスモールラビットのドロップ品を五個袋に入れギルドの納品ボックスに依頼書と一緒に納品する形式らしい


「まずは、始まりの草原にいこうかな」


始まりの草原とは、街の北門を出たらすぐらしい。なんてそのまんまな名前だぁ………北門を抜けて草原に着いた。そういえば、


「神秘魔法使ってないなぁ」


そう魔法を使っていなかったことを思い出した。神秘魔法は、何が使えるのかなぁと見てみると、


「存在隠蔽?」


えーとレベルによって相手から認識できなくします?

自分が攻撃するか、ダメージを受けたり、MPが切れると解除されます。ねぇ…攻撃系魔法じゃないっぽいまぁさっそく使ってみるか。


「存在隠蔽!!」


おぉ多分?成功だ体に霧?を纏っている。そして体を確認していると、


『キュウキュウ』


とスモールラビットが現れた、どうやらスモールラビットは、こちらに気づいていないらしい。ちゃんと効果あったんだ…取り敢えずスモールラビットに向けて、スキル識別!!


『スモールラビット』LV2

HP10

MP5

始まりの草原に生息するモンスター意外と素早いので注意が必要


よし、識別も問題なさそうだ、問題は武器になりそうなのが銅の包丁くらいしか無い事だしかも武器じゃないから直ぐ壊れそうだ。よし覚悟を決めてそぉーと後ろから近づいて、


『ギュ!?』


ウサギの首に突き刺す。血の代わりに赤いポリゴンが吹き出す。


《スキル《隠密1》を獲得しました。》


よかった包丁で倒せるのか…取り敢えずドロップ品拾うか、えぇとスモールラビットの皮、スモールラビットの前歯っとよし移動するか、

と立ち上がった瞬間

脇腹に鋭い痛みと衝撃が走った。







「がはぁッ」







突然の衝撃に脳の理解が及ばなかった、そこに居たのは、サイズはスモールラビットより少し大きいぐらいだが姿は異なる、真っ黒な体毛で金の角が付いたウサギがそこに居た。


「ぐッ…識 別ゥ!!」


ユニーク『ゴールドホーンブラックラビット』LV15

HP???

MP???


ッ識別で見えない!?ユニーク!?とにかく逃げ……な…い……と………

アリカはウサギを見て逃げようとしたが何故か不意に足が止まる………アリカは見たのだ、ソレを。















『キュッキュッキュ』



まるで逃げようとする私を嘲笑うように鳴いていた黒いウサギだ。怒りが湧いた、私見て笑うウサギに、そして無様に逃げようとする自分に、


「ッ上等、コロスッ」


そしてウサギに向かって宣言した。直後、黒いウサギは、キュウと鳴くと後ろ足に力を入れ突進してきた、

私はそれをギリギリ避けた。


「ッ!危っな!?」


避けたはいいが、さてどうやって倒す黒ウサギの攻撃はなんとかッ『キュイ』避けれるが、どうするればッ観察しろぉ観察、ヤツにもッ『キュ』弱点はあるはずだッ



「見つけたッ」



なんとか見つけたが、賭けだ。

黒ウサギは突進後に僅かに動きが止まる。

次の突進でそこを狙う!!

私はその場で立ち止まり突進を待つ。

黒いウサギは勝ちを確信して突進する。


『キュキューウ』



刹那


「何ッ回()()と思っている!!」


突進を最低限の動きで避ける。そして、アリカは黒ウサギの首に手を伸ばして掴み上げる。


『キュッ!?』


黒ウサギが驚愕の鳴き声をあげる。自身の身体が持ち上げられたのだ。

首を掴まれ持ち上げられた。

ただそれだけ、だけどそれだけで、

黒ウサギは攻撃手段が無くなる何も出来ない。

そんな黒ウサギなんてもうただのウサギ(獲物)だ。

そしてそんな黒ウサギの首をアリカは力の限り締めた

メキメキと音が鳴る。

アリカの手に黒ウサギの骨にひびが入る感触がした。

そして、


『ギュ!?』



ゴキ


と周囲に鈍い音が響いた。


『ユニークモンスターを討伐しました。』

《称号《ユニーク殺し》を獲得しました。》

《称号《格上殺し》を獲得しました。》

《称号《忍耐》を獲得しました。》

《称号《一匹狼》を獲得しました。》

《称号《ゴールドホーンブラックラビットの討伐者》を獲得しました。》

『ユニーク討伐報酬として討伐者には、《金角黒兎(きんかくこくと)の短剣》が贈られます。』

《ユニークスキル《黄金の一撃(ゴールデンスマッシュ)》を獲得しました。》

《スキル《背水の陣》を獲得しました。》


私はアナウンスが鳴り終わるまで動けずにいた、

気がついた私は黒ウサギのドロップ品をしまい、落とした包丁を拾い残りのスモールラビットの素材を集めて納品してログアウトした。



戦闘描写ってむずいね

裏設定ユニークモンスターは何か条件を達成しないと、出現しない今回の条件は、スモールラビットに感知されることなく至近距離の背後から一撃で倒す事


『ゴールドホーンブラックラビット』LV15

HP100

MP235

ホーンラビットの突然変異種

ものすごいスピードで突進を繰り返す。

主人公は首を絞めて窒息させダメージを与え最後はウサギの骨の耐久が無くなって折れた大ダメージで倒した。

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― 新着の感想 ―
[一言] スリップダメージというより、“草加する”もとい、首の骨を握り折る何だよなぁ……
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