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アリカ、チュートリアルを保留にする

バイトについての説明抜けていたから修正しました。

「邪魔だあぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

「止まってんじゃねぇよ!!!!!!」

「早くクエスト受けさせろぉぉ!!!」


周囲に響き渡る大声。

大勢の人達が餌を取り合うコイみたいに群がり、押し合い自身の目的を達成しようとしている。


「確か今日がログイン初日だったなぁ」


そうアリカは当てて直ぐにログインしたが、実は今日がログインが可能になる日なのだ当然アリカ以外の人も初ログインで参加しているのが大勢いる。そんな初日だからこそチュートリアルやギルドなどが混雑することも当然と言えば当然ではある。


「これじゃあチュートリアル出来ないなぁ……取り敢えずチュートリアルは保留にしよう」


そうして視界右端にある『チュートリアルを受けますか?』の文字に触れて保留にする。


「さてどうしようか、出来ればあの混雑とは離れたいが…」


チュートリアル保留にしたから、お金が稼げないしなぁ…どうしよう、

そう考えながら辺りを見渡して一つの果物屋が目に止まる。

そうだ!いいこと思いついた、


「おじさん、リンゴ二つ買うから、何かバイト教えて欲しい」


すると果物屋の店主は、


「おっ中々礼儀のわかる嬢ちゃんじゃねぇか毎度二つ合わせて10Gだ」


そうしてアリカは所持金の1000Gから払い990Gとなった。


「バイトなら、この先の飯屋がバイトを募集してたはずたぜ。」


そう言って果物屋の店主が指を指した先には、たしかに飯屋があった。そうしてアリカは店裏の扉を軽く叩いた。


「はぁい…えっとどちら様でしょうか」


そうして出てきたのは若い女性だった。


「すみません実は、果物屋の店主さんが此処でバイトを募集と聞いたのですが」


「まぁありがとう、さっそくだけど今できる?」


「はい取り敢えず今は暇なので」


そうして厨房に入って何をやるかを教えてもらい、まずは皿洗い次に簡単な下拵えをした。そうしてすべての仕事が終わり、


「今日は助かったわぁ本当にありがとうギルドに、クエスト出しても誰も受けないから大変だったのぉはいコレお給料ね」


《ミニクエスト『料理屋の手伝い』をクリアしました。》

《スキル《料理1》を獲得しました。》


なるほどこんなふうにスキルを獲得するのか。バイトが終わり適当に街中をぶらぶら歩いていると服屋を見つけたので少し思い付いた事を検証してみる事にした。


「すみません糸と針と布を下さい」


「お買い上げありがとうございます」


そしてそこら辺のベンチに座り布に色々な縫い方を10分くらいしていると、


《スキル《裁縫1》を獲得しました。》


やはり自身が経験した事によってスキルを習得するようだ。そうしてまた歩きまわり次は、鍛冶屋をみつけた。


「すみません此処で鍛治って出来るんでしょうか」


そうして武器を手入れしているドワーフの鍛治師に聞くと。


「なんだい、お嬢ちゃん、アンタ鍛治をしてみたいのかい珍しいな、いいぜちゃんと代金を払ってくれるならな」


そうして貸し出し代と鍛治道具セットと一番安い銅を買い所持金が500Gになった。そして準備ができたら作っていこうまず作るのは、料理スキルのための包丁だ。カン!カン!カン!と何回か失敗しつつ満足のいく物が出来た。


《スキル《鍛治1》を獲得しました。》


お、ちゃんと獲得できたようだ、


「お嬢ちゃんアンタ筋がいいね初めてやったにしては上手なもんさ。」


と鍛治師のドワーフにも褒めてもらった。そして、


《称号《止まらぬ成長》を獲得しました。》


また何か称号を獲得したらしい、少し見てみるか

えぇと《止まらぬ成長》スキルのレベルアップに補正が付くらしいもう一つは、《神秘に触れる者》は、神秘を見る、触る、聞く事ができる?そんな意味のわからない効果だった。そうして考えているとログイン時間の制限のアラームが、なったから今日はログアウトした。



 







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― 新着の感想 ―
[気になる点] 何でバイトをしようと思ったの?説明不足だよ。
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