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ミヨとユウとトッププレイヤーの変人達

――イベント開始――


「ここが専用マップかぁ」


「いつもの街と同じだー!!」


『コメント』

・街と同じ?

・NPCが居なくだけっぽい?


ミヨとユウは街を見ながら門に向かう、


「ここで闘うのかな?」


「見て!!有名なパーティが居るよ!!」


ミヨはプレイヤーの集団を指差し、有名パーティについて視聴者に説明する。


「あっちのパーティが『世紀末モヒカン』って言うパーティで!あの3人組のパーティは『三連星』ってパーティで!あっちの金ピカのパーティは!!『黄金狂』って言うパーティなんだ!!」


『コメント』

・!?

・キャラ濃!?

・このゲームのトッププレイヤーは、皆んな変人しか居ないの?

・ヒャッハー!!って言いそうな人だなぁ

・あの3人組、某ロボアニメの奴かな?

・金色の集団に一人、愉悦してそうな人がいるな

・ミヨのパーティと同じくらいメンツがヤバい

・せやな


「むぅ…酷いよ皆んな!!ウチのパーティは、まともだよ!!」


『コメント』

・?

・どこが?

・筋肉と忍者と日本兵がまとも??

・ドングリの背比べ

・五十歩百歩

・草

・まとも……まとも?

・大丈夫?眼科行く?


「視聴者の皆んなが辛辣!?」


「うん、忍者の私が言うのもなんだけど、どお見てもおかしいからね?」


「そうなの!?私の感性がおかしいの!?」


『コメント』

・忍者に言われるのは笑うww

・ミヨってポンコツだったのか…

・知らないの?ミヨって割とポンコツだよ

・面白いくらい変な感性してるよね

・草

・NIN者さんが格好の割にまともだった


「勇者くん!私の感性ってまともだよね!?」


「いや…えっと…あはは…」


ユウは苦笑いを浮かべる、


「ガーン…私の感性ってそんなおかしかったの…」


『コメント』

・ガーンって自分で言うのか…

・勇者くんめっちゃ苦笑いで笑うw


「えっと、なんかごめんなさい…」


「大丈夫ですよ、私の筋肉に惹かれるのは、当然の感性なのです!!」


「それは励ましとは違うと小生は思うであります…」


「……んふw」


ユウは気まずくなって謝り、マッスル竹中は筋肉に惹かれるのは当然!っと言い、大和だーますぅい(書きにくいので以後、大和魂に縮めます)は呆れる、NIN者は、落ち込むミヨがツボに入りプルプル震えながら笑っている。


『コメント』

・カオス

・落ち込むミヨ、謝る勇者、胸を張る筋肉、呆れる日本兵、笑う忍者、うんカオスだw


「今何か作者がめんどくさがった気がする!!」


「えっといきなり何ですかミヨさん?」


そうしているとアナウンスが流れる、


『まもなく第一フェーズが始まります。』


「始まるみたいですよミヨさん」


「わかった!」


周りのパーティは戦闘体制をとる、ミヨが杖を構え、ユウが盾と片手剣を、マッスル竹中がメリケンサックを、大和魂が銃剣の付いた三八式歩兵銃を、NIN者は手裏剣を構えた。


「ちょっと待った!?大和君それ銃!?」


ミヨが大和魂の取り出した銃に驚く、


「えっと小生のコレは、銃を模した槍であります」


「槍なの?」


「はい!見た目だけで弾を撃つことは出来ないであります」


『コメント』

・平然と銃取り出したからびっくりした!?

・銃!?ってなった

・三八式歩兵銃か凝ってるなー

・銃剣付いてるから槍なのか?

・そんな適当な、


「ミヨさん大和さん!!モンスター来るよ!!」


ミヨと大和魂は、ハッとして構える…


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