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アリカ、不死を殺す。

更新まで2日も経っちゃった、

アリカは鉄製の扉を開け中に入る、

なんだろ?この部屋。他の部屋よりも広いし豪華だけど、かなり不気味な装飾だなぁ…

アリカが見た内装は、所々金の装飾が施されている机や椅子、紫の炎のシャンデリア、壁に立てかけられた棺、真っ黒な頭蓋骨、魔法陣の上で煮立つフラスコの緑色の液体など、きみがわるい内装だった、

うわぁ…趣味悪いなぁ……どんな気分で作ったの?この部屋、


ガチャン!!


アリカが考えていると、入ってきた鉄製の扉が急に閉まる、

うぇ!?なんで、急にしまった!?

アリカはドアノブを回すが開かない、


「閉じ込められた…」


「そうだとも侵入者よ」


ッ!誰!?

そこに居たのは、一人の老人だった、真っ黒なローブを被り、頭蓋骨をつけた杖を持った不気味な老人、


「此処は,ワシの研究室…その扉はワシを倒さんと、出られんぞ?」


そう言う老人、


「助けを呼ぼうと無駄じゃ、この部屋の音は外には漏れん、」


アリカは、老人に向き直り武器を構える、


「ほう…抗うか、いいだろう、このワシ『百足の足跡』統領、デイバーが相手になろう、精々足掻くがいい…」


そうして、デイバーが杖を持ち上げる、


「来い!死霊召喚(サモンアンデット)!!」


そう言うと、デイバーの杖から紫色の光が放たれると、部屋の中の棺から10体のゾンビと鎧を装備した一体のゾンビが現れる、


「見よ!!これがワシの魔法じぁ!!」


ゾンビ達が一斉に襲ってくる、


「っ!…スラッシュ!」


アリカは、襲ってくるゾンビを剣術スキルで切り付ける、


『ウバァ…』


流石に一撃とは行かないか、なら魔法で!


「ファイヤーボール!!」


ゾンビが燃える、

三匹倒れたなぁ、火魔法が有効かな?もう一度ファイヤーボール!!


「させんわ!ダークボール!!」


アリカが放ったファイヤーボールがデイバーの放った黒い玉に相殺される。

デイバー自身も戦えるの!?

アリカがそう考えていると、鎧を纏ったゾンビが攻撃してくる、


「ッ!?スラッシュ!」


ガキン!!


アリカのスラッシュが弾かれる、


「なぁ!?」


『ウバァ……』


鎧ゾンビが攻撃してくる、それをギリギリで避けた、

ッ!!近過ぎて剣が振りずらい!


「ははは!いいぞ!アーマーゾンビよ!」


デイバーが高笑いをあげる、


「じゃま!!」


アリカはアーマーゾンビを蹴り飛ばす、

よし!距離が空いた!


「ファイヤーボール!」


アーマーゾンビに火魔法を放つも、盾に弾かれる


「硬過ぎない?」


あまりの硬さにアリカは声を漏らす、

あの硬さ魔法も剣も効かない…直接、術者を倒すしかないかなぁ…


「召喚!騎士君達あの鎧ゾンビを足止めして!」


アリカは、騎士君達を召喚して、アーマーゾンビを足止めする、

よし、これでデイバーを攻撃できる!

アリカはデイバーに全力で近づく、

遠くからじゃ魔法で相殺される、だから近づくしか勝機は無い!


「ぬ!?させぬわダークボール!!」


「ッ!ファイヤーボール!!」


アリカは、ダークボールを相殺する、


「こしゃくなぁ!ダークボール!!」


くっ…連射速度は、あっちが上か!


「ッ!幻影!!」


アリカは、マボロシを作り出しダークボールを回避する、


「なぬ!?幻術か!ならば連続発動はできんなぁ!」


ッ!クソ、バレた!まずいな、

アリカは、ゾンビを切り付けながらデイバーに走る、

ゾンビが邪魔!クソ、早く!早く!前に!


「これでも受けるがいい!!ダークボール形状変化ぁ!!ダークランス!!」


デイバーの放とうとしたダークボールが槍状に代わり放たれる、


「ッ!はやっ!?」


アリカは、咄嗟にロングソードで受ける、そして、耐えきれずロングソードが遠くに吹っ飛ばされる、

ボール型より早くて威力も段違い、受け止めきれなかった…ロングソードは、もう取りにいけない短剣でやるしか…

アリカは短剣を右手に持ち替えて走る、


「えぇい!まだ耐えるか!ダークボール!形…」


まずい!ファイヤーボール!

アリカは、ファイヤーボールを放つ…が、ゾンビが盾になり届かない、

チィ!まずい!一か八か、やるしかないか、

アリカは、短剣の刃先を摘む、

投擲ぃ!!


「ダークら、グゥ!?」


アリカの投げた短剣がデイバーの脇腹に刺さる、

いまだ!!


「ぐ!?ダークラン、ぐがぁ!?」


再び詠唱しようとしたデイバーをアリカは、顎を殴り上げる、


「はぁ!!」


次ぃ!!

アリカは、デイバーの腹を殴る、


「かはッ!?」


デイバーが唾液とポリゴンを撒き散らしながら吹っ飛ぶ、そして、机にぶつかり止まる、衝撃を受けた机が粉々になる、


「ぐごぉ…」


アリカは、悶絶しているデイバーに歩いて近づく、そして、デイバーの脇腹に刺さった短剣を抜く、デイバーの脇腹からポリゴンが漏れる、


「ぐぅ!?」


アリカは、倒れたデイバーの頭を踏みつける、


「……何か言い残す事ある?」


「ま、待て!?、話せば分かる、そうだ、金をやる、幾ら欲しい?、だからいい命だけは!?」


デイバーが命乞いをする、


「終わり?」


「や、やめろ、わしには、永遠の命をて」


バキャッ!!


言い終わる前に頭を踏み砕く、ポリゴンが飛び散り、残った体もポリゴンに変わると同時に、ゾンビ達もポリゴンに変わる、


「ふぅ…」


《スキル《格闘術1》を獲得しました。》

《スキル《投擲》を獲得しました。》

《称号《不死殺し》を獲得しました。》

《称号《悪人狩り》を獲得しました。》


スキル解説?ぽい物やってみた、


《幻影》緊急回避技、一度使う度に30分のリキャストタイムが挟まるためアリカは滅多に使わない、





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