アリカ、巨大ゴーレムを作る
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ゲームにログインした私を妖精達が出迎える、
『ーー!』
「おはよ」
私は、妖精達にクッキーを手渡す、
『妖精から、妖精の粉を貰いました。』
これ、何かに使えるのかな?
アリカは、粉をアイテムボックスにしまう、
「そろそろクッキーが無くなってきたなぁ…」
そう考え砂糖を生産して、クッキーを作る、
「よし完成」
クッキーをかなり作りアイテムボックスにしまう、
ピコン!
「ん?第一回イベントのお知らせ?」
へぇ…第一回イベントは、襲撃イベントになります、街に襲ってくるモンスターの大群を倒してポイントを獲得しましょう。ねぇ…
「なるほど、モンスターの大群ねぇ…やる事も無いし、イベントに向けて戦力増強でもしようかなぁ…」
よし、まずグリムスの報酬を確認しよう、まずは、本から、
『創生生物本』
材料を消費して、物語の生物を作り上げることができる。
つまり、グリムスの様な事ができるって事ね、あとは、ドロップ品として、Sランク魔石をゲットした、本は、材料が無くて使えないから、ゴーレムにしよう、今回は…巨大なゴーレムを作ってみよう、
「材料は、木は脆すぎ石と鉄は大量に獲得できないから無し、あとは…」
アリカは、アイテムボックスの中を覗く、ふと目に付く物を見つけた、
「これにしよう、トレントの木材、」
騎士君と護衛ゴーレムと一緒なら楽に狩れるはず、
「よし行くか、」
森に入りトレントを探す、見つけたトレントを片っ端から狩っていく、そうして、40体くらい倒して材料にする、
「よし、作るか!」
流石に、路地裏では狭すぎて巨大ゴーレムは作れない街だと目立ち過ぎる、だから森の中で作りあげる、
「ん?」
アリカは、トレントの木材に魔力を流してみる、すると木材が少し再生したのだ、
「この性質、使えるかも、」
カチャ!メリッ!バリッ!
4時間が経過した、
「ふぅ〜完成っと」
『マジックウッドゴーレム』
名前:ジャイアント
HP:1000
MP:1630
種族:ゴーレム種
スキル:隠密8、水魔法3、風魔法3、土魔法3、自己再生、存在隠蔽、解体、干渉妨害
トレントの木材を加工しSランク魔石をコアにCランク魔石複数個をサブに使って作ったゴーレム、トレントの木材の影響で再生能力が付いて、主人によって幾つかスキルを付与されている。
見た目は、トレントの木が絡まり合って作られた巨人に見える、だが人型では無い大きさは大体4メートルぐらい、腕は木を何重にも圧縮して斧や剣の刃が立たない位で、鋭く尖った指先、人を簡単握り潰せる大きさをした手のひら、そんな腕が4本生えている、頭は無く、龍の顎を思わせる顔が胴体から生えている。
『オォォォォォォ!』
「めっちゃ強くなったなぁ」
私は、ジャイアントに命令する、
「私が呼ぶまで、隠れながら待機」
そい言うとジャイアントは、存在隠蔽、隠密、土魔法を使い地面に潜る、
「かなり、時間を使ったなぁ…」
そうしてアリカは、街に戻りログアウトする
ゴーレムの見た目は、4本腕のテムズトロルのイメージが近いです。