アリカ、依頼を受けてパーティに誘われる。
「ログインっと」
さて、今日はどうしようかな……
そういえばギルドのランクを上げて無かったはず、今日はギルドのランク上げをしようかな、
そうして、私はギルドに歩みを進める。
「さぁーて、適当にホーンラビットの討伐を受けてホーンラビットの角を幾つか納品して完了っと」
私はホーンラビット討伐依頼を受け、持っていた素材を提出する。
よし、これでDランクになったから、次は…
「フォレストウルフの討伐とトレント討伐にしよう」
アリカはその二つの依頼を受けることにした。そうして、ギルドを出ようとすると、
「なぁ、ちょっといいか?」
「うん?」
何故か呼び止められた、なんだろ?
「フォレストウルフの討伐依頼受けたろ、そのモンスター強いからさ、俺らとパーティ組もうぜ」
3人組の男に話しかけられた、
どうやら、パーティの勧誘のようだ、けど…
「せっかくのお誘いですけど、お断りします。」
私は一人で自由に遊びたいのだ、パーティに入りその時間が減るのは嫌だ、
「で でも、一人だとやられるよ、だからさ、俺らとパーティ組んだほうがいいって!」
しつこいなぁ…ナンパか?はぁ…うざったい
「いい加減しつこいです、パーティには入りません。では、さようなら。」
私は話を切り上げギルドを出ていく、
そうして、北門を抜けアリカは森に着いた
はぁ…さっきのパーティが後ろからこっそり着いてきてる、しつこいなぁ……
アリカは草陰に入り隠密と存在隠蔽のスキルを使う
「ッ!居ない!?どこ行った!?」
「探すぞ!まだ近くにいるはずだ!!」
アリカは木の枝にのり観察する。男達は大声を上げアリカを探している
うゎ…ほんとにキモイなぁ…
そうして男達の騒ぎにモンスターが寄ってきた。
『グルゥ!!』
草陰からフォレストウルフが飛び出し一人に噛み付く
「ッ!?クソッ」
男の一人が死亡する
「!?お おい、逃げるぞ!!」
「チッ!!分かった!!」
男二人が、フォレストウルフから逃げ出す。そんな隙を、フォレストウルフが見逃す筈も無く……
『グルガァッ』
「ぎゃッあぁぁ」
また一人死亡する。最後の一人は、なんとか森から逃げ出した、
さて、邪魔者も居なくなったし、やるかぁ…
そうして私は、枝から飛び降りフォレストウルフに奇襲する、
『ギャンッ!?』
私の奇襲によってフォレストウルフは命を落とした
「これで、フォレストウルフの依頼は完了」
次はトレントだ、
そうして、フォレストウルフを解体して、森の中を進む、
しばらく森の中を進み遂に目標を見つけた、体は木そのもので顔は牙の生えた口のみが有る、根っこが足になっていて、体から生える2本の枝が腕を模している。
私は左手に短剣、右手にロングソードを構え、唱える
「召喚、騎士君」
『グオッ!!』
トレントは、腕を鞭のように振るい攻撃してくる
「ッ!?あっぶなッ!」
私は避けて、騎士君は盾で受ける、
危ないなぁ、次はコッチの番だ!!
アリカは、トレントをロングソードで切り付ける、
『グオォォォ!?』
よし!、かなり効いたな、
トレントは怒りで腕を振り回す、アリカは、それを短剣で、弾きロングソードで腕を切り落とす。
『グォォ!?』
「解体発動!コレでトドメ!!」
そう言いアリカは、短剣術のアーツを使う
「バックアタック!!」
そうして、トレントは倒れた。
アリカは、トレントを解体して、アイテムボックスにしまった、そして街戻ろうとする、
「あっ…さっきの奴らが居るかもだから街でも隠密と存在隠蔽スキル使うか、」
そうして、アリカはスキルを発動し街に戻り、ギルドにフォレストウルフの牙とトレントの小枝を納品する。
「今日は、これくらいかなぁ……」
そう言い、ログアウトする。