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第一話 入学式

はじめまして。はるスターです。今回初めての投稿となります。文才もなければ、書き方すら分かりません。どんな風にすれば良いのかも分からないので、少しずつ面白くしていけたらなと思っています。よろしくお願いします。

まだ少し肌寒い4月。

 学生、社会人は入学や進級、入社など新たな環境になるため不安を抱きつつ、どんな未来が待っているのかと期待を膨らませているだろう。

 その例に漏れずに俺こと『北嶋士童』は今年から始まる高校生活に期待を膨らませている。


―――――――――――――――――――――――――――


 入学式は緊張するものだ。いや、入学式事態は緊張しない。だが、入学式の後が不安で仕方がない。これは俺だけではないだろう。事前にクラスは分かっているが、クラスにどんな人物がいるのかが全く分からないからである。中学の友達7人でこの青蘭(せいらん)高校を受験したが、俺は1人で国際数理コースに受かり、他の6人は普通科だ。つまり、クラスメイトに知り合いはいないということだ。そんなことを思っていると手が震えてきた。俺は小心者だとつくづく思う。そんなこんなで式が始まる。


 「新緑が輝きを増し、すがすがしい春の風が吹き抜けていく今日の佳き日に、320名の希望に満ちた新入生の皆さんを迎えることができ、青蘭高校として、まことに慶びに耐えません。〜〜」


 校長の話はやはり長い。パイプ椅子に座っているがお尻が痛くなってきた。そう思った俺は暇とお尻の痛さを紛らわせるためにクラスメイトにどんな人がいるのか確認を始める。

(まずは隣を…ん!?え、、マジで!?)

俺は少し驚いた。隣に座っている人は俺が一方的に知っている人物だったからだ。


 その人の名前は『岡祥太郎(おかしょうたろう)

 俺は中学の時テニスの試合で岡君を見たことがあった。中学2年の頃、俺含む同級生のテニス部員はとある3年の先輩に暴力まがいのことをされていて、対立していた。そんなある日、試合で岡君とその先輩が戦って、岡君が先輩を完膚なきまでに叩きのめしたのだ。言い過ぎかもしれないが、俺たちにとって岡君は英雄みたいなもんだ。


 岡君を見つけた俺は満足してクラスメイトの確認はやめることにする。そして、特に話を聞くわけでもなく入学式が終わるのをひたすら待った。


―――――――――――――――――――――――――――


 ようやく入学式が終わった。今は担任の先導で各々の教室に向かっているところである。ちなみに俺は1組である。国際数理コースは1,2組となり、2年で理系を選べば1組に、文系を選べば2組になる。俺はまだどちらか決めかねている、、というか考えていないのが本音である。まあそれは置いといて、どうやら教室に着いたようだ。黒板に書いてある出席番号を見てそれぞれ席につき、担任の話を聞く。

 提出物を提出し終えると「じゃあ自己紹介しましょうか!」と、担任が言う。

 そう、、スクールライフにおいて最も重要であり、最も鬼門であると言っても過言ではない一大イベントだ。そんな大事なイベントであるのに、俺は何も考えてこなかった!!すっかり忘れていた。

もし昨日に戻れるなら戻りたい。昨日の自分をぶん殴りたい。みんなが無難な自己紹介していく中、俺は頭をフル回転させて自己紹介の内容を考える。そして俺は1つの答えに辿り着く。

(自虐ネタを入れたらいいのでは…?)

 

 俺の順番が来たので、席を立つ。

「はじめまして。桜沢中学出身の北嶋士童です。中学の頃は硬式テニス部でキャプテンをしていました。キャプテンと言っても1回戦負けの雑魚なんでそこ覚えておいてください。だから、高校ではバドミントン部に入ろうと思ってます。ちなみに、最近の個人的なニュースは某漫画の連載が終わったことです。」

 無難ながらも自虐ネタを入れて自笑しながら自己紹介を終える。


こうして俺はなんとか入学初日を乗り越えたのである。

んー。。あんまり面白く書けなかったなぁ…

すみません!

これから色々な展開を用意したいと思います。

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