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女王の寿命

鈍い音が寝室に響く。けれどロリエは子供のようにケラケラと笑いだした。

「ライア好きよリリをよろしくね。」

術のおかげで体調が良くなったのか、ロリエは立ち上がり着ているドレスをひらひらさせるようにくるりと回った。

「全くそういうところは変わってないんだから。」

ロリエはいつか死ぬ。でも私は死なない。これから100年経とうと。禁術を使えば私は死ぬけど、かけられた人は死ねなくなる。この生き地獄を味あわせたくない。だけどまだ、まだ生きて欲しい。そんな思いが溢れて来たところでライアは深呼吸し、ロリエの体の状態を話し始めた。

「あと2ヶ月は持たせられるわ。少なくとも私の術だけではの話。例の血でそれ以上生きられるかもしれない。」

ライアの言葉にふふっと笑みをこぼす。そして彼女は言った

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