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ごめんね、あたし、もう駄目かもしれないよ。この、心のひだに、タッチしてみて?

作者: 秋葉竹



おい、

『青春は心の歪み』なのか?

すっげー、詩を書くヤツいるよなぁ。

そういえば、そう言われてみればその通りだなぁ。

あぁ、そうだな、


ま、いってる内容は内容として、

その言葉遣い、なんとかしやがれ。


てめ、女だろ〜が。



ゴメン、


あ、でも、本当だと思うわ。

あたしは、そんな本や物語や詩や歌や

映画やドラマやアニメや短歌や絵画や

夢や希望や愛や理想や、

憎悪や絶望でさえ、

語られるようなそんな煌びやかでド派手な、

そんなカッコよかったり、

あるいはかっこ悪かったりする派手さを含めて、

そんな青春には、ご縁がなかったもの。


てか、本当にそんな青春って、

ゲンジツに、存在するかどうかさえ、

疑問だわ。


だから、あたしは、こっちが凄いなぁと

思ってしまうのだ。

青春は、心の歪み、って。


いいもわるいも、思春期も、

なーんにも考えずにやってるわけじゃあ

ないからね。

心に染み込む、黒いものって、あると思うの。

てか、あたしは、あったの。


そんな深い意味はないって。

そんな低い調子で頷かれても、困るの。


でもね。


でも、



なあ、てめ。

いーカラダ、してんじゃねーか。

ちょいと、触らせろよな?

いーじゃねーか、

べつにへるもんじゃ、ねーんだしよ?




こんな、下卑た言葉に動揺しちゃう

ウブなあたしもいたり、してさ。

もっと、青春。

乱れちゃってても、よかったかなぁ、とか、ね?






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