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春は短し

作者: 流風


《春は短し》


世の宴を謳歌しよう

春は短し

桜は舞い散る


走り逝く時には少し

お休みをあげて

僕らが笑い合えば

不思議な力が働く


憂いも辛さも

この世に有り余ってるから


僕らの世界は曇り歪んだけど


唄おう

ふわりと消えてしまう歌声でも

踊ろう

他人が笑う舞であっても


今を謳歌しよう

散りゆくその時が来るまで


君の宴は続く



《境界の彼方へ》


(つい)の日

境界に立ち見えるものを探す


見失ったものはどちら側にあるのだろ?

計らずもありしものは笑う


その微笑に惑わされた日々に

サヨナラを呟き懐古する


悪意の軍門に下りし善意

見下げた奴に成り下がった己


それでも幾千年の(のち)まで

君と共にあらん事を願う僕に

許しがありますように


曖昧で不確かなラインを消して

線引を取り払う


この苦しみに終りが来る事を願って


善も悪もない生を生きたと

想うんだ





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