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―time slip―Ⅰ  作者: 来栖來玻
第壱章 幕開け
3/78

~~ 優side ~~



呼び出された優は、ある廃墟ビルの前にいた。


「ここか」



優はそう呟きながらビル全体を見渡した。


今にも、崩れ落ちそうなビル……


「なんでこんな場所に呼び出すかなぁ……。」


ビルを見て愚痴をこぼす優。


正直、入りたくは無いのだが入らないわけにもいかない。


「はぁ……」


優は、ため息を吐[つ]きながら、首に巻いていた黒の布を口元まであげ仕方なく、ビルの中へと入っていった。



ビルの中は、外よりも息苦しく感じられた。


砂埃と一世紀以上舞ってきたごく微量の火山灰が混じり息がしづらい……


〈ここはもう駄目だな……息がしづらい。確か6階だったね…早く終わらせて他の場所へ行こう。〉


そう思うと優は早足で6階まで上がって行った。




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