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ご覧あれ~!!
忌々しき平野によるとこう言うことらしい。
奴(高木杏里)は中学時代から変人で、宇宙人との交信、変な呪文を唱えてたり、召喚術などと抜かして魔方陣を描いたり、そんなバカなことをしていたそうだ。
まるっきりバカか、あいつは?
「あんな変人に話しかける事態は一種の気の迷いでもしないぜ。」
自分の武勇伝でも語ってる口ぶりで平野が話していると爽やかBOYの小川が余計なことを口ばしりやがった。
「そういえばさあ。リョウも中学時代に似てない。」
おい!!それだけは死んでも言われたかなかったのに。
すぐさま、小川を睨んだ。
奴はごめんねオーラをだしているが、こいつをみるよりも平野の口を閉ざせばよかったと後悔している。
平野は放送禁止用語(俺の中で)を、大声で言いやがった。
「お前高木みたいなことをしていたのかよ!!」
今の言葉はクラス中に響いたことだろ。
俺の楽しいはずの高校生活はここで終わったといってもいいかもしれない。
閲覧有難うございました!!