番外編 翔の髪が長い理由
スピンオフとして書いていたモノですが、こっちに持ってきました、
「そういえばなんだけどさ、何で翔って髪伸ばしたの?」
結構長いけど、と幼馴染が翔の髪の毛を丁寧にときながら問いかけた。
「ん、あー。何でだろ。」
幼馴染、世話焼き美少女こと此里紗良の質問に応えたのは残念イケメン、黒神翔。応えたのは応えたのだが、答えにはなっていなかった。
ともあれ、不思議である。紗良は、結構と言ったがはっきり言って翔の髪の毛はとても長い。うなじの辺りから編んだ三つ編みを左肩の方に垂らしている。簡単にいえば、体の後ろで編んだものを体の前にやっている。それなのに、腰まであるのだ。解けば随分な長さになる。軽く見積もって太腿の真ん中ぐらい迄はあるだろう。
いつも電車で解いている紗良だが実は結構苦労している。絡まっているから、ではない。寧ろ触った感じはサラリと流れるような感じで絹を触っているのではないか、と思ってしまうほど綺麗な髪なのだ。男なのに。残念なやつなのに。
では、紗良が何に苦労しているのかというと、それはズバリ長さだ。触り心地が良くて気持ちいいから髪をとくのは結構楽しいと思う。でも、長さにイライラするのだ。ほんとほんと。
話が逸れに逸れた。
そんなことはどうでもいい。
じゃあ、何で翔はここ迄髪の毛を伸ばしたのだろうか。
翔の母こと、黒神夕子に聞いてみました。
「そんなの、決まってるじゃない。」
ほう。
「女の子が欲しかったんだけど、ちょっと無理で…。ヘアアレンジをしてみたかったの☆」
夕子(38)は☆を飛ばしました。
「見てみて!ほら、これなんて可愛くない?」
アルバムにある1枚の写真を見せてきました。
「うふふ、ツインテール☆」
写真の隣のメモには綺麗な字で"翔、6歳のバースデイ"と描いてあり、本題の写真にはショートケーキを幸せそうに頬張るツインテールの翔がいましたとさ。
結論…髪の長さは夕子のわがままでした。
そして、そんなことは幼馴染の紗良は知る由も無いのでした。
読んだ方すみません。
読まれてない方、翔の髪が長い理由どうでした?結構、くだらなかったでしょ。まぁ、僕の文才の無さが原因なのですが。
てか、ゆーこさん久しぶり。殺しちゃってごめん。ちゃんと、ちゃくちゃくと葬式の準備進んでるから安心して。(え、そこじゃない…だと?!)




