台風、小鳥遊小鳥
部活が忙しくてかけませんでした(言い訳)
さて、如何したものか…。
というのが、残念イケメン黒神翔の心境なのである。
何が、如何したものかなのかというと、翔はものすごく暇なのである。(すごくくだらない理由だが)
寝ようかと思ったが、特に眠たくもないし、何かを食べようと思ってもさっき昼食を食べたばかりでお腹がいっぱいだし、テレビを見ようにもオタク系少年は基本的にバラエティというジャンルは手を出さない。いつもやっているゲームは家だし、スマホはポケットにはあるもののバッテリーが(周到に)抜かれているようで電源が付かない。おまけに、だだっ広い部屋にはベッドとソファーとテレビとテーブルと本(ただし、日本語ではない)、が置かれているのみで非常にシンプルである。良く言えば、シンプルなのであって悪く言えば殺風景なのだ。
「うーん、何をしようか。」
この部屋からの脱走を試みたりした訳だが、(律儀にも)約束は守るタイプなので本気で出ようとはしなかった。
結果、
「うへぇー、やっぱり暇だ。」
うだってました。
「こうさ、ゲームって言ってゲーム出てきたら面白いのになー。」
遂に、妄想までし始めました。
「いえ、何と言いますかゲームって言ってゲームは出てきませんが人間は出てきちゃいますよ?」
何処からともなく女性の声が…?!
「な、何だ?!」
びっくりする翔。
あ、ソファーから落ちました。
「いやぁ、どーも。初めまして。私、黒神秀社長の(多分)秘書の小鳥遊と申します。あ、フルネームは小鳥遊小鳥ね。ほんと、小鳥小鳥ってどんだけ小鳥好きなのよって感じよねー。ま、私のことは気軽にバードちゃんとでも読んでくれたまえ。はっはー」
秘書に多分って何だよ、何かやらかしたのかよ…。
てか、うんバードちゃんって何か方向性間違えてる気がするね。
「あ、はぁ…どうも。黒神しょ「あ、貴方のことは秀くんからいろいろ聞いてるわ!いやぁ、何で年下に向かって社長って言わなくちゃいけないんだろうとか思ってることは内緒よ!」うです…。」
マイペースに生きてる残念イケメンが圧倒されてます。
いやぁ、ほんとすごくガツガツかつサバサバですが見た目はアレですよ。結構な、美人さんですよ。キャリアウーマンっぽい。
「それで、ゲームは…?」
小鳥遊が怖いのか怯えながら聞く翔。
「もちろん、無いわ!」
無いのかよ。
「そうそう、社長から伝言よ。今日の夜、何か精密検査?するらしいわ。貴方もやしみたいだものね。何か病気でも持ってんの?」
もやし、とは言い得て妙である。
兎に角、肌が白い。透き通るように白い。というより、全体的に色素が薄い。藍のようにも見える紺色の髪に月に蜂蜜を垂らしたような独特の煌めきを持つ金色の瞳、桜色をした薄い唇。どれを取っても美しい。しかし、肌が白すぎる。蒼白い。血の気が無い。
結果的に、美しい見た目が肌によって台無しになっている。
「うーん、あんまりわかんない、かな。」
「何それ?自分のことも分からないの?ふぅーん。まぁ、社長ってば結構思い付きでいろいろやるから精々振り回されないようにがんばんなさいよー。」
とだけ、言い残して去って行った。
翔は、密かに台風のような女だ、と思った。
それにしても、暇だ。夜になるまで何をしようか。
翔は、小鳥遊が去った後もひたすら考えていた。
翔のビジュアル(?)公開した。
あと、小鳥遊さんこれから出すか迷う。
いろいろお話考えてるといっちゃん最後の終わり方ばっかり頭に浮かぶの。
まー、ネタバレは好きくないのでやめときますが。
あと、言い得て妙っていう表現方法が好き。多分、よく使う(と思う)




